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剣戟の付与術師  作者: 八映たすく
第三章
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百八十八話 禁忌の領域



 少女を中心として広がる紫色の光は、盗賊と魔族、二人の敵へと容赦無く牙を剥く。



「⋯⋯っこれ、嘘だろ!?」



 アマネルは咄嗟に自らの能力をドーム状に広げて防御の姿勢を取ろうとするが、衝突した直後にキリキリと不快な音を立てて見えない力ごと彼女を押し込んでいく。



「⋯⋯なにっ!?」



 同時にルキは自らの右手を突き出して反撃の体制を取るが、アマネルと同様に押し込まれる。




「⋯⋯っああああぁぁぁぁぁ!!」



 悲鳴にも似た叫び声は、溢れ出す光と共に徐々に膨れ上がり、目の前の敵を吹き飛ばす。



「⋯⋯⋯⋯ッ!!」



「あっぶねぇ!」



「⋯⋯どういう事だい、それ。」



 アマネルとルキの二人は、彼女の力を受け流しつつうまく着地をするが、その表情にはもはや好奇心も、野心も余裕も存在していなかった。



 彼らは今、目の前の少女がたった一瞬だけ振り回した力に対して、明確に恐怖したのだ。



「⋯⋯はぁ、はぁ⋯⋯これは、渡さない。」



 眼球は侵蝕されるように黒く染まっていき、美しく艶のある黒髪は溢れ出した力の影響でゆらゆらと舞い上がる。


 そんな状況下で彼女は妖しく輝く剣を強く握り締めて下手くそな構えを取る。



「調子に乗るな。」



「ストライクメテオ!」



 アマネルはそう言って周囲の瓦礫を操り、一点に押し固めると、マリーでは無く彼女の持つ剣に向かってそれを撃ち放つ。



「このっ!!」



「⋯⋯⋯⋯っ!?」



 抵抗しようと力任せに呪剣を振り回すと、その直後、過剰なまでの量の闇の炎が溢れ出し、飛翔した瓦礫の塊を跡形も無く消し飛ばす。



「驚いたな、これはまさしく⋯⋯。」



 その様子を見てルキが何かを確信し、冷や汗を垂らしながら口を開いた瞬間、彼女の身体からとてつもない量の紫色の煙が溢れ出す。



「⋯⋯ぐっ⋯⋯ああぁぁ⋯⋯!!」


 引き裂かれるような激痛が全身を駆け抜け、それを追うように雷のような小さな衝撃が無数に迸る。


 悲鳴というにはあまりにも痛々しく、声にならない声が漏れ出すたびに涙や涎が溢れる。



(身体が、熱い⋯⋯誰かっ⋯⋯助け⋯⋯コウタさん⋯⋯コウタさん⋯⋯!!)



 恐怖と痛みに支配された脳で無意識に助けを求めたのは、他でもないコウタ(ヒーロー)であった。



「⋯⋯っ!?」



 直後に視界に映ったのは、他でもないヒーローの、傷つき地に伏せた姿。



『チカラヲノゾムカ?』



「わた、私が⋯⋯ま、もるから⋯⋯!」



 脳内に反芻する声を無視して、歪んだ笑みを浮かべると、溢れ出す力に蓋をするように握り締めた剣を更に強く握り締める。



『タイカヲササゲヨ』



「守る為の、チカラヲ!」



 けれど抑え込もうとする度に溢れ出す力はマリーの身体を侵蝕し、痛みを快感へと変化させて心すらも取り込もうとする。


 最早眼球は漆黒に染まり、美しかった黒髪はくしゃくしゃに乱れて毛先の方から紫色に染まり始める。


 心では無く、身体が先に人間である事を辞めて悪魔の力を取り込み始める。



『タイカヲ——』



 それでも彼女は、抗った。



「——っ、いいから黙って、従えええぇぇぇぇ!!」



 それまで出したことのないような乱暴な声で絶叫しながら、無意識に出せる限りの力で炎を噴き出すと、真紅に燃え盛る炎は闇を取り込み紫色の火柱となって天を衝くほどに舞い上がる。



