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剣戟の付与術師  作者: 八映たすく
第三章
172/287

百七十一話 その女〇〇につき



「⋯⋯コウタさん!」



 舞い上がる吹雪と共に姿を消したコウタを見て、マリーは思わずその名を叫ぶ。



「⋯⋯⋯⋯危なかった。」



 だが現実はマリーの思ったようなものにはならず、コウタと気を失った少女の周りには、ドーム状に光の障壁が張られていた。



「——全く、相変わらず無茶しますわね。」



 そう言って愚痴を吐くセリアは、苦々しい笑みを浮かべながらコウタ達に向かって手を伸ばしていた。



「⋯⋯っ、聖域サンクチュアリー⋯⋯⋯⋯。」



 セリアとコウタ、そして魔物の姿を見て、ようやく状況を理解したマリーはペタリとその場にへたり込みながら小さくそう呟く。 



「⋯⋯見つかってしまいましたが、どうします?」



 呆然としているマリーを横目に、セリアは冷静な態度でリーダーであるアデルに指示を仰ぐ。



「⋯⋯逃げよう。あいつは片腕がまだ治りきっていないし、馬車とひと一人を守りながら戦って勝てるほどあの魔物は弱くない。」



 質問を受け、一瞬思考を巡らせたあと、アデルは馬車を走らせながら答える。



「了解しました。」



 その判断に納得すると、セリアは一切の意見を挟むことなく、即答で返事をする。



「けど逃げ切れますかね?」



「⋯⋯あいつには出来るだけ引き付けて貰って、こっちは全力で距離を取る。ある程度距離が出来たら合流して振り切る。」



 マリーが言う通り、普通に考えればあれ程までに大きな生物から逃げ切れるかは怪しいが、コウタのスピードや戦闘力を計算に入れれば決して難しいことではなかった。



「⋯⋯分かりました。⋯⋯コウタさん!!」



 そしてマリーが納得したのを確認すると、セリアは馬車の後ろに立ちながらコウタの名を呼ぶ。



「⋯⋯⋯⋯っ?」



「撤退します!出来るだけ時間を稼いでから合流して下さい!」



 コウタが馬車に視線を移して首を傾げると、セリアは簡潔に作戦を伝える。



「⋯⋯了解です!」



 走り続ける馬車、誰も馬車から降りてこないこと、そしてセリアの説明、その三つの情報を元に即座に思考を巡らせると、すぐにその作戦を理解する。



「⋯⋯⋯⋯ッ!!」



 同時にセリアが展開した障壁が砕かれ、魔物が追撃をする為に大きく拳を振り上げる。



「⋯⋯っ、うおっ!?」



 予備動作を視認することが出来たこともあり、特に問題なく攻撃を回避する事に成功したものの、その余波を受けて思わずそんな声を上げる。



「⋯⋯近くで見るとど迫力だな。」



(見た目は白毛の巨大ゴリラって感じか?特殊能力で全身から吹雪を噴き出してる。)



 ピクリとも動かない少女を小脇に抱え、巨大な剣をサーフボードのように扱いながら宙を舞い、そしてこちらの姿を探す魔物をその頭上から悠々と観察する。



「⋯⋯っ、寒っ!!」



(近くにいたらあっという間に凍死しそうだ。)



 が、それも長くは続かず、吹き荒れる吹雪に煽られ徐々に体温が低下していく。



「⋯⋯召喚!」



 そんな吹雪に抗する為、コウタは魔剣〝火竜〟

を召喚する。



「⋯⋯⋯⋯。」



(⋯⋯痛みはない。斬り合ったり殴ったりしなければいけるか?)



 召喚した剣を一度包帯の巻かれた剣を右手に持つと、未だ治り切らないその腕の調子を確かめる。



「とりあえず、この吹雪を相殺する!」



「⋯⋯加速!」



 するとコウタは取り出した剣をゆっくりと自らの目の前にかざし、剣の腹に指先だけを当ててそこを支点にしてクルクルと回転させる。



「これで多少はマシになったけど⋯⋯。」



 雪を防ぐ為に発した炎の影響で、今度は再びこちらの姿を捕捉されてしまう。



「⋯⋯ッ!!」




「⋯⋯ちっ!」



(出来ることなら倒したい。)



