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異世界で小柄な女神様とダンジョン運営  作者: バージ
ダンジョンと人魔竜 ~渡る世間は強者ばかり~
26/96

仲睦まじい神の子達

見渡す限りの大草原。

地を覆うのは緑ばかりではなく、様々な花が咲き乱れている。

穏やかな風に波打つ大地は、黄、白、桃、赤と絵の具を乗せすぎたパレットのようだ。


目覚めたとき、視界に映ったのは青空だった。

太陽が斜めの位置に浮かんでいる空には、大きめの雲が一つ、ゆっくりと流れている。

首を回して横を見れば、目の前には小さな青い花が一輪だけ咲いていた。

その花を見つめるのも一瞬で、目は勝手にカラフルな大地の方へと焦点を合わせていく。


「光の網は破れ、闇はすぐ隣まで来ている」


声が聞こえる。

おそらく、それなりに近い位置だ。


「竜達は次第に旅立っていき、魔物は負に侵される」


透き通った、綺麗な声だ。

声が大きいわけでもなく、抑揚もない声が、耳に心地良く響く。


「不快な唸り声を上げる者どもと、ただにらみ合うだけの時は終わる」


話し手は一泊開けた。

俺は横を向いたまま目を瞑り、穏やかな眠気に身をゆだねる。


「そして……こらえ性のない阿呆どもが騒ぎ出す」

「ここまで言って最後がそれかよ!?」


淡泊な声に、若い男の声がツッコミを入れた。

何者かが会話するその光景を視界に入れていた訳でもないのに、まるでギャグ漫画の様な構図がありありと脳裏に浮かぶ。


「ディレットとかラグラブルクとか」

「竜王と奇人を同列に考えるのはヤメロォ!!」

「私は神の伝達じゃないわ」

「龍族の道案内が言う言葉でもないぞ!」


顔を見なくても分かる。

彼は間違いなくツッコミ役だ。


「てか竜が移動を始めてるならお前の仕事はどうした?」

「始まる三ヶ月前からよ…後二ヶ月後ね」

「いや、そういう話じゃないだろ」


眠い。

と言うか、この世界に来るまでは、ぱっちりと目が覚めることなんてほとんどなかった。

俺は朝が弱い。

まあ、間違いなく夜更かし常連なのが原因の一つだが。

この世界に来てクッソ健康的な生活をしているせいか、朝は割と速く起きられるようになった。

最近はルティナが起こしてくれる前に目が覚めることがたまにある。

まあ、目が覚めてるだけで結局ルティナにゆさゆさされるまで起きないが。

などと思いながらごろごろとしていると、何者かが近くまで歩いて来た。


「おい、起きろ」


感じていたよりも近くで催促された。

俺はゆっくりと目を開けて見ると、目の前に若い男が座っている。

眉目秀麗で頭には角が生えており、緑の長髪は先っぽが白くなっている。

すらっとしていて、黒いマントが似合う男だ。


「ガリオンさん?」

「おう、俺がガリオラーデだ」


俺が何も考えずに発した言葉に、ガリオンは同意した。

何故か、彼がガリオラーデだと思った。

初対面なのに相手が誰だか分かるとか、ロマンチックね。

俺は大きなあくびを一つして、上体を起こす。

改めて見てみると分かるが、すばらしく眺めが良い場所だ。

俺は花は好きだからな。

そうして見回してみると、斜め後ろに巨大な白い龍が横たわり、目だけをこちらに向けている


「もしかして、フレイさん」


ルティナからは名前だけしか聞いていないが、半ば確信を持って訪ねる。


「ええ……ヴォルフレイデン、ヴォルドラベル…シラキね?」


彼女はゆっくりと、静かに話す。

うーん、綺麗な声だ。


「シラキです……って、ここ、どこ?」


やべぇ、全く気付いてなかった。

