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ザ・クリエーションズ -THE・CREATION's-  作者: 並日通
Part3 クリエーションズinユニバーシティ
35/65

7話 強くなる一方だ。

「さて…君は何者なんだ?」


ヒカルはヒマリに問いかける。


「私は…ただの大学生…だった…」


『今は私、ヘイムダルが力を授け存在だ』


『ヘイムダル…!?』


「ガネーシャ知ってるの?」


『えぇ!守護神ですよ!これはすごい力を…』


『お褒めに授かり光栄』


「あなたたちは何なの!?」


「頭の中の彼らは創造神です。名を"創造神(クリエイターズ)"。そして僕たちはそんな彼らから力を授かった…"創造者(クリエーションズ)です。」


「クリエーションズ…」


「よかったらですけど、君もヒーローに…」


「神が…いるんですか……………!?」


ミナミが呟いた。


「宗教とかどうではなく…本当に存在するんですか…!?こんな超常的な能力…存在を認めざるを得ない…いやでもまだ超能力者という線も…」


「いますよ」


「………………!!!」


ぷるぷると悶えている。


「"死ぬまでに知りたい事リスト"がまた一つ…埋まりました…!!!」


「「よ、よかったね…」」


2人して若干引いた。


「それでなんで狙われてたの?」


「それが…」


ヒマリは今までの経緯からスカアハの力まで説明した。


「なるほどね…」


ヒカルは少し考え込んだ後提案をしてきた。


「2人とも僕たちのヒーローチームに来ませんか?」


「ヒーローチーム…?」


「はい。僕たちのそばの方があいつらも手を出しづらくなるでしょうし。」


「たしかに…」


「研究チームもあるしね」


「本当ですか!!」



「てめぇらくっちゃべってんじゃねぇよ…」



「「「!?」」」


「おかげで時間がきた……」


ヒマリは慌てて時計を見る。


今は午後1時を回っていた。最後に時計を見てから2時間も経っている。


「ここから俺の能力は…強くなる一方だ…!」


"影傀儡(シャドウパペット)"


「危ない!!!」


真っ黒な木の幹が教室に突っ込んできた。

ヒカルが2人を庇う。


「ははは!!!どんどん行くぞっ!!!」


「ここは狭すぎる…広場の方へ逃げましょう…!」


「でも広場の方に逃げたら…」


広場というのは本館のそばにあるイベントスペース。今日は人が大勢いるはずだ。


「大丈夫。僕には仲間がいますから。」



〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜



「さぁみなさん!入口の方へ!」


マイクを使って叫ぶのは黒と緑のコスチュームに猫の仮面を付けた人物。


「あれストレイキャットじゃない!?」

「ほんとだ!」

「いいから進んで!」


『大体みんな逃げられたかにゃ?』


「こっちも終わった!」


上空から現れたのはトリニティ。


「じゃああとはヒカルが言ってたやつだけだな。」


「うんそうだね。大丈夫かな…無事かな…」


「アンタはちょっとおどおどしすぎなんじゃねぇか…?」


『だにゃ………』


「だって心配じゃんかぁ…」


『もうちょっと仲間を信じなよ〜』


『そうだぞ。お前だけで戦ってるんじゃない。』


「そんな2人まで〜…」


『スイッチの入ってない時のチョーショはまるで別人だな…』


『ね…ほんと…』



ズズゥン………



「ん?」


『も、もしかして…』


『あれ…か…?』



地響き、そして建物が崩れる音が聞こえ始める。


トリニティの目線の先には、2人も人を抱えよろよろと飛ぶジーニアスと、それを追いかける真っ黒で巨大な何か(・・)がいた。

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