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異世界で小柄な女神様とダンジョン運営  作者: バージ
魔王の在り方 ~隠されたものの切れ端を見る~
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つながる旅行

『おお、力強き者達よ!見事煉獄の試練に打ち勝った者達よ!我が伝令で彼の者達の栄光を称えん!』

『ワールドスキル"魂縛の煉獄界"が攻略されました』



"魂縛の煉獄界"発動から約二ヶ月後。

当時煙に包まれて消えた人々が遂に帰還した。

ダンジョンの入り口の前に降り立ったシラキが部屋に戻ろうと歩き出すと、いくらもしないうちに前から走り寄ってくる人がいる。


「ただいまー!」

「お帰りなさいっ!!」


ルティナに飛びつかれた。

その後ディレットにも抱きつかれた上にキスまでされて驚いた。












第六階層のダイニングルーム。

主要メンバーが全員集合し、シラキの話を聞いていた。


「それで、その後は?」

「澄香が敵を倒したら融合が起こって、2,3,5番のフィールドと融合。その後ドラゴンたちの7番も融合して、最終決戦」


煉獄界で起こったことを大まかに話す。

あの後はいつだか集会で会った藍川奈々が冒険者達をまとめており、低レベルの俺達も慌てることなくしっかりと指揮に組み込んでいた。

冒険者ランクAの冒険者が何人もいて、我の強い彼らをまるで当然のようにまとめる奈々は、まるで王女様のように輝いていた。

俺も上の話を聞いてるだけですみ、自分が上に立たなくていいというのは気が楽だった。

まあ最終決戦では腕ぶった切られたりもしたけど、煉獄故何の問題も無いな。


「人間だけで何十万人もいたのに、それをまともに指揮してるんだから凄い」

「ああ…彼女は稀代の統率者ですからね」


ルティナの言葉にも、今なら納得である。

パッシブで魅了が発動しているらしいが、そんなものとは無関係に人々をまとめていた。


「一応聞くけど、ケントニス以外とは…?」


ディレットが微妙に引きつった笑顔で聞いてくる。


「黄天竜、黄金竜なら遠目に。青海竜は分身だけは近くで見たよ。……エルダードラゴンって、本当に違うのな」


人・魔と比べて、エルダードラゴンは生物として違いすぎる。

明らかに規模がおかしかったし、やってることもおかしかった。

ケントニスは合計百を超える分身を別空間とも言うべき場所に送り込み、相互に接続。

しかも戦闘力は低いとか言いつつ分身の一人一人が高レベルなんて話じゃない魔法を使える。

そんな規格外の存在をすでに知ってはいたけれど、それでも後の竜達を見たときはまた驚かされた。

黄天竜や黄金竜は効果範囲数十キロはあるような魔法使ってたし、青海龍は四桁くらいの数の分身をばらまいていた。

人間の目から見てまさしく規格外、あそこまでとは思ってなかった。


「ドラゴンというのはそのような存在ですからねー…まあ例外もいますけど」


ルティナがそう言いながらジト目でディレットをみる。

言葉を一拍おいた当たりでこの展開は読めてた。


「ぅ、うっさいわね。良いじゃない、それであんた達と会えたんだから」


顔を赤くしてそっぽを向くディレット。

その言動に俺も照れた。思わず表情が崩れそうになる。


「は、恥ずかしいこと言うね」


お互いに顔を赤くしてしばらく黙ってしまった。

ルティナまで微妙にうれしそうにしている。

お見合いかな?


「次は地上の状況を話した方が良いんじゃないか?」


ソリフィスが横から口を出してくれた。


「そうですね…あ」


ルティナがそう言った瞬間、侵入者ありの通知が来た。

見ればそれぞれがやれやれと言った様子をしている。

俺はとりあえず侵入者を確認する。



lv2  ブラックスケルトン  1000

lv4  スケルトンナイト   300

lv6  グリーフウィザード  100



この構成に、俺は頭にクエッションマークを浮かべる。

無視できるほど低い戦力ではないが、かといって俺のダンジョンを本気で落とせるような戦力じゃない。

ぶっちゃけ養分だ。


「大都市認定されちゃったのかはともかく、たまに攻めてくるんですよねー」


ルティナが困った様子もなく言う。

現状、世界では大きい都市ほど大規模な襲撃が発生している。

このダンジョンが大都市だと亡者達に認識されたなら、それだけ襲撃の頻度も上がるだろう。


「なるほどね。んー、久しぶりに帰ってきたし俺が戦うべきか、俺がいなかったときの様子をみるか」


俺が髪を掻きながらそう言うと、レフィルが腰を上げた。


「主シラキ、ここはオレに任せてくれないか」

「ん。分かった、じゃあ俺は…しっかり観戦させてもらおっかな」


レフィルがこんな事を言うのは珍しい、というか初めてではないだろうか?