 振り回される巨大な腕を回避しながら、コウタは出された指示に反してそんなことを考えてしまう。



「⋯⋯どちらにせよこの子がいたんじゃまともに戦えない。」



 そう考えたコウタは、マジックバッグの中から一本のロープを取り出して、少女を自らの背中に括り付ける。



「⋯⋯よし、やってみるか。」



 一度地面に着地し、小さくそう呟くと、コウタは深く息を吐いて鋭い視線を魔物へ向ける。



「⋯⋯召喚。付与エンチャントマナ。」



 召喚したのは一本の杖と純白の剣。



 傷の回復している左手に剣を持ち、包帯の巻かれた右手に杖を持つと、コウタは巨大な魔物の顔面に向かって一気に距離を詰める。



「⋯⋯アレだけデカくても、弱点は変わらないはず⋯⋯なら⋯⋯⋯⋯。」



「⋯⋯ッ!!」



 だが魔物はコウタの動きに対応して攻撃を放つが、コウタはそれすらも回避しながらその腕に複数回斬撃を加える。


「⋯⋯硬っ、嘘だろ!?」



 が、その攻撃は思った以上の効果を生むことは無く、魔物の身体にごく薄っすらと小さな傷をつける程度であった。



「⋯⋯けど!!」



 それでも予想の範囲内であったコウタは、動きを止める事なく魔物の目の前まで肉薄する。



「眼球なら、多少は痛いでしょう?」



「⋯⋯ッ!」



「加速!」



 咄嗟に振り払おうとする魔物の動きよりも早く剣を振り上げると、その眼球に小さな傷が付く。



「⋯⋯⋯⋯ッ!ッ〜!!」


 

「⋯⋯よし!」



 自らの攻撃の成功を見て、小さく笑みを浮かべていると天に向かって放たれる火属性魔法が視界に映る。



「⋯⋯⋯⋯っ、どうやらここまでのようです。」



「⋯⋯加速!」



 それを合図と受け取り、一気に距離を取ると、躊躇いなく戦線を離脱する。



「コウタさんが戻ってきました。」



 その様子を視認したマリーはすぐにアデルに向かって報告する。



「よし、セリアは治療と受け止める準備を!マリーは追走に備えて迎撃の準備を!」



「「はい!」」



 アデルの指示を受けて、マリーとセリアの二人は同時に返事をする。



「⋯⋯来るぞ!」



「コウタさん!」



 コウタの姿が眼前に映ると、セリアは両手を広げて受け止める体制を取る。



「⋯⋯っ、お願いします!」



 それを見たコウタは、馬車に飛び込みながら背中に抱えた少女をセリアに向かって投げ込む。



「⋯⋯ぐっ!?」



「ぶはっ⋯⋯!?」



 少女を受け止めたセリアと、馬車に転がりながら飛び乗ってきたコウタの二人の呻き声が衝撃音と共に響き渡る。



「⋯⋯二人とも無事か!?」



「⋯⋯問題ありません。この子も無事ですわ。」



 予想よりも大きな音、そして苦しそうな声が上がるのを聞いて、アデルはそう訪ねるが、セリアはすぐに起き上がって少女の身体を診察し始める。



「⋯⋯こっちも大丈夫です。」



 一瞬遅れてコウタもゆっくりと身体を起こして頭を掻いて答える。



「⋯⋯⋯⋯ッ!!」



「よし、マリー!」



 そしてコウタとアデルの予想通り、魔物が馬車に向かって襲い掛かってくると、アデルは唯一待機していたマリーに指示を出す。



「⋯⋯了解!」



「⋯⋯左目を狙って下さい。」



 マリーが魔法を撃つ為に武器を構えると、コウタは咄嗟に追加で条件を付け加える。



「⋯⋯左目?⋯⋯えっと⋯⋯?」



「こっちから見て右側ですわ。」



 突然の言葉に混乱するマリーに対して、セリアは右目に付けられた傷とは逆の方に撃つよう誘導する。



「⋯⋯右側、右側⋯⋯よし!」



「ヒート・キャノン!」



 狙いを定め、構え直すと巨大な炎の球を真っ直ぐに魔物の顔面に向かって撃ち放つ。



「⋯⋯ッ、アアアアァァァァ!!」



 思いのほか巨大な炎の球は左眼どころか顔そのものを覆うように弾ける。



「⋯⋯よし!」



 想像とは違ったが、それでも思い通りの結果を得られたコウタは、半ばヤケクソになりながら小さく拳を握る。



「飛ばすぞ!捕まっていろ!」



「⋯⋯はい!」



 追走の足が止まるのを確認すると、アデルはいっそう強く手綱を引いて馬車の速度を上げる。









 それから数分ほど馬車を進めていると、アデルはゆっくりと速度を落とし始める。



「⋯⋯とりあえず逃げ切れた、って事でいいんですかね?」



 尻餅をつきながら周囲を見渡すコウタは、ゆっくりと息を吐いてそう訪ねる。



「⋯⋯ああ、こちらからも見えぬくらい距離を取ったからな。」



 アデルも同様に、安心した様子でため息をつきながらそう答える。



「それよりセリア、様子はどうだ?」



「目立った外傷は特になし、状態異常も無さそうですし、恐らく疲労で倒れただけだと思います。」



「けれど体温が極端に下がっています。あのままあの場に居たら危なかったかもしれません。」



「⋯⋯そうか、なら良かった。」



 アデルが少女の病態を尋ねながら振り返ると、荷台ではセリアが少女の体を温める為に手当たり次第に使える布類を少女に被せていた。



「⋯⋯コウタさん、一応貴方の観測のスキルで確認して頂けませんか?」




「⋯⋯分かりました。」



(〝観測〟)


