表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
ザ・クリエーションズ -THE・CREATION's-  作者: 並日通
Part1 始まりの風(ファーストウィンド)
6/65

6話 何気ない日

2週間。僕は成長した気がする。


電撃もある程度操れるようになり、身体にも筋肉が付いてきた。

最近は力を自然と使えるような練習と戦うための練習を並行している。

一方、ヒーロー活動していたミヤトは、ニュースで謎のヒーロー現る!という見出しと共に取り上げられていた。

正体はバレてはいないようで安心した。


今日ミヤトはサッカー部での集まりのため学校が保有するグラウンドへ行っている。


僕はいつもの山へ向かった。



〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜



久しぶりに学校に入った。

集合はグラウンドの方にある部室だったが、教室に忘れ物をしていたので忍び込んだ。

少ししか経っていないのに懐かしさすら感じてしまう。


「おい何やってんだ。」


ビクッとしながら振り返るとそこには副キャプテンの大川(おおかわ)リオが立っていた。


「びっくりした?」


「めちゃくちゃ…」


笑いながら近寄ってきた。


リオは同じサッカー部で副キャプテンを務めている。プレーで惹きつけるミヤトと、みんなをまとめあげるリオ。この二人がいるから今のサッカー部があるのだ。


「早く行こうぜ」


「おう」


ミヤトはリオを尊敬していた。

自分には出来ないような作戦をたて、周りを指揮する力があるから、全力でプレーが出来る。

自分には無いものを持っている、そんなリオを。




〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜




「出来…た……」


『これが当たればガイアなんて1発だよ…』


いつも僕が的にしていた大きな岩。

僕の放った一撃は、地面を抉りながらそれを消しとばした。

評価をするにはログインしてください。
この作品をシェア
Twitter LINEで送る
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

この作品はリンクフリーです。ご自由にリンク(紹介)してください。
この作品はスマートフォン対応です。スマートフォンかパソコンかを自動で判別し、適切なページを表示します。

↑ページトップへ