「⋯⋯っ!?これはっ!?」



「ぷはっ⋯⋯。」



 先程までとは明らかに違う紫色の炎が周囲に広がると、直後にそれは跡形も無く消え失せる。


 その中からふらりと倒れそうになりながら飛び出してきた少女は、先程までと比べても大した変化は無かった。


 毛先だけが紫色に染まり、ウェーブがかかったように波打つ髪も、白と黒が反転した眼球も、何一つ、変化は無かった。



 けれど一つだけ違ったのは、先程まで彼女を苦しめていた紫色の力は完全に消え去り、彼女自身もまた間の抜けたような表情を浮かべて立ち尽くしていた。



「⋯⋯なるほど。」



 その姿を見て、ルキの頭の中にあった予感は確信へと変化する。



 その剣を所持し続けたリンブも、奪い取ったヘッジも、最後まで解放の段階にまでたどり着く事はかった。



 しかしたった今、彼女はその力を溢れるほどに解放し、従えてみせた。



「つまり、君だったんだね。」



 つまり、虚栄の呪剣、その本物の適合者それこそが——



「——マリー・ノーマン。」



「⋯⋯⋯⋯。」



 そう呟くルキの視線の先で黙り込むマリーは、口元だけを大きく歪ませて彼の姿を睨み返していた。



「それなら都合がいい。その剣、頂こう。」



 彼女の殺気を受け取り、右手を構えると、同じように笑みを浮かべながら一気に距離を詰めていく。



「⋯⋯ッ!!」



 が、その行動は、今の彼女の前では迂闊であったと言わざるを得なかった。



 地面を蹴り出し、宙に飛び出した瞬間、彼の背筋に稲妻のような刺激が迸る。




『ダークネス・ブロッサム』




「⋯⋯っ!?」



 直後に放たれた紫色の炎は、ルキの身体を覆い尽くすようにその顎を開いて牙を剥く。



「あれは⋯⋯解放⋯⋯?」



 それを眺めていたコウタは頬を引き攣らせながら、そんな言葉を吐き出す。



(頭が冴え渡る⋯⋯さっきまで重苦しかったあの力が、溢れ出してくる⋯⋯。)



 そして彼等の視線を一身に受けながら立ち尽くすマリーの脳内は、狂気と正気の狭間で精神を破壊されかけていた。



「くっくっくっ⋯⋯。」



(そして何より⋯⋯⋯⋯殺意が止まらない。)



 溢れ出す力と快感に身を任せると、黒に染まりかけた眼をギョロリと剥いて脱力する。



「⋯⋯はっ、誰が持っていようと関係ねえんだよ!」



「⋯⋯ソイツを、寄越せ!!」



 そして今度はアマネルが拳を握り締めてそう叫ぶと、一気に距離を詰めて能力を解放する。



『——ブラッディ・シルフィ』



 咄嗟にマリーは手に持った剣を突き立てると、そこから突然、燃え盛る炎に包まれた黒い蔦が飛び出す。



(黒い茨!?)



「くっ、らうかよ!!」



 反射的に手が出ると、その手を乱暴に振り回し、遅れて不可視の力がそれを振り払うように横切る。



「⋯⋯っ、⋯⋯やべっ!」



 一気に視界が開け、標的が目の前に現れると、アマネルは自身の行動が迂闊であった事を理解する。



「⋯⋯⋯⋯ッ!!」



 その先で待ち構えていたのは、紫色の炎を纏った呪剣を構えたマリーであった。



「ちっ、⋯⋯⋯⋯ぐっ!?」



 能力の発動直後で一瞬反応が遅れたアマネルは、咄嗟に能力で捌こうとするが間に合わず、腹部に闇の斬撃を受けて遥か後方へと吹き飛ばされる。


 いくつもの建物、瓦礫を押し除けながら吹き飛ばされるアマネルの身体は、百メートル程離れた場所でその動きを止める。



「⋯⋯勇者候補を一方的に⋯⋯?冗談だろ?」



(これまでの適合者とは明らかにレベルが違う。それに⋯⋯。)



 呪剣の力を最大限に引き出し、猛威を振るう彼女の姿を前に、ルキは乾いた笑みを浮かべることしか出来なかった。




「⋯⋯恐るべき自我、いや理性だね。」



(元からそういう類のモノを抑え込むのは得意なんだろうね。)



 そして何より、猛獣の如き獰猛さと、悪魔を思わせる狂気をその身に宿してなお、それらを従えて振り回す小さな少女の姿は、彼にとって不気味に他ならなかった。



「⋯⋯っ、がはっ!?」


 が、そんな力は長く続くわけもなく、その力と身体にすぐに変化が訪れる。



「⋯⋯⋯⋯ああっ、がっ、ぐううぅ!!」



(嫌、嫌っ、嫌だ⋯⋯!!離れて!!私から離れて!!)



