臆病であり、そして勇気ある者
主人公がメインに活躍した結果。
主要人物、というか主人公がちゃんと戦うことの大切さを少し知った気がします。
下手すると作者のモチベにまで影響を及ぼしますね、これ。
決戦は、ディレットの攻撃から始まった。
「これでやられるようなら私と戦う資格は無いわ!」
そう言いながらディレットは右の握り拳を頭上に突き出す。
空気を振るわせる魔力の波動と共に、低い地鳴りのような音が鳴り出す。
眷属達はすぐさま対応し、俺も見た瞬間背を向けて全力で後退しようとする。
しかし直後、衝撃波のようなものが流れ、それが体を駆け抜けた瞬間、少しの間だが体が硬直する。
スタートダッシュを妨害され、次に放たれる攻撃が避けられないということを悟る。
「ヴォルケーノッ!!!」
発動したのは炎属性最上級魔法、"ヴォルケーノ"。
ディレットを中心に、火山が噴火するように爆発し、炎が膨らんでいく。
俺はギリギリで自由を取り戻した体にむち打ち、全力で飛び退る。
五十メートル程離れた位置で魔法の盾を展開し、同時に水晶の球で自分を覆い包む。
一帯は風のように進む炎で埋め尽くされた。
少なくとも半径百メートルは炎で覆い尽くされただろう。
ミサイルでも爆発したかという衝撃だった。
魔法の盾が消し飛び、二メートル以上の厚さがあった水晶の球が、半分以下まで薄くなってしまった。
何とか受けきり爆炎が晴れてみれば、フロアに浮かんでいた雲の足場が、俺と眷属達をそれぞれ守る様に盾になっていた。
これがこのフロアのギミックの一つ、動く雲による防御である。
ダンジョンコアからの遠隔操作が可能であり、炎熱に対して高い耐性を誇る。
現在はソリフィスが操作しているが、うまく機能しているようだ。
今回の戦いにおいて、俺が成すべき役割は前衛だ。
ソリフィスとレフィルがおらず、レベル6の魔物達が相手にならないため、前衛をはれる者がいない。
ちなみにケントロは機動力に欠けるため、ディレットを抑えられない。
そこで役に立つのが、補助魔法に分類される"ドレッドノート"である。
これは若かりし日のガリオンが使っていた魔法で、魔力の全てを機動力を中心とした身体能力に変えるという魔法だ。
装甲の薄い魔術師が近接戦をするために、敵の攻撃を避けられる機動力を重視している。
使わなければ戦いにすらならないために使わざるを得ないのだが、これのおかげで俺も前衛がはれるようになったのだ。
俺はディレットに向かって飛び出す。
目が合うと、ディレットは心底うれしそうに笑っていた。
五十メートルほどの距離を三秒かけずに詰め、斬りかかる。
抜き放ったのは腰に差した二本の刀の内の一振り、アクアマリンでできた太刀「水宝剣・志石」。
ルティナの評価でランクA-、現時点での最高傑作だ。
そしてA-の武器を用いて全力で繰り出した斬撃を、ディレットはその細腕で防御した。
結果、俺の全力はディレットの肌に僅かに切り傷を付けただけにとどまる。
それだけ基礎能力に差があるのだ。
お返しとばかりに放たれた拳を回避し、距離を取る。
ディレットが放つ拳を間近で見て確信を新たにした。
今更だが、相手の攻撃は全て一撃で俺を殺せるくらいの威力があるのだ。
俺が離れた瞬間、ストーンジャベリンとソードバードの剣がディレットに襲いかかる。
離れる俺に追撃しなかったのはそのためだ。
ディレットは瞬時に四本の光線を中空から発射し、これを迎撃し、かつ発動者を攻撃する。