目が覚めたら全く知らない場所にいて、そこにいた人とナチュラルに会話するとかレベル高いな。


「神の子達の庭。ミテュルシオン様がいた白い場所と、似たようなものよ」

「ああ、なるほど。言われてみれば確かに、あの時も妙に安心感ありましたね」


初めてミテュルシオンさんと合ったとき。

俺は焦燥感とか、不安感といった物を全然感じていなかった気がする。

…つーか俺、ルティナに吹っ飛ばされて気絶してここに来たのか。

草生えるわ。


「なるほど、ルティナが兄妹達とはいつでも話せると言ってましたけど、これですか」


ルティナがそんなようなことを言っていた。

念話ではないとのことだったが、確かにこれは念話ではない。


「そうだな。ここには俺達が常に存在し、いつでも訪れることが出来る」

「…良く分からないけど分かった」


年長かつ強者特有の分かりにくい説明。

人外で年長で実力があるほど言い回しが分かりにくくなる…というイメージがないわけではない。

とはいえルティナは教えてくれるとき、丁寧で分かりやすくかみ砕いて説明してくれるが。


「…好奇心が強いと聞いていたが、聞かないのか?」


ガリオンが聞いてくる。

ルティナが俺をどういう風に言っているのか気になるところだ。


「実力に不相応なことは聞いても理解できないと思いますし。まだ基礎の段階ですから、応用は早いかな、と」


まあ正直言って理解できるとは思っていない。

特に神の方々が関わると魔法知識を用いても仕組みの切片すらつかめない。

魔法の知識を深めれば分かる様になるのか、それとも別次元の話なのか。


「そうか」

「まあもっと強くなってからと言うことで」


ガリオンは俺の言葉を聞きながらも、立ち上がってテーブルに向かう。

そしてテーブルに置いてあったティーポットから紅茶をついで持ってきた。


「ほれ」

「あ、ありがとうございます」


熱々の紅茶をフーフーして冷やす。

詳しくないが、イチゴに似た良いにおいがする。

俺が一口飲んで視線を上げると、ガリオンも紅茶を飲んでいた。


「シラキ。それ、ルティナのよ」

「へ?」

「…ここにはカップが二つしか無くてな」


確かに、フレイは飲めないだろうが。

見てみれば、俺が今持っているカップは桃色のラインが入っている。

ガリオンのは緑色だ。

少々悪いことをしただろうかと不安になる。

…というか。


「何故俺にルティナのを渡したし」

「俺は自分のを使うからな」


とりあえず俺は半にらみでガリオンを見た後、右手でルティナのカップを持ったまま、左手に水晶を生成した。

俺の能力で、結晶は粘土やスライムのように形を変える。

カップの形に水晶を出し、大きさを合わせ、曲線を整えて三秒。

複雑な物ならともかく、食器類などの生成は朝飯前だ。

しかし、俺は両方のカップを見てふと思う。

この"神の子"どもが使っているカップの隣に、俺の三秒で作った駄作が並ぶのだろうか。

物の美術的価値など解さない俺だが、例えばこのカップをルティナに見られたら少々恥ずかしい。

俺は少々考え、やはり別にカップを作り直すことにした。


「まって」


俺が作ったカップを消す前に、しかしフレイの静止が入った。


「消すのなら、私にくれない?」

「別に良いですけど」


どうするのだろう?


「こっちに投げてくれれば良いわ。顔の辺りに」

「はあ」


俺はカップを持ち替えて、右手で作ったカップを投げる。

放られた水晶製のカップは放物線を描き。

そして、俺がここに来てから初めてフレイが顔を動かし、向かってきていたカップを食べた。


「えっ」


どういうこと?

