151話 君に捧ぐ別れの言葉(1)
前回のあらすじ
・ロアがサクラを説得
・パラメータ:サクラが消失
パラメータ:サクラが消失し、意識を取り戻したサクラは、やや気まずい思いをしながらも、この満点の夜空の世界の中央、空っぽな石の台座の側へと歩み寄る。
勇者ウィルとサクラの戦闘に巻き込まれていながら傷一つない異常に頑強な石の台座。おそらく、『壊れない物』として作られているのだろう。
冷え冷えとした台座に、サクラは自分の聖剣……と言っても、杖に変形させたままなのだが……を触れさせる。すると、石の台座は優しく発光し、杖を取り込んだ。
きん、と、甲高い音が響いた。
サクラの手をすり抜けた聖剣は、ゆらり、ゆらりとその形を変形させていく。
重力に逆らい、浮かび上がった溶けた白銀の球。波立つ聖剣と台座の塊は、あたりに浮かぶ光の粒子を__この世界に浮かぶ星々を取り込み、徐々に大きくなっていく。
同時に、丸い塊だったソレは、二重の球の重なり合いに成る。
大きな球の中央に、小さな球が浮かぶ。確かに不透明な白銀が重なり合っているはずなのに、何故だか中央の球ははっきりと見えるのだ。そして、確かに色があるはずなのに、球の面は透明に見えて、奥の星空が透けて見えている。
不可思議な光景。そして、この入れ子構造の球に、サクラはどこか見覚えがあった。
「何だっけ、コレ。どこかで見たことがあるのだけれども……」
ぐっと眉を寄せて考えるサクラに、何かに気が付いたらしいロアが口を開く。
「人間の神殿のエンブレムが、これを平面に見た形ではなかったか?」
「ああ、それだ!」
手をポンと叩いて、サクラは改めて入れ子構造の球を見る。大きな球の中の小さな球は、何故か色がついているのに透明であるから、正面から見るとまるで二重丸のような状態になるのだ。シスや他の神殿の神官たちが身に着けていた二重丸のエンブレムは、これがもとになっているのだろう。
変貌した聖剣と台座を前に、二人はしばらく何をすればいいかわからず二重丸……入れ子の球の前で立ち尽くす。そして、互いに顔を見合わせてから、サクラが口を開く。
「とりあえず、私が触ってみる。……まだ貴方からもらった琥珀石持ってるし」
「そうだな……まずそうならすぐに助ける」
「ありがとう。よろしく」
サクラはそう言って、勇者ウィルの攻撃で割れてくだけたミスリルの鎧を脱ぐ。防護にならないばかりか、ただの重りにしかならないと判断したのだろう。もはや発動体部分しか使い物にならない琥珀石を握り、耳をピンと張って警戒するロアを横目に、サクラは恐る恐る聖剣と台座でできた白銀の球に手を伸ばす。
今だ光を取り込んでいる入れ子の球は、人肌よりも少しぬるいくらいのぬくもりである。そして、その温度を感じた次の瞬間、入れ子の内側の球の表面に、解読不可能な文字列が走った。
茫然としているサクラをよそに、機械音声のような音でしばらくの間言葉が紡がれる。しばらく機械音声と文字を交互に見ていたロアは、あることに気が付き、目を丸くした。
「まさか、この文字列は神語の文なのか……? いや、神語は書き起こすことができないはず……?」
「……? 言語なのに、書き起こせないの?」
「あ、ああ。神代の言語は発声言語だけで、文字は無いはずだ。……今、目の前にあるような気がするが……」
すべての魔法の源である神語は、言葉を紡ぐだけで魔法……というよりも、奇跡に近いのだが……を発現させることができる。神代末期出身のユミルがある程度使用可能で、エルフの村には世界樹の枝分けの祈りだけが残っているだけである。
