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ザ・クリエーションズ -THE・CREATION's-  作者: 並日通
Part3 クリエーションズinユニバーシティ
34/65

6話 ジーニアス

『ボス。お話が。』


「ん?どした?」


「それでは今年のゲストに登場していただきましょう!!正義のヒーロー、"ジーニアス"としても活躍している西前ヒカルさんです!!!」


ワァァァァァァァッ!!!


MCの声とオーディエンス、そしてAIの声が交差した。



〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜



「ミナミ!!!」


「悪いな。先回りした。」


ミナミはスカアハの影に捕らえられている。


『やられたな…!』


「くっ…!取り返す!!!」


ズズズ…


ヒマリはバリアを形成し始める。


「貫け…"防御壁→槍(バリアランス)"!!!」


「あっ…ぶねぇ…!!!」


スカアハは咄嗟に躱す。

手のひらから伸びたバリアの槍は簡単に壁を貫いた。


(あんなの食らったらひとたまりもねぇな…)


「先手必勝とは限らない」


スカアハが構える。


"火影シャドウズバーン"!!!


ヒマリを襲うのは影の炎(・・・)


「"1㎡の防御壁(プリトウェンバリア)"!」


ガードしきれなかった影が身体を掠める。


「あっつ…!」


「驚いたか…俺の操る影で再現したものは本物と同じ性質を持ち合わせるんだ…」


この影は熱を持ち、触れたものを焼いてしまう。


「燃え尽きろ!!!」


(今は1㎡じゃダメだ…!守る範囲を広げなきゃ…!)


1㎡の防御壁(プリトウェンバリア)を解き、バリアの範囲を広げる。

自分の身体より大きく広げ、そのバリアは曲線を描いていった。


(下がった強度を補えるように…!)


"欧羅巴式防御壁(バックラーバリア)"!!!


そのバリアは攻撃を正面から受け止めるのではなく、受け流す。


『中華鍋みたい』


「バカみたいな感想言ってる場合じゃないでしょうが!」


影の量はどんどん増えていき、一応受け流せてはいるものの時間の問題だろう。

ヒマリはバリアごと後ろに押し出されていく。


「くっ………!」


(どうすれば…どうすれば…)


「お困りかな?お嬢さん」


「!?」


背後に人が立っていた。

テレビで見た事がある。


「ヒーロー…ジーニアス…!?」


そこにいたのは眼鏡をかけている白衣の男。

腕と足に機械を装着している。


ジーニアスはヒマリの頭上へと飛び上がり、手のひらをスカアハに向けた。



"インドラ・コマンド・キャノン"



ビームを食らったスカアハは、壁を突き破り建物の外まで吹き飛ばされた。


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