カップを口に入れたフレイは、そのまま租借することもなく元の位置に戻っている。

困惑してガリオンを見ると、彼は気にした様子もなく紅茶を飲んでいたが、こちらの視線に気付いて答えてくれる。


「フレイに限らず、ドラゴンは魔力を食べてそれを味わう者がいる」

「…そうなんですか」

「で、味はどうなんだ?」


しばらく味わっていた?フレイだが、ついに口を動かし、バキッバキッと租借する。

うわぁ、すごい音。

"水を枕に、石で歯を磨く"と言う話を思い出したが、それを実践するよりすごい。


「甘いわ。実に」

「そうか」


それだけ答え、二人は何も無かったように元に戻っている。

つまり、フレイは寝転んだまま、ガリオンは隣に座り直した。

うわぁ、人外の宴だぁ。


「結局、どういう意味があったんです?」

「…さっきから思ってたが、とりあえずその気持ち悪い敬語は止めろ。と言うか、ルティナの時と同じように話せ」

「あっ、はい」


いきなりガリオンに言われた。

気持ち悪い…orz。


「アレはただの味見だ。フレイ風のあいさつみたいなものさ」

「さいですか」


まあ特に思うところはない。

捨てる予定だった物がアメちゃんに化けたのだから良い結果だろう。


「…お前は魔法が得意だったな?」


紅茶を持ち、隣に座っているガリオンが聞いてくる。

角とかマントとか魔王感がひしひしと伝わってくるのに、隣でジベタリアンしてるとギャップで笑える。


「得意というか、他がダメというか、マシなだけというか」

「……何にせよ魔法使いな訳だ。俺が少し教えてやろう」


突然な話だが、ガリオンが魔法を教えてくれるらしい。

贅沢な話である。

すでに神の子が一人師匠にいるというのに。

しかも相手はルティナ曰く、"世界最高の魔法制作者"である。


「ありがとうございます」

「とりあえず、通常人間の魔法使いが扱う属性が二つなのは知っているな?」

「えっ?」

「えっ?」


つい聞き返してしまった。


「まて、知らないのか?」

「あ、いや、自分がメインで三属性使ってるけど…そういえば他がどうとは聞いてないな」

「ルティナァアアアアアアアアアアア!?」


ガリオン、渾身の抗議。


「おま、基本だろ!?まさか魔法の成り立ちとか習ってないのか!?」

「たまに世間話で聞いたりするけど、基本フィーリングでやってたから…」


ガリオンがお前マジかよ、と言う表情をしてい絶句する。


「…分かった、とりあえずお前の一日の時間の使い方を教えてくれ」


割と速く復帰して聞いてくる。


「ふむ…二十四時間中、睡眠が八時間。飯・風呂・トイレで三時間。自由時間が三時間で基礎トレが一時間」


ちなみに自由時間の内一時間以上がフェデラの黒結晶除去に使われている。


「ルティナとの一対一訓練が魔法二時間、近接三時間。魔力や魔法のあれこれで三時間」


なお、この時間には休憩時間も含まれている。


「魔物達と訓練したり、紅白戦をしたり、スキル関連、ダンジョン関連を含めて一時間」


ふむ。

そう考えてみると単純な訓練時間は休憩入れて一日九時間なのか。

そのうち肉体系が四時間、魔力系が五時間だから一応魔法系が先に育つ理由にはなっている。


「……その魔法のあれこれの中に知識系の話は無いのか?」

「各属性にどんな魔法があるかとか、どういう風に使えるとかはあるけど…」

「魔法の構造と段階の話は聞いているか?」

「それは、いくらかは」


魔法、あるいは魔術。

それらは魔法式というものを使っている。

魔法の型とも言うべきそれを使うことによって、この世界の生命は魔法を発動させている。

すでにある型に魔力を通すことによってしか、魔法が発動できないわけだ。

なお極めると魔法式がいらなくなる模様。

この型がどういった物で何で出来ているかと言われれば、それは知らん、俺の管轄外だとしか。

で、魔法の段階というのはこの魔法式にどれだけ干渉出来るかを段階的に表したものだ。

既存の魔法式をそのまま使っている場合は第一段階。

既存の魔法式に手を加えことが出来る様になって第二段階、と言った具合に魔法に習熟するほど上がっていく。


「魔道弾を作った時点に第二段階達成してたのは驚いたな」

「ああ、魔法の矢の適用魔力限界と形状指定、体積指定を撤廃したらしいな」

「そうなんだ?」

「知らねぇのかよ!」

「ルティナが少し話してたけど、覚えてないです」


ぱっと一回言われたからって覚えられるわけなかろう。

大体、こっちは理論を分かってやってるわけじゃなく、フィーリングでやってるんだし。


「本来、魔法式というのは知識と技術の両方がなければ、認知することさえ出来ないんだがな」

「らしいね」


その話はルティナに聞いていた。

ちなみに魔法の段階の話は普通の人はB+を超えた辺りでようやく関係してくる話らしい。

そのせいか俺も概要だけ教えてもらって、具体的なことは全く触れていない。

属性の話を考えると、順番逆だよね。


「まあ、それはお袋が何かやったんだろ」


なるほど、ミテュルシオンさんが何かやったのか。


「それは置いておこう。元は設置型トラップ系の魔法を教えてやろうと思ってたんだ」

「それは良いね」


ようやくする予定だった話に入れたらしい。


「属性毎のギミックの話はまた今度だな」


ガリオンがボソッと何かつぶやいたが。


「ん?」

「気にするな、独り言だ。それより説明するぞ」

「はい先生!」


先生オナシャス!