というか、眷属達……命尾以外で戦闘時に積極性を発揮することはあまりなかった。

そしてその命尾は、今はいない。


移動するレフィル、ソリフィスと共に第一階層に転移すると、第一階層のボス部屋にはすでにレフィルが呼んだ眷属達が集まっていた。

俺はと言うと、ソリフィスに乗った状態でレフィルを中心に動く眷属達を眺めている。

この場にいるのは、ウルフ達、フォックス達、ドリアード達、ノーム達。

今までであれば、ウルフ隊とフォックス隊が集まると、レフィルと命尾が憎まれ口をたたき合っていたものだが、レフィルにあの時の雰囲気は感じられない。

フォックス達は探索と補助に優れ、ドリアード達は直接的な攻撃ではない魔法を主に扱う。

ノームは魔法で攻撃も補助もできるが、補助魔法としては防御系・回復系が主だったはずだ。

それに加え補助魔法の使える魔法系ウルフ、アッシュウルフが全員一緒になって補助魔法を掛けている。

ウルフ隊約550に対し、補助魔法を掛けるのが600弱。

補助魔法を使うのにかなりの力を使っているらしく、当のウルフ隊は少なく見積もっても、平均して一レベル以上能力が向上している。


「フォックス達は戦闘には参加せず、補助魔法だけを行う。戦うのはウルフ達、死なないドリアード達、地中に潜れるノーム達だ」


ソリフィスがそう説明してくれる。

今までと特に変わったところはないが、おそらく被害を出さないための戦い方だと思う。

俺がいないときは戦力の補充ができないし、そうでなくとも被害を出さずに倒せるならその方が良いだろう。

今のところ敵が入ってくるのは数日に一回のペースだそうだし、出し惜しみする必要もない。

もちろんディレットやルティナが出ればそれで終わるが、それよりも低レベル帯の戦闘経験を積ませる方が良い。

魔物は、というか魔族は生まれた段階からそれなりに強力で成熟しているが、その分成長することが難しい。

その為戦闘経験も人間と比べれば意味は薄いのだが、それでもやはりないよりはあった方が良い。

レフィル隊とドリアード達が駆け出し、ノームが地面に潜って見えなくなる。

俺もフォックスシャーマン達をその場に残し、ソリフィスに乗ってウルフ隊の最後尾より少し後ろに付いた。

久しぶりにレフィル隊の戦いを間近で観戦しようという魂胆だ。


どうやら敵は道を知っているわけではないらしく、大体百ずつ十六の集団に分かれて迷宮を彷徨っている。

集団同士もまるで連携するようなそぶりを見せず、各個撃破の的である。

全体で動くわけでもなく、かといって一人一人分散するわけでもないとは、どういうアルゴリズムで行動しているのだろうか。

指示している者がいるようには見えないし、遠隔操作という感じでもなさそうだが。

まあ地上に出てきた亡者達は適当にうろうろして、適当に群れて、適当に地上の生物に襲いかかっているので、これもその延長かも知れない。


ソリフィスに乗っているといくらも立たずに敵集団と接敵し、ウルフ達は止まるどころか速度を上げる。

起こったのは蹂躙……というかひき逃げだった。

まあレベル2と4のスケルトン100に平均レベル5くらいのウルフ500が突っ込んだら当然そうなる。


そんな中で、ネックとなるはずだったのがレベル6のグリーフウィザード。

青黒い光を放ち、フードを被った、宙に浮かぶ幽霊の様な敵である。

どう見ても霊体であり、そのような敵には物理攻撃が通用しない。

霊体には魔法、それも魔法の矢と言った魔力属性の魔法が有効だ。

闘気の攻撃も全く効かないわけではないが、かなり効き目が悪い。

おそらく闘気の生命力の部分が効果を及ぼさず、意志の部分がかろうじてダメージを与えているのだろう。


そういうわけでウルフ達では相性が悪い彼らであるが、レフィルはグリーフウィザードに飛びかかると、そのまま闘気の牙でかみ殺してしまう。

残りの数十のグリーフウィザードはアッシュウルフから一斉に魔法の矢を撃たれ、この場にいた集団はあっという間に殲滅された。

グリーフウィザードなどは普通に戦えば強敵だろうが、奇襲に弱いのは魔法使い共通だ。

こちらは死亡ゼロ、軽傷がいくらかとまあ当然の結果である。


そのまま何事もなく"当然の結果"を繰り返し、敵を殲滅した。

一部の敵部隊は魔方陣から第二階層に投げ込み、そこでも殲滅。

ドリアードとノームも適当にあしらったらしく、本当に被害無しで終わった。


このくらいの規模の襲撃が大体週一ペースで起こっているらしく、マナがまた大量に増えている。

これが人間の都市であれば傷や疲労も蓄積するだろうが、このダンジョンではそうならない。