一部は光線に飲み込まれたが、ケントロは耐え抜き、ソードバードは回避した。
打ち落とせなかった分の攻撃がディレットに直撃していく中、サンダーバードの雷属性中級応用魔法"爆雷波"が降り注ぐ。
"爆雷波"は持続する雷であり、雷哮牢と同じく与えるダメージに優れた魔法だ。
更に、ケントロの後ろから土魔法を中心とした魔法が大量に飛んでいく。
今回、鳥達がダメージディーラー、ケントロが後列用の盾だ。
ケントロの後ろに隠れる眷属達が魔法攻撃、補助、回復とこなす。
今回はこの役割分担を崩す気は無い。
そしてギミックの一つ、俺は刀を浮遊している雲に突き刺す。
バチバチと音が鳴り、引き抜くと刀を纏う様に電撃が走っていた。
俺の魔力無しでも攻撃力を上げることができるギミック。
更にこの雲は属性的に水であり、炎に対しては相性が良い。
要するにこのフロアは補助的な効果を持ちつつ、炎を使う敵に対してのメタにもなっているのだ。
爆発の煙に包まれている中で、ディレットが何かしらの魔法を発動させたことを感知する。
目では見えなくても、魔力は常に観察しているのだ。
煙の中から複数の赤い何かが飛び出してくる。
それは炎でできた鳥と、体中が赤い大きなワームだった。
眷属の鳥達に向かっていくそれらはただの攻撃かとも思ったが、まるで自分の意志があるかのように動いている。
召喚魔法、か?
炎の鳥は体全体が燃え上がる炎で構成されているようで、体は三メートルほど。
空飛ぶ赤いワームは長さ八メートル、太さ五十センチほどの体躯で、クワガタを大きくしたような凶悪な顎を持っている。
合わせて三十体ほどのそれらの生物を、ディレットは一遍に召喚したらしかった。
そして断続的に魔法が打ち込まれていく中、遂にディレットが動く。
煙の中から飛び出したディレットが向かう先は、ケントロと魔法隊。
即座に俺も突撃する。
ディレットが後衛をねらうなら、その横っ腹を全力で突く。
幸い後列との距離はそれなりにあり、こちらが先に追いつく。
と、あと少しで追いつくというところでディレットが振り返り、極太の炎の槍を放ってくる。
俺はそれが炎属性中級応用"ブレイズランス"であり、込められた魔力的に牽制目的だと判断した。
ただでさえ多大な召喚魔法を使った直後だ、隙があるのかも知れない。
そう思った俺は体中に魔力をみなぎらせ、剣に纏う電撃を展開しながら、まっすぐに迫るブレイズランスに突撃する。
息を止め、目を守るためにまぶたを閉じ、体中を包む炎の熱さに耐えつつ進む。
俺は両手で持った刀を突き出しながら、炎の槍を突き抜けた。
そのままの勢いで振り上げた剣で斬りかかると、ディレットは両手をクロスさせてそれを防御。
どうやら罠ではなく、隙の方で正解だったらしい。
電撃を纏っている分を差し引いても、最初の時よりダメージを与えられている。
防御するときに上げていた腕からそのまま繰り出される右手の打ち降ろしを右に回避。
繰り出される連続ジャブを、それに十分すぎる威力があることに冷や汗を掻きながら回避。
数秒、十数秒の内にいくつもの攻撃が嵐のように押し寄せる。
次に来た素早い回し蹴りを地べたに這いつくばる様にして回避、当たったら上半身と下半身が泣き別れてただろう。
飛び起きるような勢いで斜め前に飛び出し、すれ違いざまに引っかけるように切りつける。
すぐさま振り向き刀を正眼に構えると、後ろから注意の念話が飛んできた。
(シラキ君上!)