しばらくロアすらも班別不能な神語の案内音声を聞き流し、サクラは入れ子の内側の球の文字列を眺める。すると、あることに気が付いてそっと球の表面を指さした。
「ねえ、ロア。ここ、上から書き換えられていない?」
「うん?」
耳を傾け、ロアはサクラの指さす先を見る。すると、光で描かれた文字のうち、数文字程度黒色のペンで上書きされたような箇所があった。ロアはうなりながらその文字を見る。
「ふむ……神語は文字だとまったくわからんが……」
彼がそう呟いた瞬間、うっかりサクラはその文字の部分を指先で触れてしまう。まさか外円から内側に指が入り込むとは思っていなかったのか、彼女は「うわっ」と小さく声を上げる。
しかし、それは案外正解だったのかもしれない。黒色の文字に触れた瞬間、その文字の面の色が変化し、機械音声が一度途切れてから、短く無機質な声で言葉を紡ぐ。
『___、___・____』
「これは聞き取れた! ウィルの名前だ。文脈からして、何らかの契約をしているみたいだ」
「うーん……ってことは、この黒の文字は、神語で書いたウィルの名前ってこと?」
「おそらくは」
大きく頷く彼の耳は、よほどうれしかったのか、少しだけパタパタと動いている。サクラは顎に手を当て、首をかしげる。
「じゃあ、ここの文字を私の名前に書きかえるか、削って消してしまえばいいのかしら?」
「……前者は無理で、後者はリスクが高い」
「あら、何で?」
「まず、君の名前の神語発声はギリギリわかるかもしれないが、文字にできない。後者に関しては、契約者の名前が消されると、文脈がおかしくなるかもしれない。そうなると、文字として残っている神語魔法がどうなるかわからない」
肩をすくめ、ロアは耳を下げてじっと神語の文字列を目で追う。よくよく文字をたどってみると、いくらか黒色のペンで上書きされている箇所が散見している。おそらく、聖剣の所有者はある程度この入れ子の円に書かれた文字を編集することができるのだろう。
しばらく文字の列の並ぶ内円を眺めていたものの、サクラは次に外円部分に触れる。すると、いくつかのブロックが規則正しく並べられているような状態に変化する。内円は今だ書き換えられた箇所のある文字列のままだ。
その図形の並びを見ていたサクラは、ふと、ある心当たりに気が付き、試しに右上の図形を指で触れる。その瞬間、内縁の表示が変化し、どこかの地図に変化する。
何が起きたかわからず、ロアは耳をピンと立てて驚く。それでも、彼の持つ探求心のまま、地図のような表示をじっと見て、その正体に気が付く。
「まさか、これは、フロライトが中心になっているのか……?」
「……」
ロアの言葉に返事をせず、サクラは外円の中に手を突っ込み、内縁の地図を指でスワイプする。上から下に向かってスワイプすると、ヒルドラインの街並みが見えた。二本指で操作すれば、拡大も縮小もできることが理解できた。
ぐ、と、眉根を寄せ、サクラは内縁から手を出し、図形の組み合わさった外円の左上のマークをタップする。
すると、右上の図形を押す前のブロックの並びに戻り、内縁は地図から文字列に戻る。
それを見た瞬間、サクラは頭を抱えた。
突然のことにおろおろするロアをよそに、サクラは次に、右下の丸のマークをタップする。すると、内円に何やら格子状の模様が浮かび上がり、格子の中の一つ一つに、何やら図形……いや、写真のようなものが書かれている。外円に指を突っ込み、二本指で内縁を拡大すれば、石やら木やら道具やらがびっしりと描かれていることが分かった。
