3話 次元警察と次世代の石
「ある日空から降り注いだ隕石によって…俺たちの世界は危機に陥った。生物は減り、食べ物も家も政府すらも無い。発電なんて出来るはずもない。ただその隕石から取れたのがこの石なんだ。」
マークはシューズから何かを取り外す。
ケースに入った紫色の石だ。
「"次世代石"。俺たちはこう呼んでる。この石はとてつもないエネルギーを発していて素手で持つだけでも危険な程だ。この石のおかげでエネルギーの問題は解決し、段々と俺たちの世界は回復していった。」
「まぁ私達は回復しきった後に生まれているから直接経験したわけではないんだがな」
「そんでこの石の放つエネルギーがあれば…ってある科学者が作ったんだ。それが"次元移動装置"。並行世界を移動する装置だ。」
「ネクストーン…」
「軍事にも利用された。これのせいで流れた血もある。」
「………」
「ただこの石があったおかげで今の俺らがあるってんだ。感謝だよなそれは。」
「あなた達は…これからどうするつもりなんですか?」
「あーそうだな…無断で世界を移動したから俺たちの世界では犯罪者。もう戻れねぇ。」
「じゃあこのままここに…?」
「んなわけねぇだろ。設計図は盗んできたんだ。」
「設計図……?」
「そう…"次元移動装置"のな…!!!」
「え…まさか…!?」
「この世界で…!この装置を完成させる!」
「本当は作ってから来たかったんだがな…あっちでこれを作れる状況を作れなかった。」
「"次元移動装置"が完成次第この世界を出て他の勝てそうな世界に出発する。」
「私……それ…お手伝いしますよ…!」
「ん?いいのか?」
「えぇ!命を助けていただいたわけですし…みんなの元に帰るのはそれからにしましょう!」
「お前がいりゃあっという間に出来そうだな!」
マークは無邪気に笑った。
〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜
〜"次元警察"本部〜
「準備完了です。」
「では頼んだぞ。ワシも後から行く予定だ。」
「はい。お待ちしております。」
「ではデズ警部、行ってらっしゃいませ。」
「奴らのルートを辿る。行くぞ。」
「「「了解!!!」」」
「目標は…"インベーダーズ"だ…!」
スイッチを押すと、デズ警部達は紫色の光に包まれた。