 セリアに頼まれるがままにそう答えると、コウタはクルリと少女の方に振り返りながらスキルを発動させる。



「⋯⋯別段変わったところはありません。⋯⋯っ!?」



 一つ一つの項目に視線を向けていると、コウタの視線はとある項目に釘付けにされる。



「なら良かった。洞窟がある、一度休憩するぞ。」



 アデルは少女の無事を確認し、安堵の言葉を吐き出すと、馬車を暗い洞窟の中へと進める。








 馬車を止め、ひとまず休息を取ることが出来た一行は、焚き火を囲みながらそれぞれ体力の回復や治療に努めていた。



「⋯⋯ちょうど良かった。ここなら寒さも凌げるし、雪も問題ないな。」



 長時間の馬車の操縦で、肉体的にも精神的にも疲労が溜まっていたアデルは、焚き火で温めたお茶に口をつけながら、ほうと小さく息を吐き出す。



「⋯⋯それで、調子はどうですか?」



「恐らく疲労で倒れただけでしょう。しばらく寝ていたら目覚めますわ。」



 マリーがそう訪ねると、セリアはため息を吐き出しながら、ようやく気を抜いてそう答える。



「⋯⋯ん、んん⋯⋯?」



 そんな会話をしていた矢先、少女の瞼がピクリと動き、ゆっくりと開かれる。



「あ、起きた。」



「こ、こは?」



 マリーの声に反応して体をゆっくりと起こすと、少女は働かない頭でキョロキョロと周囲を見渡す。



「おはようございます。」



 セリアはニッコリと慈悲深い笑みを浮かべながら、そんな挨拶を投げかける。



「⋯⋯っ!」



 が、少女はその姿を見てピクリと肩を震わせて反射的に剣を構える。



「落ち着いて下さい、私は敵ではありません。」



 突然の事で混乱している少女を落ち着かせるように、セリアは諭すような口調でそんな言葉を口にする。




「⋯⋯⋯⋯そうか、私、助けられたのね。」



 少女はようやく自らの置かれた状況を理解すると、深く息を吐いて武器を収める。



「ありがとう、貴女名前は?」



 そして少し遅れて表情を緩めると、セリアに向かって素直に礼を述べる。



「一神教司教、セリア・ジーナスと申します。」



「私はエイル、見ての通り冒険をしてるわ。それで、えっと⋯⋯。」



 セリアの自己紹介を受けて少女は同じように自己紹介をした後、ゆっくりと周囲を見渡してアデル達に視線を向ける。



「マリー・ノーマンです。」



「私はアデル、そしてそこに居るのかコウタだ。四人とも同じパーティーで旅をしている。」



 マリー、アデルはその様子を見て順番に自己紹介をした後、洞窟の入り口付近で見回りをしているコウタを紹介する。



「⋯⋯そっか。」



「貴様はどうしてあんな所にいたのだ?」



 紹介を受けて少女が一旦腰を落ち着かせてその場に座り込むと、今度はアデルが疑問に思ったことを訪ねる。



「歩いて旅をしてたら思いのほか寒くて⋯⋯そのまま寒さで倒れちゃったの。」



「それはそれは⋯⋯災難でしたわね。」



 寒さの原因をよく理解していたセリアは、少女の準備不足を指摘するのではなく、その不運に共感するように相槌を打つ。



「まさかここら辺がこんなに寒いとは思わなくて⋯⋯どうしよう、このまま次の街までいけるかな⋯⋯?」



「だったら私達の馬車に乗って行きませんか?」



 小さな声でそんな言葉を呟く少女に対して、マリーはそんな提案を持ちかける。



「⋯⋯え、いいの?」



 すると少女は少しだけ明るい表情でマリーの顔を見つめる。



「またいつアレに出会うか分からないですし、徒歩じゃ無理があるんじゃないですか?」



「私も同意ですわ。」



 そう言ってマリーが視線を横に移すと、その先にいたセリアが短く言葉を発しながらその隣にいるアデルに視線を向ける。



「私も文句はない。貴様はどう思う、コウタ。」



 そしてセリア、マリーの視線を受け取ったアデルは少しだけ離れた所で話を聞いていたコウタにそう訪ねる。




「⋯⋯⋯⋯構いませんが、一つお尋ねしてもいいですか?」



 話を振られたコウタは、少し黙り込んだ後、そんな言葉を口にする。



「うん、なに?」



「エイルさんの職業ってなんですか?」



