押し寄せる人形の騎士団
lv7 プレートナイト 1500
lv7 アックスファイター 1000
lv7 アクセルスカウト 500
lv7 シュートメイジ 1000
lv7 ウインドナイト 500
lv7 ウインドメイジ 500
lv?"儚き少女が見た夢"
lv?"煉獄よりの使者"
過去最も過酷となるであろう、二人の死神との戦いの始まり。
相手は二人の死神を除いたらレベル7のみの編成で、数が5000。
もしかしたら二人だけできてくれるかと淡い期待を抱いていたが、そんな事は無かった。
五種の敵は全て人形であり、おそらく"儚き少女が見た夢"レオノーラの能力であろう事が分かる。
皆可憐な少女であるが、それぞれの種類毎に同じ外見、装備をしている。
おそらく能力も一定だと思われるが、違った場合外見で判断できないため厄介だ。
プレートナイト。
鉄のフルプレートを着込んだ長身の人形。
左手に大きめの盾を持ち、右手には剣を持っている。
重厚なる鎧と盾は、見るからに防御力が高そうだが、果たして重量はどうなっているだろうか。
アックスファイター。
人の背丈よりも大きいバトルアックスを担いだ人形。
あの斧のフルスイングが当たれば、普通の人間は木の枝のように折れてしまうだろう。
防具も少なくなく、物理面では性能は非常に高そうだ。
アクセルスカウト。
身長は俺より少し低いぐらいで、プレートナイトとは対照的な軽装だ。
マントで体を隠しており、短剣以外の武器は確認できない。
非常に機敏なため、斥候として以外にも、遊撃兵としての役割もあるのかも知れない。
シュートメイジ。
身長はスカウトと同じくらいで、ローブを着込んでいる。
名前的にも見た目敵にも魔法使いだ。
レベル7ということで、上級応用魔法の一斉攻撃には注意が必要だろう。
ウインドナイト、ウインドメイジ。
身長50センチほどの空飛ぶ人形だ。
両者とも白と灰色の、どこかメイド服のような服を着ており、見た目は槍を持っているか杖を持っているかくらいしか違いが無い。
飛行速度は遅くはなく、それなりに機敏であり、体の小ささも合わせて厄介だ。
敵はプレートナイトが前衛、シュートメイジが後衛という陣形を組んでいる。
残りは両脇だが、アクセルスカウトとウインドナイトが斥候の役割をしている。
第一階層では斥候の役割を持つ両者が散開し、迷路を走り回っていた。
こちらはウルフ隊、ノーム隊を投入して小競り合いを行ったが、分かったことが二つある。
一つは、相手は連携がしっかり取れていると言うこと。
数人一組で行動する彼女らは奇襲にもすぐさま対応し、連携してこれに対応する。
ウルフ隊の突撃もうまくいなしているし、まともに戦っても強い。
第一階層でのウルフ隊の突撃は、住宅街で突然暴走列車に轢かれるようなものなのだが、かなりの対応力である。
しかも不利と覚ると即座に撤退に移る退きの速さまで持っている。
斥候の鏡だ。
そんな彼らはそこそこの時間で第一階層を攻略。
枝分かれする迷宮の中とどまることなく、まるで血脈のように広がっては戻っていく。
完璧に統制された集団が作り出す動きは、マップ上の光点を眺めているだけですら美しかった。
まともな相手ならかなり時間を稼げるはずの階層なのだが、早いものである。
ノームの特性が最も生きる階層であるために、もっと敵を倒したかったのだが、ほとんど削れなかった。
むしろこちらの方が低レベルの魔物に犠牲が出たくらいだ。
今までは高レベルの敵が群れを成して襲ってくること何て無かったが、今回は違う。
全員がレベル7、弱い者など一人もおらず、しかもそれが連携して動いている。
生半可な攻勢ではこちらの被害が増えるだけかもしれない。
そう思った俺は戦術を変更し、闇王戦で猛威を振るったマッシュによる数押しを仕掛ける。
第二階層を進む一行に、ひたすらマッシュを押しつけたのだ。
これに対し、人形達は大技を抑えるようにしながら交戦。
マッシュの攻撃は、プレートナイト相手では全くダメージにならないらしく、全く効果が無い。
メイジ達も最初こそ初級魔法で応戦していたが、すぐにそれもやらなくなった。
全力で押しているにもかかわらず前線は押し込まれており、足止め程度の意味しか成していない。
この戦術は精神的・質量的に強い圧力があるのだが、それをしっかり受け流されている。
マッシュ単体ではどれだけ突っ込ませても敵を減らせないらしい。
見るからにリソースを節約して戦ってるし、ほんっと優秀だな!
