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ザ・クリエーションズ -THE・CREATION's-  作者: 並日通
Part 4 参上!インベーダーズ!
52/65

5話 卑怯な男とデズ警部

そこから何日か経った。

お金はスマホケースに入れていたカードで何とかなった。賞金目当てで色んなコンテストに応募しててほんとによかった。


「ここをこうして……」


「ミナミちゃん!持って来たよ!」


「ん、ありがとう」


小学生達は手伝ってくれてる。見たことない機械が出来ていくのがかっこいい(?)らしい。


名前はハジメ、ジロー、ミッチー。

本名はわかんないけどそうやって呼んでた。


"インベーダーズ"の3人は私を手伝ってくれたり、自分たちの装備整えたり…あとは筋トレしたりして過ごしてる。


私はと言うと毎日ドキドキしてる。

動力源として使えるサイズの石は一つしかない。

万が一装置が爆発しようものなら石は無くなるし、どんな影響が出るかわからない。身を削って作業をしているよ。

でも辛くは無い。私の癖である敬語も自然と取れたしね。


「よしっ…一回スイッチつけるか…」


ギュイイイイイン…


「出来た…かもしんない…!」


これが"次元移動装置ディメンション・トリッパー"の心臓となる"石制御装置ストーンコントローラー"。


「完成したな…」


「うん…!あとは大学に行って続きをやるだけだね!」


「その前に…ちょっと面倒なイベントの発生だ…」


「え?」



「ようやく見つけたぞ…"インベーダーズ"…!」



そこにいたのは近未来的な軍服?を着た男だった。


「だ、誰…?」


「デズ警部…俺たちの世界からの追っ手だ…!」


「えぇ!?じゃあ逃げないと…!」


「お前すっかり犯罪者思考だけど大丈夫か…」


アンジュが呆れている。


「ミナミ…逃げろ。後で合流する。」


「安心しな…こう見えても俺だちゃ一流さ」


「わかった…みんな!逃げるよ!」


「「「お、おう!」」」


ミナミはハジメ、ジロー、ミッチーを連れて逃げていく。


「…………」


(あの顔……どこかで……)


「おいデズ!久しぶりだな!」


「あぁ…こんな再会になるとはな」


「悪いが俺らは逃げるぞ」


「そうか…ではこちらも手は抜かん」


デズ警部は背中の機械に刺さっている柄に手を伸ばす。


NEXT(ネクスト)-ソード…ver3.0…!」


「ソードの最新版か!?」


「アンジュ負けんなよ」


「ふん…私を舐めるな」


アンジュも2つの柄を取り出し起動させる。


ブゥゥン…


「行くぞ!!!」


アンジュが斬りかかる。


バチチチチッッッ


「"二刀流のアンジュ"…その名は廃れていないようだな…!」


「こいつ…片手で…!」


「ふんっ!!!」


弾き返されたアンジュは受け身を取る。


「こいつ…前よりも…」


「お前こそ私を舐めるなよ?」


「てめ…」


ギュゥン!!!ドゴォン…!


マークの空気銃(エアガン)がデズ警部を吹き飛ばす。


「ぐっ…貴様…」


「お前…そんな卑怯な…」


「俺たちゃ悪党…」


リロードしながら続ける。



「卑怯は常套手段だぜ?」



「マークゥ……!!!」


マークはニヤリと笑っていた。

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