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架空ヴィジュアル  作者: 安達粒紫
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終末のハーレム




ーーーー翁、戸張は「終末のハーレム <無修正Ver.>」第二話を観終わった。

じっくり観た。二話目まで観たところでもかなり疲弊していた。

そのまた疲弊の原因は、一つはシリアス要素のため頭を使う事、一つは下に書き記す自身の身の上の事、一つは作画の2022年的でないこと…などに足りない頭を回転させていたためだった。


ところで、とうとつであるが彼は、男性的性機能の不具合を考えていた。


(ふぅ、これは性交渉をするという、内容も盛り込まれている作品だが、果たして自分は、そういう視点で…つまり肉欲的視点で楽しめただろうか…。)


(いや、勿論エロはこの話題作をこしらえている中の一要素でしかないように感ぜられらた……今後の展開がどうなるのか…)ーーーー



「終末のハーレム」。配信サイトでは四話まで出ているようだが、私はとりあえず二話まで観た。観たところでハーレムアニメ…これは、それに該当するのだろうか?と思った、じじいの古い頭で申し訳ないが。


やっぱりハーレムと言えば「俺がお嬢様学校に「庶民サンプル」としてゲッツされた件 」や「俺の彼女と幼なじみが修羅場すぎる」など度々?書くが頭脳労働を行わなくていい作品が心中に浮かんでくる。


ーーーー終末のハーレム・・・(子作りがテーマの一つらしい、この作はーーー二話の現時点で…。)

(私はと言えば、とうの昔にそれは諦めている…そういう事がもうできない。性的機能というのが死滅している…。随分時間を遡った時点から『男』ではない…)



翁は、もうずっと十数年前以降不能に陥っており、妻から2人目を…と要求されたのだが、下半身に…いや精神の上に、そんな性的対象―――という女性へ、ある日を境に、少なくとも条件反射的反応は全く起きなくなり―――努力はしても改善は見られなかった…(申し訳ないと思い…妻には陳謝したが、そういった日を境に、段々と眼前に展開されたのは私に対する悪口雑言ーーーつまり癇癪【ヒステリー】だった)…。


戸張翁は、気分を変えたくて懐メロを流した。それは奥村チヨの「恋の奴隷」だったーーーー


ーーーーしばらくたったのちーーーー


くだんの「終末」であるが、やはり二話では、なにも突っ込んだことは、話せない…いや、私の様な駄文生産機には、それが完結しても、なにも書くことはできないのだろう。

だが、そういうあやふやな表現の中にも、一片の真実が…これまた、ないかもしれないが、私は、ある理由から、こういう表現を続けると決意している。

よく言う言葉を用いれば継続は力であるし、それに無量寿経的救い…というのが訪れるかもしれない。

甚だ勝手なアニメ感想雑記ブログであるが皆さんの前で恥をさらすかわりに許してもらいたい。


では、はてさてまたハーレムものへ話を戻すと、意見が分かれるかもしれないが「RAIL WARS!」なども、私にとっては、ハーレム作品のうちの一つである。

アニメヲタク諸氏、ご存知の通り大抵の登場人物の女の子は主人公へ好意を寄せていく。

…その他にも色々あるだろうが、この鉄道アニメでも、ハーレム的要素は満たしている様に見受けられたのだった。

それを別にしても鉄道の勉強にもなる…大なり小なり。

そこが好みの点である。


他にも―――戸張翁は文字をなんとか打ち続けた――――「流されて藍蘭島」という、女の子、女性、熟女?老婆?に至るまで島の住人全員女という中に男一人という展開になる作品…これは理由は言えないが私は、怖かった。――――妻の癇癪の悪夢のため―――



――――翁は乏しい知識を探りながら痛切にこう思っていた

(アニメ作品を列挙していっても、人をけむに巻くくらいのところが結局行きつく場所である。)

(今日のような気分で大好きなラブコメディハーレムアニメを挙げたくない。青春を取り戻した気になれる作品達を、ああいう般若の面の妻を思い出しながらなどという…)

(「終末」に罪はない。あくまで私のトラウマという…)――――



とにもかくにも「終末のハーレム」楽しみである。今後。―――おもてには快楽をよそい、心には悩みわずらう――――


けれど無修正が私の契約しているQアニメストアだと15歳から観れる。それは先を観てないので解らないからだが、若者にとって、いいことか悪い事なのか…。だがTwitterなどを参照していると、そんなこと言ってられないというくらい、このじじいにしてみれば、危ないものが有るが故に…。けれど知らないだけかもしれないが目立った事は何も起きてない。そういう事だと思われる。


今回の結びだが、僭越ながら、また機会があれば、ハーレムもので書いてみようかと考えている。これでは「不完全燃焼」だから。(これが限界だ…何とか形になったろうか?…短い感想文だな毎度)―――翁は苦笑した―――



――――著者(1900文字。前回よりは多い。ここらあたりか)――――


――――翁の御内儀は、ヒステリィにしては、神経質そうなところのない婉然とした外見である。それは昔も今も変わらない。だが内側は…――――


――――(そういえば、現職の時に、教え子に手を出して、職についたが早いが退職していった男があった。あれに比べれば私はまだましかもしれない)

(いや、他人は他人でその個的表現を行っているわけだ。私の観る世界の実相に関係はない。無論、実相を捉えられているかは別の話だが…)

戸張翁はずぶずぶと実相とは程遠い思考の世界へ入っていった。

それはつまり神経をただ浪費するだけという事に気づく様子は全然ないという事だった。――――






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