俺は次のギミックを発動させる。
あえてこのままの戦術を維持して敵をじわじわと先に進ませ、あるポイントに到達したときに仕掛ける。
行うのは、ルーンフラワーによる爆撃だ。
ルーンフラワーが生成した魔力爆弾を、魔方陣で転送することにより敵にぶつける。
敵からすれば、突然爆弾が軍のど真ん中に出現することになる訳だ。
景気よく二十発ほど一気に送ってみたところ、おそらく直撃しダメージを与えたのだが、それに対しすぐにアクションが返ってきた。
アックスファイターが全面に飛び出したのだ。
どうやらあの爆発では、一人たりとも脱落者が出なかったらしい。
斧の一振りで十数のマッシュがなぎ倒され、それによって相当なペースで押し込まれていく。
更にアックスファイターのすぐ後ろにメイジがつき、上級魔法を発動させる。
物理攻撃と魔法攻撃が重なり、前線に張り付いていたマッシュが一時的に全滅する。
その隙に前進し、またアックスファイターがマッシュをなぎ倒していく。
その場にいなくても分かるくらいに勢いのある攻勢だ。
このままではすぐに転送範囲から抜けられてしまうので、こちらも慌てて今ある八十発の魔力爆弾を次々に転送する。
爆発の煙で階層は一時的に何も見えなくなるが、こちらはマップ上で位置を確認できる。
そしてそれによって、爆発の直後には動きを再開する敵集団を目撃した。
「何者かが軍全体の傘になるように盾を展開し、爆発から守ったらしい」
「おそらくワールドスキル"夢見る闇"の時にペレを守ったのとと同じく、レオノーラの盾ですね……本体は、中心のままですか」
ソリフィスの報告に、ルティナがそう言う。
一瞬で軍の全面を覆うとは、凄い対応力と防御力だ。
そう思って数秒間思考停止する。
「いやいやいやおかしいだろ!?上級魔法八十発分だぞ!?」
思考の再起動後、改めて考えてツッコミを抑えきれなかった。
一瞬すごいなーさすが死神だなーで流しかけたぞ。
これは俺の欠点でもあるのだが、普通の人ならおかしいと思うことをサラッと流してしまうことがある。
物事を疑問に思わずに受け入れすぎるのも考え物である。
今回のことも、死神だから防げて当然、なんてことは全くない。
レオノーラが死神の中でも非常に高い防御能力を持っているからこそ、先ほどの攻撃を防ぎきることができたのだ。
「レオノーラ……彼女の情報はほとんどありませんが、相当な防御能力の持ち主のようですね。不意打ちにも即座に対応、一瞬で広範囲を守る事のでき、大魔法をも防げる盾の持ち主」
「防御主体の死神?」
「うーん……どうでしょう。隊列を成しているあの人形達はどう見てもレオノーラの能力ですが、その割に本体の能力が落ちている様子も感じられませんし」
「死神ってやつはどいつもこいつも…」
ペレが強すぎて印象薄かっただけで、レオノーラもこれ相当だよな。
ちなみにレオノーラは前回の終末を合わせてもほとんど情報が出ていない。
ペレとレオノーラは二人とも、前回はほとんどガチでの戦闘はしていない、もしくは知られていないらしく、能力がまるで分かっていない。
ペレはそれでも大魔王と一対一で戦闘して引き分けたらしいが、そのときですらレオノーラはほとんど手を出していないらしい。
吸血鬼との戦いでも手の内を隠したままだったそうで、沢山いる人形の内に一つだけ本体があるのか、あるいは全てがレオノーラ本人なのかすら分かっていない。
現状分かっているのはインチキ臭い防御能力を持つことと、弱くないことくらいか。
うわぁ。
改めて考えてもとんでもない手合いである。
