第2話
二人の事はすぐに両親だとわかった。
言葉はわからないが優しい顔で俺の顔で見ていてくれていたのでわかった。
親は生まれてから俺に向かって「ハルト」と呼んでいた。
そして俺は、自分の名前が「ハルト」という事を理解した。
一年程度で俺は成長していた。
歩く事も慣れていたのですぐできるようになった。
言葉も少しだけだが分かるようになった。
俺らの事を人という事もわかった。
そして保育園というのに入る事になった。
保育園には、男や女のような人がいっぱいいた。
俺は、前世で叶える事のできなかった彼女や友達作りをしようと思った。
友達は、余裕だった。
みんなに話しかけていくと仲いい人がいっぱいできた。
女の子でも仲いい子ができた。
美希ちゃんという子だった。
すごく仲良くなって一緒に遊んでいる事も多かった。
家にも遊びに来てくれた。
女の子と遊んだ記憶は、前世でもなかったので緊張した。
おままごととかだったがすごく緊張した。
そして俺は告白しようと決めた。
この子は、俺に惚れていると思った。
「美希ちゃん大好き」
しかし付き合うという言葉がわからなかった。
そして俺はそれしかいうことができなかった。
そして卒園が近ずいていた。
しかしその子は、別の小学校に進む事になった。
校区的に、通う小学校が違っていた。
俺は凄く泣いた。
そして俺の初恋は儚く散った。