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剣戟の付与術師  作者: 八映たすく
第三章
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百八十九話 侵食


 暗く、何も無い。目の前に広がる世界は酷く退屈でなんの刺激もないものであった。


 けれどそんな世界の中に、カチカチと一定のリズムで響くか細い音が響き始め、そして遅れて人間の呼吸のような音、紙同士が擦れるような音が聞こえ始める。


 そしてそれに反応するように左の手を動かそうとした瞬間、ずっしりと全身に僅かな重みと温もりを感じる。


 そこで少年は自らが眠りについている事、そしてたった今目覚めようとしている事に気がつく。



「⋯⋯こ、こは?」



 ゆっくりと瞼を持ち上げ、差し込んでくる照明の光に目を細めながらコウタは掠れた声で小さく呟く。



「⋯⋯あら、もう起きたの?」



 すると直後、コウタの耳には少女の声が響き、顔を向けるとそこには小説のような本を片手にまじまじとこちらの顔を覗き込むエイルの姿があった。



「⋯⋯エイルさん⋯⋯っ、マリーさんは!?」



 少女の名を呼びながらゆっくりと思考を動かし始めると、数秒してすぐに思い出したかのように身体を持ち上げ、彼女の両肩を掴んで声を張り上げる。



「⋯⋯うわっ!?急に大きな声出さないでよ!」



「それより、マリーさんはどこですか!大丈夫なんですか!?」



 突然の行動にエイルはそう叫びながら両手を前に出して突き飛ばすが、それでも興奮の治らないコウタは、すぐに身体を起こして再び問いかける。



「問題無いから!容体は安定してるらしいし、今はセリアがついてるわ。」



「⋯⋯っ、良かった。」



 堪らずエイルは速い口調で説明すると、コウタは力が抜けたようにベッドに倒れ込んで身体を預ける。



「⋯⋯まったく。」



「⋯⋯そういえば、今回はどのくらい寝てました?」



 呆れたような彼女の言葉を聞き流しつつ窓の外に視線を向けると、コウタはふとそんな疑問を投げかける。



「今回?⋯⋯寝てたのは二時間くらいじゃない?」



 少女は質問された直後に視線を時計に移し、その時間を見て大雑把にそう答える。



「⋯⋯⋯⋯。」



(前回や前々回よりかなり早い。発動時間が短かったからか?)



 その答えを聞いて、すぐさま過去に霊槍を使用した時の状態と比較する。



「後の問題と言えば、呪剣か。」



 そして自分の中である程度の結論が出ると、最後に今回の目的であった剣の存在を思い出す。



「——その事なら問題ない。」



 直後、コウタの小さな呟きに反応してドアの向こうから聴き慣れた声が聞こえてくる。



「⋯⋯アデルさん。」



「砕けた呪剣はリンブ様から譲り受けた。」



 ドアの方へと視線を向けると、そこには鞘に収められた呪剣を手に持ったアデルがこちらに歩み寄ってくるのが見えた。



「よく譲ってくれましたね。」



「明確にその恐ろしさを目の当たりにしたからな、関わりたくないのだろう。」



 呆れたようにコウタが呟くと、アデルはそう答えながらエイルの横に立ってコウタにその剣を差し出す。



「で、どう思う?」



「どうって⋯⋯?」



 差し出された剣と共に投げかけられた質問に、コウタは思わず首を傾げて問いを返す。



「持ってみてくれ。」



「⋯⋯⋯⋯っ、力を感じない?」



 言われるがままに剣を持った瞬間、コウタはすぐにその異変に気が付いた。



「⋯⋯いや、正確には僅かに残ってるけど、なんで?」



 気のせいかと剣を両手で力強く握り締めて柄に額を当てて目を瞑ると、じんわりと気持ちの悪い力が流れ込んでくるのを感じるが、それでもさっきまで発していた溺れるほどの大量の力と比べれば遥かに弱体化している事に変わりは無かった。