という感じで説明を聞いた。








シラキが立ち去ったしばらく後。

相変わらず寝そべったまま動かないヴォルフレイデンが口を開いた。


「どうだったの?」

「…何のことだ?」


ガリオラーデはテーブルの上に紅茶の入ったカップを置き、人差し指の先をテーブルに着ける。

するとカップの三倍ほどの大きさの、赤い光を放つ魔方陣がカップを中心に展開。

そこから蛍のように光の粒が浮かんでいき、カップの中の紅茶を温めていく。

ぬるくなっていた紅茶は十秒程で湯気を立て始めた。

その後役目を終えた魔方陣は自動的に消えていく。


「彼が魔法を練習する間、すぐ横で見てたじゃない」

「そうだな」


ガリオラーデはカップを持ち上げて、傾けて中の紅茶を回す。

ゆっくりと紅茶を飲んでから口を開いた。


「前回とは真逆だな。シラキに戦闘の才能はない。人並みという奴だな」

「やっぱり、ないのね」

「未だにレベル6だしな」


二人にとって、今のシラキの成長速度は遅い。

彼らと接点を持つような人間達と比べると、シラキの才能と能力はいささか以上に見劣りする物であった。

しかし、二人は一切残念そうにはしていない。

むしろ、歓迎している。


「全力で今の方式を推すわ」

「まっっったくの同感だ」

「私は言わずもがなですねー」


二人しかいなかったはずの場所に、突然三人目の声が聞こえてきた。

しかしガリオラーデもヴォルフレイデンも驚くこともなく、声のした方を向いた。

彼らにとっては、声を聞く前から気付いていたことである。

花の草原の中を、ルティナが歩いて来ている。


「だろうな。今は何をやっているんだ?」

「"鎮座する座天使"と演習中。さっき後衛が大打撃受けたとこですね」


ルティナが言いながら椅子に座り、テーブルの上に置かれていたティーポットから紅茶を注ぐ。


「"鎮座する座天使"って、確か支援用の…まあ、ちょうど良いか」

「良くも悪くも人の子ね。本来、彼に役割はなかったでしょうし」


ガリオラーデが一人で納得し、ヴォルフレイデンは感情を込めずに話した。


「彼はむしろ優秀ですよ。臆病で才能はありませんが、真摯で真面目でいとお…イーブンです。魔物と親しい分プラスですから」


そういうルティナは自慢するような、満足しているような表情をして紅茶を飲んだ。

それをみて、ガリオンが笑みを浮かべる。


「そのカップ、さっきシラキが使ったから」

「ぐふっ!?」


ルティナがむせた。

息を整えた後キッとガリオンを睨むが、若干頬が赤くなっている。


「何をやらせやがりますかこいつは」

「ふっ。いずれ来ると分かっていたのに、カップを用意していなかったお前が悪い」

「シラキさんには自分でカップを作ってもらうつもりだったんです!」

「そうだなぁ、だから最初はある物を使ってもらうしかないよなぁ」


ルティナが睨み、ガリオンがニヤニヤする。


「椅子やカップなんかは、今度来たときに作ると言っていたわ」


フレイが真ん中に入り、それによりルティナが顔をほころばせる。


「あ、それなら良かった!役目がちょうど合ってて良かったです」


それに合わせ、ガリオンもニヤニヤ笑いから微笑みへと笑いの種類を変える。


「ルティナが空間。俺が法則。フレイが景観を作った。そしてシラキが小物を作る、と」

「この世界にアクセントが付きますね」


この夢の中の世界、"神の子達の庭"は三人の神の子が共同で作ったものだ。

まずルテイエンクゥルヌが夢としての形、空間を作った。

次にガリオラーデがその空間の法則を決めた。

最後に、ヴォルフレイデンが花の草原と、その中心にそびえ立つ大樹を作った。

それが、"神の子達の庭"の成り立ち。

この世界に手を付けることは、彼らにとって特別な意味があるのだ。


「ふふっ♪」


ルティナはシラキがこの世界に変化をもたらすと知って、非常にご機嫌になっている。

それを見て、ガリオラーデがヴォルフレイデンに向かって小声で、若干青ざめた顔で話した。


「神に愛されるのって、必須条件だよな!!」

「止めろガリオン、思い出させるな…!!」


言われたヴォルフレイデンまでその大きな口を歪めて言う。

彼らは昔の、ある一人の人間を思い浮かべて話していた。


「はぁ~…シラキさんも、みんなも、最高です」


一方のルティナ、好みの菓子でも味わっているのかと言うような表情をしている。

この場所は、ルティナが最も安心できる場所なのである。

ここでなら、神の子が乙女回路全開で何かに浸っても許される。

多分。

この乙女な言動をしているルティナを見た、魔族と龍の神の子達の総評はと言うと。


「お袋、有能」

「シラキ、有能」


これであった。

大変仲の良い神の子達である。



爪が割れてアウチなことになってる作者ことバージです。

測ってみたらピンク部分、三ミリほど内側が横に割れてます。治るまで一月ぐらいかかりそう。

しかし投稿が少し遅れた理由は他で、この話はもともと無かったのに、次の話の前に急遽ねじ込んだからです。書き貯めてなかったから…。

次回!今度こそ「模擬戦・鎮座する座天使」です。

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