サクラは外円に指を戻し、再度左上のマークをタップして元の表記に戻す。
そして、サクラはウィルの言っていたことを理解する。
「なるほど、神の演算機、ねえ? __STOのUIそのままじゃない!!!」
突然叫んだ彼女に、ロアは何が起きたかわからず、目を丸くする。
サクラは頭をガシガシとひっかいて、うめき声をあげる。
「ごめん、ロア。私、この演算機、なんとなくわかったわ」
「そ、そうなのか? なら、どうすれば……」
そう問いかけるロアの言葉を遮るように、サクラは言葉を続ける。
「でも、どうしようもないわ、コレ。何にせよ、クッソ悪趣味な上に、本来ならプレシスの人間が触っちゃいけないやつよ」
「神の演算機なら、神のものだろうとは思うが、どういうことだ……?」
理解できず、首をかしげるロア。
眩しいほど輝く星空の中、サクラは微妙な表情を浮かべて外円の図形をいくつかタップしては左上をタップして戻す。
「これ、プレシスの設定をしている演算機なのよ。地図をいじると、多分その通りに現実の地形が変わるわよ。……ウィルがいじったのは利用規約の項目で、多分だけど、ウィルが死んだら時を戻すように上書きしているみたいね」
「!」
ロアの脳裏に、フロライトでのウィルの言葉がよぎる。彼は確か、決まった時間からやり直すことができると言っていた。長い長い旅の果てに、神語魔法の読み書きまで身に着けたのだろう。……おそらく、最初の旅は荒れ果てたプレシスの世界をやり直すために、神代出身のユミルのように、永久の寿命を持つ存在と出会うまで、果てしない旅を続けたのだろう。
それならば、ウィルが初見でも最後の門番……サクラ曰く、最盛期のジルディアスを倒せるまでに強くなっていてもおかしくはない。
微妙なぬくもりのある入れ子の球を指で撫で、サクラは頭を抱える。
「これ、演算機を壊すとプレシスに何らかの影響が出そうだけれども……」
「……確かにそうだな。しかし、彼の上書きは完璧ではないのでは?」
「何で?」
ロアの言葉に、サクラはぐっと顔を上げる。彼は困ったように書き換えられた黒の文字を見つめている。
「死んだときに時をやり直すようにしているなら、彼が老衰した時にもやり直しが発動してしまうはずだ。今まではウィルが老衰するまでもなくやり直し続けていたのかもしれないが、どう考えても大きな欠点過ぎる。人間の寿命は長く見積もっても100を超えないだろう?」
「エルフの寿命って300年位だっけ? それでも短いわね」
「そんな設定ができてしまうというのは、少々重大過ぎる欠点なのではないだろうか? 時をやり直し続けるだけだと、輪廻転生も発生しない。生まれた新たな命も時が戻れば腹に還るだけだ」
そうやって入れ子の球……神の演算機の前で悩む二人。そんな時だった。
サクラの頭の中に、声が響く。しばらく神語の独特な発音だったソレは、徐々に変化し、ノイズがかかる。そして、聞き覚えのある言葉に、変わっていく。
【__ようやく吾をここまで連れてきたのか。時間がかかりすぎていると思えんでもないが、人間ごときがよくやった、褒めて遣わそう】
突然聞こえてきた上から目線の声に、サクラは目を丸くしてあたりを見回す。どうやら、この声はロアにも聞こえていたらしい。しかし、当然と言えば当然なのか、彼はこの言葉を理解できなかった。
だってそうだろう。この言葉は、日本語であったのだから!