「まあ、嘆いていても仕方ない。敵が強いと分かっているから、遠慮無く仕掛けを使えるし」
俺はマッシュ以外の眷属を全て退避させる。
これからやることを想定した段階ですでに、眷属の早急な退避のため、簡易的な魔方陣をいくつも隠してある。
人形兵達もこちらの罠を警戒したのか、波のように引いていくマッシュにそれほど追撃をかけなかった。
そうやって素早く撤収したことを確認し、俺は大樹の層最大の仕掛けを発動させる。
それを発動した瞬間、第二階層・大樹の層全体に、重苦しい音が轟いた。
同時に階層の端から端に至るまで、浸水するかのように業火が押し寄せていく。
木の幹と枝と葉によって構成された床・壁・天井の全てが燃えさかり、空間の全てを炎で埋め尽くしたのだ。
元々は木々と緑に覆われ、名は体を表していた大樹の層。
それが発動から僅か数十秒にして、もはや業火の層とでも言うべき姿へと豹変していた。
「"朽廃の大火"……このときのために用意した、大量のマナと大樹の層の内部を全て犠牲にして行うトラップ」
第二階層は文字通りの意味で炎に埋め尽くされており、あの中にいる限り炎を我慢して目を開けても、視界は数十センチが精々。
ダンジョンという特殊な環境に加えこの炎によって魔力による感知も難しかろう。
相手が息をする生物なら、酸欠と一酸化炭素中毒だけで殺せる状況だ。
動けないのか、はたまた状況を見ているのか、敵はまだ動いていない。
こちらは更に追い打ちを掛けるため、事前に準備させていた部隊を出動させる。
すなわちlv6ブレイズバード40、lv6サラマンダー100、lv7ヘルズランタン100だ。
彼らは眷属の中でも熱に対して高い耐性を持つ魔物であり、この業火の中でもある程度活動が可能なのだ。
第二階層の真ん中の当たりで立ち往生している敵軍に攻撃を仕掛ける。
真っ先に到達したのは、当然高い移動力を持つブレイズバード達だ。
軍の全面に盾を張って炎を防いでいるらしい敵軍に対し、ヒットアンドアウェイで攻撃するが、盾…というかバリアが剥がれる様子はない。
「防御を抜けないようだ」
「気にせず攻撃で。消耗してくれてると信じて」
ソリフィスの言葉に、俺はそう返す。
あの業火の中で普通に無事でいられるあたりさすがだが、あのレベルのバリアを広範囲に張り続ければ、それだけで消耗は激しいだろう。
何回か攻撃を繰り返した後、敵がバリアを解除し、再度動き出す。
おそらくバリアを張りながら移動するのはできないか困難なのだろう。
"朽廃の大火"は最初の勢いこそなくなったものの、物理法則を無視したように第二階層を炎で包み続けている。
この炎はあと数時間は燃え続けるので、持久戦をやめたのは間違った判断ではないだろう。
その後人形軍は、先頭を走っていたアックスファイターが、隊伍を組んだサラマンダー・ヘルズランタン部隊と衝突する。
高耐久のサラマンダーと高火力のヘルズランタンという、シンプルでバランスの良い組み合わせ。
巨大なバトルアックスを背負った可憐な人形達が、サラマンダーの列に躍りかかる様は、おそらく横で見ていれば壮観だっただろう。
しかし生憎こちらは図で見る事と報告を聞くことしかできない。
よしんばその場にいたとしても、炎に埋め尽くされた上で更に炎魔法や斬撃が飛び交っているこの空間では、観戦にならないだろうが。
それに光点を眺めているだけでも分かることはある。
前線のアックスとナイトの少し後ろでうろちょろしているかと思えば、一瞬でサラマンダーの陣形をすり抜け、ヘルズランタンを落としているヤツらがいる。