「恐らく、砕かれた事によって力を失ったのだろう。」



「どう思う?これで脅威を取り除けたと思えるか?」



「確実にとは言い難いですけど、力が落ちているのは事実です。とりあえずはこのままで保管しておきましょう。」



 アデルの説明と質問を聞いて、素直に自身の考えを述べると、震えた手でその剣をアデルに返す。


 するとそれと同時に今度は開きっぱなしであったドアからコンコンとノックする音が聞こえる。



「⋯⋯っ、セリアさん。」



 三人が同時に顔を向けると、手ぶらのセリアが少しだけ明るい表情でこちらを覗き込んでいるのが見えた。



「あら、コウタさんも目が覚めたのですね。」



「⋯⋯コウタさんも、ってことは。」



 声に反応してセリアがそう言うと、コウタは彼女の発言をピックアップして小さく呟く。



「ええ、今し方マリーさんが目を覚ましましたわ。」






 四人はすぐさまコウタの部屋を出ると、宿屋の廊下を走り抜けてマリーのいる女部屋へと向かう。



「⋯⋯マリーさん!」


「⋯⋯っ!?」


 真っ先にドアを開けたコウタは、部屋に駆け込もうとするが、直後に彼女の姿を見てその動きを止める。



「⋯⋯あ、コウタさん。」



「⋯⋯マリー、さん。」



 窓の方へと視線を向けていたマリーは、一瞬遅れてコウタに気が付き、声を上げるが、コウタの表情は血の気が引いたように真っ青になっていた。


 呪剣が砕かれた事により、彼女を覆っていた闇の力は消え、目には光が戻り、セリアの治療によって身体中にあった傷も消えた。


 けれどたった一つだけ、彼女の身体から消えていない変化が存在していた。



「⋯⋯⋯⋯?⋯⋯どうかしました?」



「その、髪。」



 不思議そうにマリーが首を傾げると、コウタは震えた声でそう呟き、ゆっくりと彼女に歩み寄っていく。



「⋯⋯髪?⋯⋯っ!」



 毛先だけが紫色に染まっていた彼女の髪は、呪剣の影響から逃れた今もなお、戻る事はなかった。


「⋯⋯あれ?戻ってない。」



 言われるがまま自らの髪を持ち上げて眺めると、マリーも遅れて自身の髪の変化に気が付く。



「肉体の治療は全て終えました。嫌な雰囲気も感じませんし恐らく問題もありません。けれど、ソレだけは元に戻りませんでした。」



 コウタがゆっくりと歩み寄り目の前で片膝をついてその紙に触れると、その背後からセリアが言いづらそうにそう述べる。



「⋯⋯他には、本当に問題無いんですよね?」



 振り返る事もせずにそう尋ねる彼の声は、怒りと恐怖で僅かに震えていた。



「ええ、恐らく。」



「だ、大丈夫ですよ。痛みはありますけど、あの気持ち悪い感じは残ってませんから。」



 暗い雰囲気が漂い始めると、マリーは即座に明るい声色でそう言い放つ。



「だから、そんな顔しないで下さい。」



 そして、彼女にしか見えていなかったコウタの表情を隠す為に、マリーはゆっくりとその手を払いその身体を抱き寄せる。



「⋯⋯っ、情け無いですね。本当に。」



 彼女を守る為に戦ったのにも関わらず、その彼女に慰められている事に気が付き、コウタは心底呆れたような声で小さくそう呟く。



「いいえ、今回も守ってくれたじゃないですか。」



 マリーはその言葉を即座に否定して、抱き締める腕の力をゆっくりと強めていく。



「⋯⋯無事で良かったです。」



 そしてコウタも大切なものが此処にあると確認するように両手を彼女の背中に回してそう呟く。



「心配かけてごめんなさい。」



 そしてマリーも、それに応えるように罪悪感と安心感の込められた声でそう呟く。



 その光景は、一見微笑ましく見えるものの、その実、それは彼らの強すぎる程の共依存関係を示していた。



 それはかつての異世界における二人の少年少女のようであったが、少年自身はまだその事実に気が付いてはいなかった。



「⋯⋯はぁ、終わりよ終わり。二人とも離れなさい。」



 そしてその時間も長くは続く事はなく、長い沈黙に業を煮やしたエイルがパンパンと手を打ち鳴らして二人に声をかける。



「⋯⋯っ、す、すいません。」



 それに反応してマリーは、自らの行いを思い起こすと、その恥ずかしさで思わずコウタと距離を取る。



「コウタ、アンタだって軽症じゃ無いんだから大人しくしてなさい。」



「⋯⋯分かりました。」



 そして次に少しだけ機嫌が悪そうにコウタを指差して離れるように言い放つ。



「ほら、肩を貸すぞ。」



「すいません。」



 立ち上がるコウタに対してアデルが手を伸ばすと、コウタも申し訳なさそうに手を取り二人はエイルに続くようにそのまま部屋の外へと向かう。