犠牲はほとんど出ていないし、本当に養分である。

その後、何事もなかったように第六階層ダイニングルームに集まる。


「レフィル、ウエポンズビーストは使ってなかったけど」


レフィルは自身の、と言うかウルフのウエポンズビーストである第三の手を使っていなかった。

俺がそのことを気になって聞いてみると、リースが口を挟む。


「あれ、ウエポンズビーストって霊体にも効くの?」

「オレの爪は霊体には効かないぞ」

「あれ?……ウエポンズビーストってスキル枠じゃなかったっけ?」

「スキルは千差万別、霊体に効果のないスキルも存在する」


言われてみればそうかもしれない。

霊体の敵と戦う機会が少なかったから忘れていたのかも知れない。

と言うか霊体の敵って煉獄の悪霊が初じゃないか?

黄泉の黒煙はガスだし、怨念の騎士は鎧を壊せば倒せるし。


「とりあえず、世界情勢から話しますか」


などと言いながら、よろず話もそこそこに話を戻す。

ルティナが話し出したのは、"魂縛の煉獄界"で俺がいなかった間に世界がどうなったのかだ。


「"魂縛の煉獄界"でかなりの人数消えたけど…どうなった?」

「まず、亜人族。終末が始まってから、人口的には約1割程が死亡し、十数ある大都市は五つほど陥落しました」


世界人口の一割、か。

地上全体で何人くらいの人間、もとい亜人族がいるかは神々くらいしか知らないだろうが、大体数百万から一千万くらいだったはず。

ぶっちゃけ書籍や人の言うことで一桁くらいは普通に変わるらしいが、ルティナがそう言っていたので大体そのくらいだろう。

その一割というと、かなりの数だ。

とはいえ"滅亡の大地"の"滅亡の行進"、"狂える様に歌う闇"の"夢見る闇"、"煉獄よりの使者"の"魂縛の煉獄界"。

三つのワールドスキル……という名の大災害を経た結果だとすると、むしろ少ないくらいなのかも知れない。

ってあれ?


「ん、"魂縛の煉獄界"での死亡者は入ってるの?」

「大体そのくらいだろう、という程度で入れてますねー。まあギルドのトップ陣から末端に至るまで"まとも"な方が多く、亜人族はかなり善戦していると思いますよ」


人間というヤツは足の引っ張り合いをすると最高にクソだけど、一致団結するとかなりの力を発揮する。

この世界の人間は凄い、という話。

あくまで全体的に見ての話ね。


「で、魔族ですけど…こっちは結構大事件でして」

「ん……煉獄にも伝達は届いてたけど、吸血鬼が沢山死んだヤツ?」

「伝達はそっちまで届いていましたか、しっかり者ですねー、勤勉ですねー」


ルティナの言い方だと分かりづらいが、特にバカにしているわけでもなく、普通に感心しているらしい。


「シラキさんの言うとおり、吸血鬼最大の都市が落とされました。首謀者は死神、"煉獄よりの使者"」

「大鎌の少女(?)ね」

「ですです。僅かな人数だけで襲撃をかけ、レベル10を超える様な吸血鬼の大物を何人も、正面から殺して回ったそうです」

「それは凄い」

「吸血鬼達の代表、魔王"水平線上の蒼月"は生存していますが、軍としては壊滅状態ですねー。それで、それ関連の話があるんですが…それはまた後で」


ルティナはそこで一息つく。

そのタイミングでフェデラが水を持ってきてくれた。

コップはもちろん俺が作った物であり、今回のコップはアメジストだ。


「で、魔王サブナックですが」


その名前が出た途端、部屋が殺気立つと言うことはない。

しかしシラキも含め、全員の表情から柔らかさが消えた。

リースが戦闘モードに入りかけているし、普段は表情豊かなグノーシャが無表情になった。


「現在行方不明です。あの後忽然と姿を消したので…まあ"魂縛の煉獄界"に飲まれたと言うのが一番有力かと」

「煉獄界では少なくともサブナックは見かけなかったけど…」


ずっと隠れていたのならまあ隠れていられるだろう。

あの世界は融合前も融合後も相当広かったし、全員を確認したわけでもない。


「それで……シラキさんとしてはどう思いますか?」


一拍おいてルティナが聞いてくる。

これがそれなりに重要な問いかけであることは分かっている。

みんなは俺の意志を尊重してくれるだろうし、それがどんな結果を生むかも助言してくれるだろう。

仮にも中心人物…いや、眷属達の主であるからこそ、俺が自分のスタンスを明確にしておくことは重要だ。


「見つけたら殺す」


それだけ言ってから、口をつぐむ。

自分がどう感じているのか、自分でも確信できなかった。

例えば居場所を見つけたら全員で襲いにいくほどか?