アクセルスカウトだ。
後ろで魔法撃ってるヘルズランタンは、魔法使いであるシュートメイジでも飛行可能なウインドナイトでもなく、アクセルスカウトに落とされている。
おそらく素の移動力ならウインドの方が高いのだろうが、瞬発力や瞬間火力ではスカウトの方が上なのだろう。
しかしこいつはやはり耐久力が低いらしく、常に炎の中を移動している関係上、どんどん脱落していく。
こちらとしては、こういう危険な兵種を先に倒せて助かる訳だ。
ヘルズランタンが全滅し、スカウトに後ろを取られてサラマンダーが押し込まれるが、撤退はさせない。
この状況ではやろうとしても撤退などできず、犠牲が増えるばかりで意味が無いだろう。
代わりにブレイズバードに、サラマンダーの後ろに回ったスカウトを集中砲火させる。
体力切れかけで他兵種から分離したスカウトなんていい的だ。
後は限界ギリギリまで戦った後、僅かに残ったサラマンダーに足止めさせ、ブレイズバードを離脱させる。
その後は奇襲する機会をうかがうも人形軍は隙を見せず、第二階層を駆け抜けた。
こちらの被害はブレイズバードが20ほどやられ、それ以外は全滅した。
対する人形軍はアクセルスカウトが全滅、他はアックスとナイトを中心にそれなりの数が減った。
lv7 プレートナイト 1300
lv7 アックスファイター 750
lv7 シュートメイジ 920
lv7 ウインドナイト 480
lv7 ウインドメイジ 450
lv?"儚き少女が見た夢"
lv?"煉獄よりの使者"
だ、大分減ったな(震え声)。
投入したマナに換算すると、うまくいったとは言えるのかはよくわからない。
とはいえダメージ自体は全体に満遍なく入っているはずだから、この数値だけでは戦果を十分に判断できない。
次の階層は幻樹の森だ。
人形軍はウインドナイト・メイジの空軍を森の上空に回し、それ以外で森を突破するらしい。
普通空飛べる兵種をわざわざ森の中に突っ込ませたりはしないし、初見ならこうするだろう。
そこでこの階層に仕掛けていた罠の名前は、"断畳の森"。
これは森の上と下を完全に分離し、両者の連携を阻止するというものだ。
"断畳の森"の効果で、空と地上、双方援護することができず、行き来することもできない。
そうやって空軍を本隊から切り離したところで、こちらの空軍を出撃させる。
ハースティ、ライカ、カミドリと属性鳥の全てを投入、ここで空中戦力を全部ぶっつぶしてやる。
幻樹の森自体は大した広さじゃない上、死神には幻樹の幻惑効果が見込めない。
その為、空中戦力を孤立させておくために、地上戦力の足止めを行う。
あの狭い森にニードルビーとイートアント、マッシュ、ドリアード、ギガバウム。
更にコボルトヒーロー、キマイラ、トロル、コカトリスを投入。
森の中で立体的に戦うことで、魔物達を一斉に飛びかからせ、敵が一度に対応しなければならない数を増やす。
二次元的に並べて足止めにならないなら、三次元的に並べて戦える数を増やす。
低レベル魔物で時間を稼ぐためには、これくらいはやらなければ。
普通数が多い方は戦線を横に伸ばして前線を広げるが、今回はそれを高く広げてやろうというのだ。
第三階層の地上、空中両方で戦いが始まる。
空中での戦いは、質・量共に劣っているにもかかわらず、こちらが優勢だ。
その理由はお互いの専門分野というか、特性の違いにある。
属性鳥は言うなれば空戦特化。
最高速が高く、得意とする戦術は多くが一撃離脱と遠距離攻撃だ。
上空を常に高速で飛び続けることで敵に狙いを付けさせず、一方的に攻撃ができる、地球におけるジェット戦闘機みたいなものだ。