 少女が快く質問を受け入れると、コウタはいつもとは違い真剣な表情でそんな質問を投げかける。



「⋯⋯冒険者だけど?」



「そうじゃなくて、剣士とか、魔法使いとか、そういう職業です。」



 一瞬の沈黙の後、エイルが答えると、コウタは食い気味に質問を重ねる。



「そういえば我々の職業を言ってなかったな。」



「私は魔法使いです!」



 するとコウタの考えなど知る由も無いアデル達は、今度は自分達の職業について話し始める。



「私は騎士だ。」



「騎士!?アデルも騎士なの?」



 マリーの紹介の後、アデルがそう伝えると、エイルは分かりやすくアデルの言葉に反応する。



「あ、ああ、そうだ。エイルもそうなのか?」



 突然の食い付きに驚きながらアデルは彼女の鎧姿を見てそう訪ねる。



「えっ?ああ、そう。そうなの。」



 すると少女は一瞬、面食らったかのような反応を見せ、ぎこちない態度でそう答える。




「そしてコウタは付与術師、セリアは聖人だ。」




「⋯⋯へぇ、みんな違うのね。」



 そして最後にコウタとセリアの紹介をすると、エイルはアデルの時よりも遥かに小さな反応でそう答える。



「⋯⋯⋯⋯貴様は驚かないのだな。」



「⋯⋯へ?」



 が、アデルはその反応に違和感を感じ、思わずそんな問いを投げかける。



「いや、付与術師はともかく、普通聖人と聞いたらそこそこ驚くと思ったのだがな。」



 コウタの付与術師はともかく、セリアの聖人という紹介を聞いてほとんど反応を示さなかったのはアデルが知る限り彼女が初めてであった。



「そうかしら、私はあんまり職業とか詳しくないから分からなくて⋯⋯。」


 すると少女は、イマイチ理由になっていないような理由を口にしながら視線をアデルから外す。



「騎士なのにか?随分と偏った知識だな。」



「そ、それは⋯⋯。」



「⋯⋯そりゃそうですよ。だって職業、騎士って嘘ですよね?」



 アデルの問いかけに答えられずにいる少女を見て、それまでほとんど沈黙を貫いていたコウタが口を開く。



「⋯⋯はい?」



「⋯⋯⋯⋯っ!?」


 コウタの発言を聞いて、エイルは大きく目を見開きながら反応する。





「エイル・ヴォルカ・マグナ。職業王族、レベル三十、年齢十七歳⋯⋯こんな所ですか?」



「⋯⋯っ!?」



 突然のカミングアウトに、思わず何も言えなくなってしまったエイルに対して、コウタは先程〝観測〟のスキルを用いて調べた情報を事細かに述べていく。




「王族⋯⋯!?」



 その単語を聞いて、アデルやマリーは思わずエイルの方に視線を向ける。



「コウタさん、貴方はまた勝手に⋯⋯。」




「——今はそんな事言ってる場合じゃないでしょう。エイルさん、答えてください。貴女はどこの国の方なのか、なぜあんな所に倒れてたのか、そしてなぜ、嘘をついたのか。」



 その中で一人、セリアは呆れたようにため息を吐くが、今回ばかりはコウタはそこで引くことはなかった。



「正直に答えて頂かないと、僕は貴女を信用出来ません。」



「⋯⋯っ、いいけど、答える代わりに一つ、お願いを聞いてもらえる?」



 コウタが真剣な表情でそう言い切ると、少女は視線を下に向けながらそう訪ねる。



「内容によります。」



 が、コウタはそれでも譲歩することなく、強い態度を崩すことはなかった。



「⋯⋯⋯⋯。」



「⋯⋯分かった、言うわ。」



 しばらくの沈黙の後、先に折れた少女は大きく息を吐き出して、冷や汗を額に浮かべながら口を開く。




「さっきアンタが言った通り、私の名前はエイル・ヴォルカ・マグナ、ここから遠く離れた国ラフカの第一王女よ。」



「⋯⋯ラフカっ!?」



 つい先日、その国の名を聞いたばかりのコウタは、思わず冷静な態度を崩してそう訪ねる。



「それで、貴女の願いとは?」



 そして一瞬遅れてセリアは先程彼女が言った、願いについて訪ねる。




「⋯⋯⋯⋯私の願いは一つ、国に帰ることよ。」



 四人の視線を真っ直ぐに受けながら、王女を自称する少女は、はっきりとした口調でそう答える。


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