そんなことをすれば眷属にも死者が出かねない、そしてこの終末が起こっている世界でそんなことをしていて良いのか。

いや、それは問題じゃない。

すでに命尾が殺されている以上、眷属に犠牲が出ることはともかく、あいつを殺すことは必ずしも地上にとってマイナスではない。

先に同じ地上の存在を襲ったのは相手だし、そのような存在を放置すればまた犠牲者が出かねない。

そもそも許せないと思ったなら、それが正しいかどうかは俺にとっては些細なことだ。

殺したければ殺せば良いのだ、汝の成したいように成すが良い。

………自分一人だけなら。


「シラキさん」


どうにも考えがまとまらないが、俺を呼ぶ声に目を向ける。

俺を見つめるルティナの目はいつも通りに優しくて、そして真摯だった。


「居場所が分かったとしても、自ら遠出して戦いに行って良いのか……と、言う様なことを考えていますね?」


俺はルティナにずばり言い当てられ、頷いて肯定する。


「あいつは俺達の敵。それは良いんだけど……この状況でダンジョンは空にできないし…あいつをダンジョンにたたき込めれば良いんだけど」


人を殺すことに思うところはない。

命尾の事を思えば、浮かぶのはむなしさ、寂しさ……それに比べれば、沸き上がる怒りは少ない。

自分は割と冷静で、割と淡泊で、割とつまらない人間だ。

だが、殺意はある。明確にして揺らぐ気配のない殺意が。

これはけじめだ、命尾を失ったことに対する俺の怒りの多寡に限らず、あいつは殺す。


「できるじゃないですか」

「?」


ルティナがニッコリと笑ってそういう。


「まず、サブナックの位置を特定します。次に、近くにコアを設置します。後は外であいつを"滅亡の大地"の闇に突っ込むだけです」


………。


「確かに」

「ね?」


"滅亡の大地"の闇を使えばダンジョンに放り込むことは可能だ。

そして出口となる闇を置いておける時間に制限があるのなら、時間内に行ける場所に入り口を作ってしまえば良い。

こんな事をすぐ思いつかないとは。

案外、視野狭窄に…というか命尾のことで頭がいっぱいだったのかも知れない。


「じゃ、それで行くか」


俺のその一言で楽しくもない敵の話が終了し、今度は地上の話が始まる。


「シラキさんがいない間に一度ナシタまで言ってきましたら…希にですが冥界の侵食が見られました」


冥界の侵食……冥界化という現象。

空間が冥界のものに変わっていくという、地上のあらゆる生物にとって生存権を奪われる現象だ。

冥界は地上の生物にとっては生存不能の環境であり、この場所にいるだけで心身の負担になる。

しかも亡者が自然発生し、亡者を生み出す建造物なども生成される。

亡者のうちそれに特化したものが冥界化を行っており、ほっとけばそこら中冥界になってしまう。

冥界化した空間を元に戻す魔法(神聖魔法)も存在するとはいえ、ある程度地上全体で情勢を見ていないと、目の届かない場所から敵が押し寄せてゲームオーバーになるという。

地上の生物たちに協調を強要するこの仕様よ。

今でこそまだ大したことないように思えるけど、終末的にはまだ本番前の予行演習くらいの進行度だからね。


「人の生活圏では見られませんし、眷属たちの中に神聖魔法使える魔物もいませんし、まあ放置ですねー」

「ふーん。そういや落とされた都市って冥界化してたと思うけど、それは?」

「それも向こう……ギルドから何か言ってこない限りスルーでいいと思いますよ。マナが得られるわけでもありませんし」


ダンジョン内で戦わないとマナにならないからね、仕方ないね。

……ってあれ?


