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ザ・クリエーションズ -THE・CREATION's-  作者: 並日通
Part3 クリエーションズinユニバーシティ
32/65

4話 青っぽくて半透明。

私の姿が露わになる。

手首には金色の腕輪、そして服は白くて薄手の生地の民族衣装っぽいやつになっている。


「「いや世宇子中じゃん!」」


再びミナミと同時に口に出た。

どうやらお互いの趣味も合うらしい。


『訳わかんないこと言ってないで前見て前』


頭の中で声が響く。


「そうか…隠してやがったのか…」


「え?」


「これぁ骨が折れるぜ…そしてお前も連れて行くことが今、ここで決定した…」


やばい逃げなきゃ。

ミナミと共に走り出す。


『いい?端的に説明するよ。私は君に"防御“の能力を与えたところだ。』


(防御…?)


『そう。私は「守護の神 ヘイムダル」だ。守ることに関するなら何でもできる。』


「ほんと!?じゃあ私たちを守ってよ!」


ドゴゴォ!


「ひぃ!!」


「待ちやがれ!」


影の槍?針?が私たちに襲いかかる。

なんとか階段を駆け上り攻撃を躱していく。


『残念ながら私は手を出せない。君がやるんだ。言っただろう。与えたと。』


ヘイムダルは喋り続ける。


『私の力が及ぶ範囲で君が決めるんだ。能力は自分で創る(・・・・・・・・)。それが"創造者(クリエーションズ)なのだ。』


「あぁ!もう!わかったよ!」


ここは元いたところよりひとつ上のフロア。

下と同じく廊下が続いている。


「ほんとになんでもできるんだよね…!?」


『防御に関するのであれば』


「信じるからね!!」


私たちを追って階段を上がってきたのは黒い人形のナニカ。


"影法師(シャドウボーシ)"!!!


「行け影の兵隊よ!」


何体もの影達は鋭い爪で私に攻撃を仕掛けてきた。


「ミナミ!先行って!!!」


「う、うん!」


防御に関する能力と言われていくつか思いついたものがある。


まずは盾。盾を生み出す能力とか。

そして鎧。鎧を造り纏う能力。

ただこの二つは私のフィジカルや運動神経、何より訓練が必要だと思ってやめた。体育苦手だったし。

何より今使えない能力(・・・・・・・)では意味がない。


そして3つ目。

これなら何とかなるんじゃないかって案を思いついた。それは…



「バリアーーーッ!!!!」



青っぽくて半透明なその壁は、全ての爪を弾き返した。

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