 渦を巻きながら噴き出す力は時を刻むほどにその大きさを増していき、周囲を飲み込んでいく。



「⋯⋯っ、マリーさん!すぐにそれを手放して!!」



「⋯⋯っ、⋯⋯コ、ウ⋯⋯⋯⋯タ⋯⋯ぁ?」



 彼女の身の危険を感じたコウタが咄嗟に声を張り上げると、それを聞いた瞬間に、肉体の主導権がマリーへと返される。



「⋯⋯⋯⋯わた、しは?」



——貴女の居場所は無いから。



(また、失う。またっ、一人に⋯⋯⋯⋯嫌だ⋯⋯!!)



 直後に脳内に響き渡る声は、シリスの厳しいアドバイスであった。



「⋯⋯⋯⋯ッ!!」



 脳内に焼け付いて離れずにいたトラウマが、雪崩のように溢れ出す。



 目の前で殺された家族の姿が、フラッシュバックする。



「⋯⋯戻った!」



その瞬間、彼女を覆っていた闇の力が弾けるように霧散する。



「⋯⋯大、丈夫⋯⋯私が、守りますから。」



 そしてゆっくりと顔を上げると、ぐしゃぐしゃになった笑顔でそう呟き、剣を構える。



「⋯⋯っ、ダメです!」



(どっちにしろこれ以上は保たない⋯⋯⋯⋯だからこの一撃に、私の全てを!)



 忠告を無視して剣を握る力を緩めると、栓が外れたように力の波が荒れ狂いながら溢れ出す。



「がっ、ああああああああぁぁぁぁぁっ!!」




「⋯⋯っ!?」



(⋯⋯来る!?)



 そして身体も、心もそれに乗せて、少女は最後の一撃を打ち放つ。





『——フォール・パンドーラ』




 溢れるは純然たる闇、荒れ狂うは濃縮された悪意。


 それは普通であるはずの少女が持ちうるはずの無い、溜め込まれた世界への憎しみ。



「⋯⋯ちっ!」



(全力で、やるしか⋯⋯っ!?)



 溢れ出し、雪崩のように零れ落ちた力は、怒涛の勢いでルキの元へと迫る。



「⋯⋯ルキ様!!」



 その瞬間、彼の目の前に一つの影が飛び出す。



「⋯⋯⋯⋯ベレッタ!!」



 目の前に見知った顔が映り、ルキは思わず声を荒らげて女性の名を叫ぶ。



「⋯⋯ぐっ、づああああ!!」



「が、はっ⋯⋯!?」



「クソッ!⋯⋯こ、のおおお!!」



 闇の力に飲み込まれて、叫び声を上げるバレッタを見て、ルキは柄にも無く表情を豹変させて叫び声を上げる。



「⋯⋯⋯⋯ッ!!」



 ルキの身体が飲み込まれる瞬間、周囲に強烈な光が溢れ出して広がる。



「⋯⋯⋯⋯倒、した?」



(いや、撤退させた?)



 光と、闇が消えて目を開けると、セリアの目の前にはただ一人、マリーだけが立ち尽くしていた。


「はっ、はっ、はっ⋯⋯。」



「マリー、すぐにそれを捨てろ。」



 一人残され荒々しく肩を揺らすマリーに対して、アデルがそんな言葉を投げかける。



「⋯⋯は、い。ぐっ、がぁ⋯⋯⋯⋯!?」



 指示通りに剣を投げ捨てようとした瞬間、そこから飛び出した茨が彼女の腕に絡みついていく。



「⋯⋯ちょ、マリー!?」



 再び意識を奪い取られそうになった瞬間、彼女の耳に一人の少女の声が響き渡る。



「⋯⋯エイ、ルさん?」



「⋯⋯なんでアンタ、呪剣ソレ持ってんの?」



 虚な目でそう呟くマリーに対して、状況を把握出来ていないエイルは不安そうに尋ねる。



「⋯⋯ごめ⋯⋯わた⋯⋯⋯⋯っ!!」



「⋯⋯ああっ、ああああああああ!!」



 エイルの言葉に答えようとしたその瞬間、伸びてきた茨から再び謎の力が流し込まれる。



「⋯⋯呪剣に、呑まれている!?」



「マリー!それを離せ!!」



 悲鳴を上げるマリーの身を案じて、アデルは咄嗟に剣を構えて呪剣を破壊しにかかるが、飛び出した瞬間にはすでに手遅れであった。



『——イヤだよ。』



 ぬるりと顔を上げて答えると、マリーであった何かは、容赦無く剣を振るい彼女の身体を吹き飛ばす。



「⋯⋯っ!?⋯⋯がはっ!?」



「アデルさん!」



 吹き飛ばされたアデルは先ほどのアマネルと同様、屋敷の窓を突き破って内部の壁に衝突する。



「⋯⋯っ、くそっ、動け!!また失う気か!?」



「ぐっ、おおおおお!!」



 それを見たコウタは、震える腕と足を殴りつけながら、気力だけで立ち上がる。



「⋯⋯召喚!!⋯⋯⋯⋯っ!?」



(力が、解放されない?)



