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ザ・クリエーションズ -THE・CREATION's-  作者: 並日通
Part1 始まりの風(ファーストウィンド)
13/65

13話 切り札

ルドラ、インドラ。

2つの名を口にした僕の姿は、2種類のスーツが混ざったものになっていた。


『チョーショ。大丈夫か。』


『2つの力を持つなんて前例無いからね…。

無茶は禁物だよ。』


「うん、わかってる。」


倒れそうになる身体を風の力で抑える。


「なんだよなんだよ!お前は無事だったのかぁ!」


ガイアが叫んでいる。


「まぁミヤトが死ぬならいっかぁぁぁぁ!!!」


「っ…!!!!」


ガイアの目の前まで一瞬で移動する。


『お前…なんでこんなに力を使いこなせてる…!?』


「ずっと側で見てたから。」


目一杯の力を込めたボディブローが炸裂した。


「ぐおぉっ…!」


「ミヤトの痛みはこんなもんじゃねぇぞ!!!」


「黙りやがれぇ!!」


"大地の槍(グランドスピア)"


(ミヤト…僕が救うよ…)


「"斬雷(ざんらい)"!」


刀のように形成した雷で槍を砕く。


(この世界を……)


"大地讃頌(プライズオブガイア)"


地面に無数の亀裂が走り砕け始める。


「大地が無くなったら困んだろぉ!?」


「悪いけど僕もう地面なんていらないから。」


浮遊しながら距離を取る。


ガイアの足元の地面が盛り上がり僕を見下ろしている。


"雷撃(らいげき)"


しかしガイアは矢を華麗にかわす。


「雷撃…雷撃…雷撃…!」


雷撃を連発するがガイアには命中しない。

頭がフラつく。


『チョーショ…!?大丈夫か…!?』


『2つの力を同時に使用するのはやはり負担が大きいのかもしれない…』


「大…丈夫…!」


「ほんとかなぁ!?!?」


"大地の雨(グランドレイン)"


僕の頭上から大きな岩が降り注ぐ。


『逃げろチョーショ!』


「ぐあっ…!」


瓦礫の一つに弾き飛ばされてしまった。

もう身体が言うことを聞かない。


「諦めろよぉ!!もう限界なんだろぉ!!!」


「うっせぇよ…」


ガイアの上空からバチバチと音が聞こえる。


「こ、これは…」


これまでの攻撃の少しずつを上空の見えない位置に溜め続けてきた、僕の切り札。巨大な雷の槍。

ただ大きすぎるが故に放つまで時間がかかる。


「さっきのでだいぶ溜まった…これで倒す…」


「そんなん撃つ元気もないくせによぉ!」


ガイアはすぐに大地で自身を包み込む。


「逃げるが勝ちなんだぜぇ!」


「逃がさねぇ…」


ガイアの方に指を向ける。


"風神の斬撃(ウィンド・スラッシュ)"


『これは…』


『ミヤトの技…!』


「ぐあああああああ!!!」


ガイアを無数の斬撃が襲い、大地を剥がす。


「食らえ…ガイア…!」


練習した技その4



"雷霆(らいてい)"



巨大な雷の槍は、あたり一面ごと吹き飛ばした。

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