ただ対地攻撃は苦手で、上空から小さな人間一人狙おうとすると、自分から速度を落とし、ある程度敵に近づかなければならない。
でなければ、ひたすら広範囲攻撃をばらまいて当たるのを祈るくらいの精度になってしまう。
だから俺やフェデラと戦うとき、サンダーバードは高度を下げて戦っていた。
一方のウインドナイト、ウインドメイジは対地攻撃戦用。
地上から数メートルから数十メートルを飛行し、そこそこの速度で移動しながら敵の近接攻撃を避け、頭上から陸上を攻撃する。
近接攻撃は届かず、遠距離攻撃は機敏に避けるという、地上の戦士からすれば非常に厄介な相手だ。
ヘリコプターで地上をなぎ払うような感じであり、ニードルビーやヘルズランタン、レイス系統の魔物が比較的似たような戦術をとる。
これは言うなればジェット戦闘機対ヘリコプターの戦いであり、当然属性鳥達が次々と人形を撃墜していく。
人形達が全快状態であれば、体を張って進路妨害しつつ、特攻気味に落としていく戦術も使えたかもしれない。
しかし第二階層で蒸し焼きにされた人形達の耐久力も心許なく、"断畳の森"の効果で森に逃げ込むこともできない。
二回の接敵ですでに百ほどの人形が撃墜されるが、しかし人形達もやられてばかりではない。
彼らは不利を覚るとすばやく戦術を多対一交換に切り替えた。
自らを捨て駒にして敵の数を減らそうというのだ。
言うは易いが、当然簡単にできるようなことではない。
負けの決まった戦いで、自分を犠牲にして確実に敵の戦力を削ごうというのだから。
分身であるということを生かした戦い方だ。
複数の人形が一丸となって特攻し、複数人で一人の属性鳥を落としていく。
高速で移動する光点群が低速の光点群に近づくたび、いくつもその光が消えていった。
空中で次々と脱落者が出ているなか、地上では空以上の勢いで魔物達が数を減らしていた。
地上で戦っている内、ニードルビー、イートアント、マッシュの三種は完全に数あわせだ。
どれだけ数がいても勝負にならないくらいに力の差があり、十把一絡げに切り捨てられていく。
そんな中、ギガバウムとトロルが勝負といえる戦いをし、コボルトヒーローとキマイラ、コカトリスが奇襲気味に敵を倒す。
そして全員をドリアードが支援。
この戦いで実際に敵を倒しているのはコボルトヒーロー、キマイラ、コカトリスのみであり、強弱こそあれど他は全て肉盾だ。
こちらは時間さえ稼げれば良いが、下手に飛び出したヤツがいればそれを倒す。
ペレかレオノーラが前に出てきた時点で瓦解するが、それならそれで主力を消耗させられるだろう。
そうやって戦い続けた結果。
敵が森を抜ける頃には、航空戦力を全滅させることができていた。
lv7 プレートナイト 1150
lv7 アックスファイター 650
lv7 シュートメイジ 850
lv?"儚き少女が見た夢"
lv?"煉獄よりの使者"
こちらの被害は、ニードルビー、イートアント、ギガバウム、トロル、キマイラ、コカトリスが全滅。
マッシュはウン十万減って残りは十万。
ドリアードは七割ほどを失い、コボルトヒーローは重傷で帰ってきた……撤退できるように気を使ってはいたが、それでも大したものだ。
属性鳥は総数477から300程に減少。
草原では特に戦うことなく、この階層は突破された。
こちらも相当やられているが、敵もかなり倒している。
序盤は悪くない戦況で推移していた。
ようやくペレ戦開始。
書いてから投稿するまでびっくりするほど時間かかったなぁ…。