リースの声を聞くと同時、確認もしないで全力で後退する。
俺が飛び退くいた直後、いつの間に生成したのか、上空に浮かんでいた八つのバーニングボムが落ちてきた。
爆発。
ディレットを中心にして八方向にバーニングボムを落とす、自爆染みた技だ。
位置的にディレットは巻き込まれたはずだが、どうせ効かないからこそ、自分ごと攻撃したんだろう。
まあ俺も魔法防御力はそこそこあるし、中級応用魔法なら当たっても死なない、と思う。
この機会に俺が飛び退くと、それを待っていましたとばかりに眷属達の魔法が飛び込んでいく。
が、ディレットもすぐに飛び出したため、自分から魔法にぶつかっていく感じだ。
大して効かないとはいえ、自分から攻撃に飛び込んでいくのだからさすがである。
そしてディレットが後衛に向かう以上、俺はそれを阻止するように動かなければならない。
一回一回の攻撃で多大な魔力を使っているため、すでに刀が纏っていた電撃は消費してしまっている。
俺は心の中でかなり上品な悪態をつきながらも、後衛とディレットの間に立ちふさがった。
このとき、俺は気がついていなかった。
戦うときは必ず感じていた恐怖を、この戦いではほとんど感じていないことを。
戦いの行方は、予想もしていなかった方向へ向かっていた。
どちらかというと近接戦向きではない空の眷属達は、ディレットが召喚した者達とドックファイトの真っ最中。
空の戦いは最初こそ優勢だったものの、新たに巨大な火の鳥が召喚され、拮抗状態まで戻された。
地上に関しては、優勢と言えないこともない戦況だ。
時々前兆もなく放たれる細い光線を躱しながら、俺は白兵戦を続けていた。
前触れもなく即死攻撃を仕掛けてくるのだから、張り付いて戦う俺は戦々恐々である。
とはいえ、頭では相手を恐れているが、心ではそれほど恐怖を感じていないらしい。
途中で恐怖を感じていないことを不思議に思いつつも、戦闘中でありすぐにそのことを忘れ、何とかディレットに食らいついていた。
しかし、その戦況もあるとき突然崩れた。
終始攻めていたディレットが大きく後退したのだ。
そのとき白兵戦をしていた俺は、どうしてディレットが下がったのかが分からなかった。
そうしてたっぷり三秒後、ようやく気付く。
あの動き、タメだ!
背筋に悪寒が走り、即座に距離を詰めながら雲を切り裂き充電。
俺が連続で繰り出す斬撃を、ディレットは左手と体捌きだけで受けていく。
初めてディレットが完全に守りに回った瞬間でもあった。
多くの攻撃は当たっているが、一部かわされたり、受け流されたりしている。
そして最初は全力で切って切り傷だったのが、今は連続攻撃でも切り傷にできる。
右手に集中している分、他の部分の防御力が下がっているのだ。
集まっているのは、最上級魔法数発分、大魔法を超える量の魔力。
このままでは止められないと焦った俺が繰り出した渾身の突きを、ディレットは平然とした様子で、左手でつかみ取った。
このとき、自分がまたもやらかしたことに気付く。
自分の力では強引に引き抜くこともできないし、切ろうにも相手の防御力的に不可能だ。
要するに、この時点で刀を引き抜けなくなってしまったのだ。
失策により体の動きが止まった瞬間、ディレットの強大な魔力が集められた右手が突き出される。
「我が胸を溶かす情熱!」
俺は刀を手放し、なりふり構わず横に飛んだ。
現れたそれは、巨大な真紅の光線。
そして火花のように光線から飛び散る炎。
俺は着地もできず無様に転がりながら、その威容を直視した。
俺を巻き込むように放たれた光線の向かう先にいたのは、眷属達。
守るように移動してきていた雲の盾は蒸発し、折り重なるように展開された二百枚程の魔法の盾が、一瞬にして消え去った。
そのとき俺は、雲の地面に手と膝を突きながら、呆け顔を晒していることしかできなかった。
