19話 意外な結末
「ん………?」
視界に広がるのは白い天井。頭が痛い。
「ここは…」
「チョーショくん!目が覚めたんですね!?」
「ぼ…僕は……」
ヒカルは目を逸らす。
「負けた…のか…」
握りしめた拳から血が垂れる。
「ヒカル。僕はここで宣言するよ…」
「チョーショくん…」
「僕はもう負けない…。なるよ…みんなの信じる"最強"に…」
「信じてますよチョーショくん。」
ヒカルは思い出したかのように口を開いた。
「今回だって大丈夫でした。みんなは無事です。」
「みんなって……小八重ミナミがいないだろ……」
「いえ……っていうかなんでわかるんですか…?」
「いやだっていないから…」
(ん?なんで気配がないのがわかるんだ…?)
「まあそれは置いておくとして…小八重ミナミさんは攫われてしまいました…。しかし相手は"破壊神"ではありません。」
「え?」
「あいつらが何故小八重さんを欲しているのかはわかりませんが…とりあえず世界は無事です。」
「じゃあ誰が……」
「それは………」
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「ふぅ〜〜」
『彼、なかなかだったね。』
「そうだね…楽しみを超えて恐ろしくなってくるよ…」
『じゃあ殺せばいいのに』
「これから終わりゆく世界だ。少しくらい楽しみがあってもいいだろう」
男はにやりと笑う。
「さて…彼は大丈夫だったかな…?」
「ボス!!!」
「お、噂をすれば…」
そこに現れたのは大川リオ。地の神ガイアの力を持つ"創造者"だ。
「どうだった?小八重ミナミは盗めたかい?」
「それが………」
ガイアは奥歯を噛み締める。
「失敗…しました…」
「そっかー…まあしょうがない。彼女は結構欲しいから僕が直接行くか。」
「実は…小八重ミナミはクリエーションズ側にもいないんです…」
「……?」
「一回は小八重ミナミの強奪に成功したんですが…さらに別の奴らに攫われたんです…」
「なんだって…?」
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「はーっはっはっは!
こいつは俺たちが貰っていく!!!
覚えておけ!俺たちは…」
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「"インベーダーズ"……!!!奴らはこう名乗っていました…!」
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「インベーダーズ………」
「そう…パトラのマイクに拾われていました…」
「そうなると次の僕達の目標は………」
「『小八重ミナミ奪還』ですね…!!!」
波乱の結末を迎えた今回の事件は、
様々な者に影響を与えていた。
ある者には"苛立ち"を。ある者には"目標"を。
そして…ある者には"決意"を。
これは序章に過ぎない。
突如現れた"侵略者"によって、物語はさらに大きなものへと変貌するのであった。
第三部
クリエーションズinユニバーシティ




