19話 2人の警部と1人の悪童
「ホバー!吸着!」
マーク、ニー、デズの3人が戦艦の壁に到達する。
「しかしだマーク。こっからどうやって潜入するんだ?」
「そりゃあよぉ、お前のソードでちょっと削ってくれりゃあ充分よ」
「あれ使う気カ?」
「あぁ、もう一個持ってんだ。」
「?」
デズだけが首を傾げている。
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「奴らはどこへ行った!?」
「はい、レーダーには反応しているのですが確認が取れておりません……」
「全力で探せ!!!絶対に逃すな!!!」
「はっ!」
「クソガキどもめ……」
ウォル長官が拳を握りしめる。
「どこに行きやがった…!」
ドッカァァァァァァン!!!
「なんだ今の音は……!?」
「不明です!しかしB7地点、装甲が破壊された模様!」
「まさか…あいつらか…!?!?」
ウォル長官が慌てて立ち上がる。
「クソガキ共…戦闘員を集めろ!蜂の巣にしてやれ!」
机を叩き壊しながら叫んだ。
「承知しました!」
「新しいテーブルも購入しておけ…」
「しょ、承知しました!」
「また邪魔をしようってのか…!」
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「ニー!デズ!」
「なんだ!?」
「ここはお前らに任せた!」
「なニ!?何言ってんダ!!」
「お前はどうする気だ?」
「ちゃんと作戦がある…だがお前らがすぐやられちゃ意味ねぇ。頼んだぞ。」
「てめぇこの野…」
「あるんだな!?考えが!」
デズが遮って叫ぶ。
「おイ!」
「あぁ…ばっちりだ。」
「ならいい…行ってこい…!」
「おいっテ!」
「大丈夫だ。あいつは"悪童"。上手くいく…。」
「たのんだぜ…!!!」
マークは先陣を切っては飛び立った。
「見つけたぞ!あそこだ!」
ちょうど戦闘員たちが到着した。
「撃て!!!」
バチチチチチッ…!
「何!?」
エネルギーの銃弾はシールドによって防がれる。
「おいおい、まさかよぉ」
「ここを通れると思ってんじゃあねぇだろウ…?」
「ニー警部と……デズ警部…!?」
"ウィップ"と"ソード"が起動する。
「俺たちが相手ダ。」
「行け!マーク!!!」
立ちはだかる2人に、戦闘員はたじろいだ。