数秒間の放出の後には、何も残っていなかった。
耐久力に優れるケントロを含め、後衛の眷属達が今の一撃で全滅したのである。
じわりと、しみるように痛みが走る。
不思議に思ってみてみると、右の二の腕から先がなくなっていた。
かわしきれなかったのだろう、傷の場所が溶けてくっついている。
考えてみれば、この世界に来て初めての重傷だった。
俺はしばらくポカンとした後我に返って立ち上がる。
右手のなくなった先から水晶の腕を生やし、腰に佩いていた二本目の刀、"黄玉の乱れ紅葉"を引き抜いた。
(ホント、やられたわね)
自身が持つ必殺の技を放ったばかりのディレットは、感慨深げに心の中でつぶやいた。
これまでの戦闘でかなりの魔力を使っており、もうほとんど残っていない。
そして、シラキの戦いぶりにも驚いていた。
シラキが使ったドレッドノートは、シラキがガリオラーデから教わった魔法である。
しかしそれは、数百年前、ガリオラーデがディレットと戦ったときに使った魔法でもあった。
ドレッドノートを使った上で魔法で戦ったガリオラーデと違い、シラキは刀で戦っているが。
強さも状況も違うが、それでもディレットには感慨深かった。
(鼓舞、使って良かった)
実は、シラキが恐怖をものともしていなかった理由は、ディレットにある。
ディレットの種族スキル「一つの勇者の形」。
これは言わば、超高レベルの補助魔法である。
相手の身体能力を上げつつ、勇気を与えて恐怖を吹っ飛ばすスキルなのだ。
ここで重要になってくるのが、シラキは弱くとも、潜在能力的には低くないということ。
シラキは他の人と比べれば驚くほど成長が早いが、周囲の環境を考えれば、実際にはむしろ遅いぐらいである。
神の子達も弱いと言うし、シラキ本人も、自分のことをクソ雑魚カタツムリなどといってはばからない。
そしてシラキが弱い最大の理由が、彼の臆病さから来ている。
自分が傷つくことに対する怯えに加え、他者が傷つくことへの恐怖と罪悪感が、彼の動きを大きく鈍らせていたのだ。
それがここに来て、ディレットの力によって打ち消された。
その上、右腕を失い、眷属が飲み込まれるのを目の前で見て、シラキはどこか理性が吹っ飛んでいた。
最大の弱点がなくなった今、シラキは神に選ばれた者として、あるべき強さを発揮しているのだ。
「こんなに楽しいの……数百年ぶりだわ!!」
だからこそ、ディレットは喜んでいた。
どうせ戦うなら、真のポテンシャルを発揮して欲しいと願うのが、ディレットに限らず竜という種族の特徴なのだ。
そのディレットも、シラキの動きには驚いていた。
腕をなくしたと思ったら、すぐに代わりの腕を生やして戦うなどとは思ってもいなかったのだ。
そしてシラキは更に動きのキレを増し、すでにディレットの機動力を凌駕している。
戦うことによってテンションが上がり、ディレットのスキル、シラキのドレッドノート、両方の精度が上がっているのだ。
動きの鋭さを増していくシラキと、反撃を当てられず、しかし未だ強大な存在であるディレット。
ディレットはできるだけ長くこのときを楽しむのと、最後まで大味に戦うのとどちらにしようか考える。
そしてすぐに結論を出した。
「荒天花!」
炎属性上級魔法"荒天花"を自身を中心に展開する。
渦を巻くような炎が大輪の花を咲かせるが、シラキはすでに効果範囲外に出て、刀を雲に刺して充電している。
魔力の流れから次の攻撃を読み、先回りしているのだ。
そして渦巻く魔力の炎の中で、もう一つ魔力が高まっていくのを、シラキは感じていた。
「炎 帝 鳳 凰 !!!」
震えるような気合いを込めた、低く叫ぶような声と共に放たれたのは、灼熱の炎纏いし神鳥。
炎属性最上級魔法、"炎帝鳳凰"。
速度を上げていき、すさまじいスピードに至った強大な鳳凰を、シラキは納刀して待ち構える。