「セリア、引き続きマリーの看病を頼む。私はコウタを部屋に帰し次第戻ってくる。」



 そしてドアから外に出てエイルが扉を閉めようとした瞬間、アデルは申し訳なさそうにそう呟く。



「ええ、お任せください。」



「マリーさん、貴女も大人しくしていて下さい。⋯⋯あら?」



 閉じ切ったドアに笑顔を見せながら、ベッドの方へと振り返ると、その先でマリーはこちらに背を向けて窓の外へと視線を向けていた。



「⋯⋯どうかなさいました?」



 だがよく見てみると、彼女の顔は少しだけ下に傾いており、視線は窓ではなくその下の壁辺りにあるのに気が付く。



「いえ、何でもないです。」



「⋯⋯少し喉が乾きましたわね。何か持ってきましょうか?」



 そんな素っ気ない返事を聞いて何かを察すると、セリアはわざとらしい態度でそんな質問を投げかける。



「⋯⋯ハニーミルク、甘いのが欲しいです。」



「⋯⋯分かりました。とびきり沢山の蜂蜜を持ってきましょう。」



 そして予想出来た答えを聞いて満足げに頷くと、すぐに踵を返して外に出て行く。



「お願いします。」



 そして一人残されたマリーは、小さく目を瞑って自らの業の深さに呆れ果てる。



「⋯⋯⋯⋯はぁ、ダメだな。」



 無茶をして、暴走して、そして倒れて、仲間を散々心配させた。



 のにも関わらず、目が覚めて真っ先に自分を心配してくれた仲間たちへの感謝や謝罪よりも、少年に抱き締められた事に胸を高鳴らせている。



 そんな独りよがりな自分に対してひどく辟易してしまう。



「⋯⋯醜いな、私。」



 眺める窓ガラスに映る見慣れない自分の姿は、ガラス越しにも伝わる程に赤く頬を染めており、そんな事実から逃げるように視線を外して下唇を噛む。


 罪悪感と共に溢れ出すこの胸の高鳴りは、しばらく収まってはくれなさそうだ。








 そして同じ頃、彼らとは遠く離れた場所にあるシューデの森では、一人の少女が馬車から飛び降りて帰還していた。



「ちっ、あーあっ、結局宝は壊れたし敵には逃げられたし散々だったな。」



 闇夜に輝く月光のみが差し込む森の中を、一人歩み進めるアマネルは、誰に言うでも無い呟きを吐き出す。



(⋯⋯特にあの攻撃⋯⋯半端じゃ無かったな。)



 そして最後に呪剣を手にした少女から受けた攻撃を思い出して不愉快そうに舌打ちをする。



「⋯⋯さっさと戻って憂さ晴らしするか。」



 そしてヅカヅカと歩みを進めて行くうちに、彼女はすぐにある違和感を感じ始める。



「⋯⋯⋯⋯ん?」



「迎えがねえ?」



 そう呟いた通り、本来ならば森の入り口に入った時点で来るはずの迎えがアジトまでの道の半分を過ぎた今となっても来ていないのは彼女にとっては少しばかりおかしな事態になっていると言わざるを得なかった。



 探索スキルを持った部下は少なからずいるはずであり、たとえ彼女のことを侵入者であると勘違いしているにしても、攻撃の一つもないのはやはり今の状態が普通ではない事を示唆していた。



(⋯⋯いや、それどころか、見張りすらいねえ。)



「⋯⋯なんか変だぞ?」



 そして遅れて周囲に人の気配が無い事に気が付き、とうとう頭の中で膨らんでいっていた違和感を口にする。



「⋯⋯おい、カイース!ユーリス!!」



「⋯⋯⋯⋯っ、ちぃ。留守の間に何があった?」



 そして最も信頼していた二人の部下の名前を叫び、返事が無いことを確認すると、事の大きさを理解して駆け出す。



「⋯⋯っ!?」



「う、ううっ⋯⋯。」



 森の中を高速で駆け抜けて行く中で視線の端に、血に慣れて地面に倒れ伏す一つの人影を見つける。



「⋯⋯おい!どうした!」



 そして自らの能力を用いて高速で飛び込んでいくと、すぐさま呻き声を上げる男の身体を抱き上げる。



「⋯⋯アマネル⋯⋯さん、逃げ、て。」



 が、その男は最後の一言を彼女に託し、そのまま息を引き取る。



「くっそ、敵襲か!?裏切りか!?どっちだ!おい!何があったんだよ!!」



 興奮したアマネルは、既に事切れた男の身体を揺らして叫び散らすが、当然返事が返ってくる事は無かった。



「⋯⋯っ、あっちか!」



 そして一瞬遅れて背後に強烈な気配を感じ取ると、すぐに歯を食いしばりながらその方向へと飛び込んでいく。



「⋯⋯おい!カイース!」



「⋯⋯っ!!」



 そして鬱蒼と生茂る草木をかき分けて先程まで戦闘を繰り広げていた空間にまで出ると、彼女は目の前に広がる光景に思わず絶句する。



「⋯⋯⋯⋯。」



 そこにあったのは大量に積み上げられた仲間達の死体とそこから流れ出た血液から生み出された真っ赤な血の水溜り、そしてその中心にはフードを被った老いた男が立ち尽くしていた。