「もしかして今までとやること変わりない?」

「ところがどっこい魔王"水平線上の蒼月"から話が来てるんですよ」









370日目終了


シラキ・ヒュノージェ(愛原白木)

総合A- 攻撃B 防御C+ 魔力量A 魔法攻撃A- 魔法防御B+ すばやさA- スタミナB+ スキルA-

(攻撃B- → B スタミナB → B+)


スキル

 ユニークスキル「結晶支配」

  シラキ本人が結晶と認識している物を創造・変形・支配する能力。

  その支配力は神が世界に対して行うソレに似ている。


 ユニークスキル「共鳴」


"運命の欠片" No008,060,066,095


 "運命の欠片"No008 スキル「滅亡の大地」

  質量を持ち、空間と空間を繋げる闇を操る。

  自身を中心に半径百メートルをダンジョンと同じ扱いにする。

  自身が殺害した相手のマナを回収する。


 "運命の欠片"No066 スキル「旅する小さな融合賢者(ノームブレス)

  ユニゾンを補佐する。

  自身と相手がユニゾン技術を持たない場合でもユニゾンを可能にする。

  また二人以上のユニゾンを可能にする。


保有マナ:5,422,171   (+10,374/日)



ダンジョンの全魔物(有効数字二桁)

ボス:ソリフィス(lv10)

迷宮植物:

 ヒカリゴケ11000、ヒカリダケ1600、魔草1100、幻樹5000、枯果実の木80、魔物の木50、願望桜5

グループ:

 大樹のケントロ(lv10)、グノーシャ(lv8)、ノーム10(lv6)、ノーム29(lv5)、ノーム30(lv4)、ノーム30(lv3)

 レフィル(lv9)、アッシュウルフ112(lv5)、シルバーウルフ122(lv5)、グレーウルフ330(lv3)、

 フォックスシャーマン(二尾)32(lv5) (一尾)100(lv4)、ハウンドフォックス(二尾)30(lv4)(一尾)100(lv3)

 リース(lv9)、魔術師30(lv6)、魔術師200(lv5)、見習い魔術師60(lv4)、見習い魔術師300(lv3)

 ハースティ(lv9)、ソードホーク50(lv6)、ソードスワロー77(lv4)、100(lv3)

 ライカ(lv9)、サンダーバード50(lv6)

 カミドリ2(lv9)、氷孔雀40(lv6)、ブレイズバード40(lv6)、ランドアウル40(lv6)、アクアペリー40(lv6)

 ビッグスノーマン(lv8)、ビッグスノーマン20(lv7)、イエティ80(lv5)、スノースクワラル300(lv4)

 アルラウネ(lv8)、コカトリス10(lv7)、プランケティ15(lv7)、ギガバウム10(lv7) 

 ゴブリンヒーロー(lv7) 8(lv6)、ゴブリンシャーマン26(lv4)、ホブゴブリン46(lv4)、ゴブリン0(lv2)

 コボルトヒーロー(lv8)、キマイラ4(lv6)、トロル12(lv5)

 ヒポグリフ10(lv7)、グリフォン15(lv6)、グリフォン25(lv5)

 ワイバーン2(lv8)

 クイーンビー20(lv5)、ニードルビー5500(lv2)

 クイーンアント20(lv5)、イートアント10300(lv1)

 ドリアード5(lv6)、ドリアード100(lv5)

 マッシュ1000000(lv2)

 フュートウルフ550(lv2)、フュートフォックス130(lv2)


人:

 ルテイエンクゥルヌ

 フェデラフロウ=ブロシア=フォルクロア

 情熱竜ディレット=ヴィニョル


ダンジョンコア(lv4)

・ダンジョン内の存在からマナを回収

・ダンジョン内で倒れた存在からマナを回収

・ダンジョン内の眷属の強化

・魔物の召喚が可能

・ダンジョンの整備が可能

・複数の魔物をひとまとめに扱うことが可能

・補正の追加が可能

・動物族の眷属を追加で小強化





一階層

洞窟

迷宮


二階層

吹雪の山


三階層

幻樹の森


四階層

大樹の層


五階層

雲中庭園


六階層

中枢部  「コア」

個室  「シラキの部屋」「ルティナの部屋」「リースの部屋」「フェデラの部屋」

ダイニングキッチン

大浴場

保存庫

畑  「ドリアード本体」*105



七階層:罠満載墓地ダンジョン(小規模・低レベル)

八階層:迷宮型洞窟ダンジョン(小規模・低レベル)

九階層:迷宮型城塞ダンジョン(小規模・中レベル)

十階層:ゴーレム遺跡ダンジョン(中規模・中レベル)

十一階層:フールド型森ダンジョン(大規模・低レベル)

十二階層:巨大地底湖型洞窟ダンジョン(中規模・高レベル)




グダリ防止のために煉獄編はおしまい。これから魔王達の出番が増えます。

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