鳳凰が目の前という位置まで迫ったとき。
激しさを増し、轟音を轟かす電を纏った刀を抜き放った。
117日目終了
第四階層・雲中庭園整備:-28000マナ
情熱竜ディレット=ヴィニョル
ドラゴン
人間形態 身長170cm
魔物レベル12
総合S-攻撃A+ 防御A+ 魔力量S 魔法攻撃S- 魔法防御A+ すばやさA- スタミナS-
竜族・情熱竜ヴィニョル
「一つの勇者の形」
対象を鼓舞し、勇気を与える。
また一時的に身体能力を強化し、肉体のコンディションを引き上げる。
固有技
「我が胸を溶かす情熱」
前方に巨大な炎の光線を放つ、情熱竜ディレット=ヴィニョル固有の技。
すさまじい攻撃力と広い攻撃範囲をもつ、大魔法を超える強力な攻撃。
その威力は都市を真っ二つに割り、レッサードラゴンすら即死させる。
シラキ・ヒュノージェ(愛原白木)
総合B+攻撃C+ 防御C+ 魔力量B+ 魔法攻撃B+ 魔法防御B+ すばやさB スタミナB- スキルB
(攻撃C → C+ 魔法防御B → B+)
ドレッドノート使用(ディレット戦当日)
総合B+攻撃B+ 防御C+ 魔力量B+ 魔法攻撃G 魔法防御B すばやさA- スタミナB- スキルB
+「一つの勇者の形」
総合A-攻撃A- 防御B- 魔力量B+ 魔法攻撃G 魔法防御B+ すばやさA スタミナB スキルB+
スキル
ユニークスキル「結晶支配」
シラキ本人が結晶と認識している物を創造・変形・支配する能力。
その支配力は神が世界に対して行うソレに似ている。
ユニークスキル「共鳴」
保有マナ
2,855 (+821/日)
ダンジョンの全魔物
ボス:ソリフィス(lv8)
迷宮植物:
ヒカリゴケ5300、ヒカリダケ660、魔草530、幻樹5000、枯果実の木10、魔物の木3、願望桜5
グループ:
大樹のケントロ(lv10)、グノーシャ(lv8)、ノーム99(lv3~6)
レフィル(lv7)、アッシュウルフ12(lv5)、シルバーウルフ4(lv5)、グレーウルフ34(lv3)、ハウンドウルフ313(lv1)
ハースティ(lv7)、ソードホーク20(lv6)、ソードスワロー100(lv3)
リース(lv7)、魔術師20(lv5)、見習い魔術師115(lv3)
命尾(lv6)、フォックスシャーマン(二尾)12(lv5)、(一尾)20(lv4)、ハウンドフォックス(二尾)10(lv4)、(一尾)20(lv3)
ヒポグリフ1(lv7)、グリフォン4(lv6)、グリフォン3(lv5)
ゴブリンヒーロー1(lv6)、ホブゴブリン3(lv3)、ゴブリンシャーマン17(lv3)、ゴブリン59(lv2)
クイーンアント11(lv5)、イートアント117(lv1)
メガバウム8(lv5)
キマイラ4(lv6)
オーガ4(lv6)
マッシュ377(lv2)
バウム40(lv3)
ドリアード55(lv5)
クイーンビー13(lv5)、ニードルビー238(lv2)
リザードマン8(lv4)
トロル2(lv5)
コボルト14(lv1)
食人蔦3(lv4)
食人花10(lv2)
インプ6(lv1)
単体・その他(能力順);
サンダーバード1(lv6)
コボルトヒーロー1(lv5)
グリズリー4(lv3)
人:
ルテイエンクゥルヌ
フェデラフロウ=ブロシア=フォルクロア
情熱竜ディレット=ヴィニョル
一階層
洞窟
迷宮
二階層
幻樹の森
三階層
大樹の層
四階層
雲中庭園
五階層
更地
六階層
中枢部 「コア」
個室 「シラキの部屋」「ルティナの部屋」「リースの部屋」「フェデラの部屋」
ダイニングキッチン
大浴場
保存庫
畑 「ドリアード本体」*55
この後は数話間話?を挟んでその後終末です。いよいよ、というかやっとですね。
次回「真面目に楽しむ者達」