「⋯⋯そん⋯⋯⋯⋯なんっ、嘘、だろ?」



 混乱する頭の中でなんとか紡ぎ出した言葉は、最後まで形になる事はなく、途切れ途切れに繋がっていく。



「⋯⋯あ、ああ⋯⋯ああああ!」



「⋯⋯おや、漸く姿を見せたか。」



 そして篭った声で叫び声を上げると、それに反応した老人がくるりと振り返ってそんな言葉を呟く。



「その姿、街に行ったと見える。つまり私の役目は失敗していたという事か。」



「ルキには申し訳ない事をした。」



 そして彼女に対してそれ以上の反応を示す事なく、その男は独り言のようにぶつぶつと言葉を紡ぐ。



「だが過ぎてしまったものは仕方がない、自らの失敗は自らの手で濯ごうではないか。」



「ああ!ああああああああ!!」



 そして改めて男が振り返った瞬間、激昂したアマネルが自らの能力を全開にして周囲の木々をなぎ倒す。



「君もやる気があってありがたいよ。」



「⋯⋯⋯⋯っ!!」



(殺すっ!殺す殺す殺す殺す殺す殺す殺す殺す殺す殺す殺す殺す殺す!!)



 そして男が挑発するようにニヤリと笑みを浮かべると、アマネルは自らの背後に巨大な空間の歪みを発生させる。



「ぶっ、殺す!!」



「⋯⋯づああああああぁぁぁぁぁぁ!!」





「ジ・リベリオン!!」





 そして怒りに任せるまま腕を振り切ると、飛び出した次元の歪みは空間ごと世界を切り裂いて突き進む。



「⋯⋯⋯⋯ッ!!」



 そして男の身体にそれが直撃すると、一瞬遅れて風圧でめくり上がった草木や土が舞い上がる。



「⋯⋯はっ、はっ、はっ⋯⋯⋯⋯。」



「づぅ⋯⋯クソッ、クソが!!」



 仲間は死に、敵は両断し、そして最後に取り残されたアマネルは、激痛が迸る右腕を八つ当たりのように地面に叩きつける。



「素晴らしいな。」



 が、現実はそうはならず、彼女の耳に聞こえてきた声は、それよりも更に残酷な事実であった。


 舞い上がる木々が地面に落ち、視界が開けると、そこには彼女にとって、まさに有り得ない光景が広がっていた。



「⋯⋯っ!?」



「お前、なんで?直撃したはずじゃ⋯⋯。」



 たった今真っ二つになった筈の男は、五体満足な姿で目の前に立っていた。



「ああ、流石に効いた。私でなければ即死だったろうな。」



 そしてそんなアマネルの姿を見下ろしながら、男は皮肉混じりにそう言い放つ。



「だが、相手が悪かった。」



「死への餞として、受け取ってくれ。これが私のオリジナルスキル。」



 そして老人が左手を前に突き出してそう言い放つと、その瞬間、その手から上下に曲線を描くような光が飛び出し、そして右手からは真っ直ぐに伸びる光の棒が現れる。




神断矢イネヴァタブル



 そして右手の光の棒を左手に番えると、その手を弓のように引いて撃ち放つ。



「⋯⋯っ!?」



「⋯⋯が、っはぁ!?」



 突然の攻撃に回避すらできなかったアマネルは、なす術もなく左肩を撃ち抜かれる。



「⋯⋯⋯⋯。」



 鮮血が弾け、背後にある木に飛び散ると、一瞬遅れてアマネルの身体は沈み込んで地面に衝突する。



「こちらサティアタ⋯⋯⋯⋯ああ。」



 その場に沈黙が流れると、男は胸元から一つの宝石のような石を取り出して口を開く。



「アマネル・カエサルを殺害した。これより次の任務へと向かう。」



 そう言って彼女に背を向けると、魔王軍四天王、サティアタ・リルフェンは何も言う事なくその場から消え去っていく。



「⋯⋯くそ⋯⋯⋯⋯。」



 残されたアマネルは、消えかけた意識の中で、怒りと憎悪を滾らせながらその背に手を伸ばす。


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