 そして片手に杖、もう片方に白霞の剣を召喚するが、その剣は普段とは違い、その色を変化させること無く、純白のまま沈黙を貫いていた。



「クソッ、なんで!?」



「コウタさん!!」



 苛立ち声を荒らげるコウタに対して、セリアはそんな声をかけながら手を伸ばす。



「⋯⋯っ、セリアさん。」



 直後、柔らかな光に包まれて振り返ると、自身のMPが限界に近い状態にまで回復している事に気がつく。



「壊して下さい!!」



「⋯⋯⋯⋯っ、来い!ロンギヌス!!」



 セリアの言葉に後押しされるままありったけのMPを使い果たして叫ぶと、その左手に純白の槍が現れる。



「⋯⋯っ、マリーさん、出来れば動かないで下さいね。」



 その槍から溢れ出す光は、マリーが放つ闇の瘴気を掻き消していく。



(⋯⋯この一撃で、撃ち砕く!)



 覚悟を決めて大切な仲間(マリー)の顔を見据えると、悲しげな表情で槍を構える。



「キャハハハ!!」



「⋯⋯止まりなさい!!」



 そしてマリーがそれを迎え撃とうと武器を構えると、彼女の目の前にエイルが飛び出す。



「⋯⋯⋯⋯ッ!?」



 首に手を回され、力強く抱きしめられると、闇に呑まれかけていた彼女の意識が、再び戻ってくる。



(⋯⋯っ、エイルさん!?)



「逃げて下さい!エイルさん!!」



 同時に、目の前にいる彼女が影になり、コウタの狙いがブレて動きが止まってしまう。



「⋯⋯アあ、あぁァ?」



「大丈夫、大丈夫だから。」



「落ち着きなさい。」



 そんな声を無視して、更に強く抱き締めると、ゆっくりと彼女の頭を撫でながら諭すような口調でそう言い聞かせる。



「エ、イ⋯⋯⋯⋯ル、さ⋯⋯。」



「加速!!」



 闇の力が薄れ、彼女に寄生するようにまとわり付いていた茨が消えていくと、コウタはその隙を突いて飛び出す。



「⋯⋯うわっ!?」



「⋯⋯⋯⋯ッ!!」



 その圧力でエイルが吹き飛ばされる中、呆然と立ち尽くしていたマリーが持つ剣に向かってその槍を突き立てる。



 剣と槍、二つの刃が衝突すると、周囲に耳を裂くような甲高い金属音と、眩い光が広がる。



 そして一瞬遅れて彼女の持つ呪剣の刃は砕け、真っ二つになって地面に落ちる。



「⋯⋯ぷはっ?」



 彼女を纏う闇の力が剥がれ落ち、溜め込んだ息を吐き出すと、地面に向かって倒れ込む。



「⋯⋯はっ、はっ、はっ⋯⋯⋯⋯。」



 コウタはそんな彼女の身体を受け止めると、白い槍を消失させてゆっくりと膝を突く。



「⋯⋯コウタ、さん⋯⋯私⋯⋯⋯⋯っ?」



 マリーが顔を上げて震えた声でその名を呼ぶと、それを遮るようにコウタは彼女の身体を優しく抱き締める。



「⋯⋯良かったっ⋯⋯無事で、良かった。」



 混乱するマリーの身体を更に強く抱き締めると、ただひたすらに震えた声でそんな言葉を繰り返す。



「また、助けられちゃいました⋯⋯⋯⋯ね。」



 そんな彼の温もりに包まれながら、マリーはゆっくりと意識を手放す。



「⋯⋯マリーさん?」



 そして腕の中でくったりと重みが増し、そんな言葉を呟くが、同時にコウタにもタイムリミットが訪れる。



「⋯⋯っ、くそ。」



(⋯⋯僕も、か。)



 視界が歪み、徐々に暗くなっていくと、そのまま地面に倒れ込む。



 静まり返った戦場の中心には、幼い少年と少女だけが、穏やかな表情を浮かべながら、向かい合うように眠りについていた。






来週の更新はお休みさせていただきます。


次回の更新は十一月十六日になります。


感想やレビュー是非ともお待ちしています。


また感想欄にて作中の気になる点や、質問も受け付けています。


質問には可能な限り答えさせていただきます。


一言でも頂けるととても励みになりますので是非とも感想欄にてお待ちしています。

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