ず、と背中に冷たいものが走る。声の場所に最初に気が付いたのは、言語の分からないロアであった。
「もしかしてだが……演算機からか? 神語ではないようだが……?」
耳をかしげるロアの横で、サクラはぐっと息を飲む。ああそうだとも、この馬鹿みたいに上から目線なこれは、聞き覚えのある声だった。
「……ここの元神って、アンタだったのね、STOシナリオライター、エシス!」
「……エシス?」
神語で『神』を意味する『エシス』という名前に、ロアは首をかしげる。MMORPGであったSTOでは、時折生放送などでの広報も行われていた。その際に、濃すぎるキャラと不遜すぎる言動で人気を博す……もとい、妙な認知度を誇っていたシナリオライターである。そして、鬱アニメ代表格ことアニメ版STOのシナリオライターを務めていた元凶ともいえる輩だ。
名前を呼ばれたシナリオライター、エシスは、ゲラゲラと馬鹿にする様な笑い声をあげ、返事をした。
【ああそうさ、プレイヤー君。吾をもってしてもまさか君の魂が無事だとは思っていなかった。パラメータだったら肉体削除するだけでいいから処理が楽だったのに】
反省の色の欠片も見えないエシスの言葉に、ぐぎぎぎ、と、どこから出しているのかまるで分らない声を発し、サクラは頭を抱える。魔王退治の旅でプレシスの神が引き起こした愚行を知った彼女は、少なくともエシスに対し、殺意しかわかなかった。
「ホンット死んでほしい……!」
心の底から、腹の底からにじみ出た、サクラの言葉。その声に対しても、エシスはただゲラゲラと笑っているだけだ。
ひとしきり笑ったエシスは、ふう、と一息ついてから、本題を口にする。
【さて、プレイヤー君。キミが演算機のところまで来てくれたおかげで、こっちの世界……地球から、プレシスの摂理部分に接続できた。吾の作った緊急用の演算機接続システム、【ダンジョンif】はどうだった?】
「死ねばいいのに……!」
「二度も言うかい?」
日本語を聞き取れないロアは、血を吐くようなサクラの言葉に、表情を引きつらせる。彼女が怒っているところを何度か見たことのある彼ですら、ここまで怒っている様子を見たことはなかった。
うぐぐぐぐ、と、妙なうめき声をあげるサクラ。ふとした瞬間に怒りでどうにかなってしまいそうだったのだ。
耳を下げて心配そうにしているロアを気にすることもできず、サクラは演算機に向かって詰め寄る。
「最初から最後までアンタのせいでしょう?! さっさとどうにか直しなさいよ!」
【口が悪いプレイヤーだね。まあいい。演算機を起動さえしてもらえれば、いくらでもどうとでもなる】
その言葉の直後、文字が刻み込まれた黒い文字が浮かび上がる。そして、浮かび上がったインクは空気に溶けて消えて行った。その次の瞬間、演算機が、木っ端みじんに砕けた。
ぱりん、と甲高い音を立てて砕け散った演算機。
あまりのことに茫然とするサクラとロア。同時に、エシスも予想外だったのか、【うぬうっ?!】という間抜けな声が聞こえてきていた。
「……壊れたが……大丈夫なのか?」
「……エシスがアホみたいな声出してたから、大丈夫そうには思えないけど……」
【……はっはっは、マジでやってくれたな、ウィル君。っていうか、何で聖剣が神に対して反乱起こせてんの? ちゃんとプロテクトかけたはずなんだけど】
どこか他人事の神に、サクラはひしひしと悪い予感を感じ出す。表情をひきつらせたサクラは、嫌そうな表情を浮かべてエシスに問いかける。
「アンタ、何するつもりだったの?」
【そりゃ、魔王が死んだんだし、そのまま時間を戻せば、魔王居ないまま全部やり直しにできるじゃん? ウィル君に演算機いじられたのもどうにかなるし、万々歳かなーって思ってたら、聖剣に反乱起こされて、演算機がぶっ壊れた】
「……エシスはなんと?」
長々とした言い訳に、いい加減威厳もクソも感じなくなってきたらしいロアがサクラに聞く。ありとあらゆる意味合いで面倒になって来たサクラは、先ほどエシスが言った言葉をそのままロアに伝えた。
それを聞いたロアは、酷く眉を顰めながら、淡々と神の問題点を口にする。
「まず、時間をそのまま戻せば、勇者たちの世界への献身は消えてなくなることになる。次に、魔王を倒すために生まれた聖剣たちの存在も消去されることになるだろうな。後者の方だけならまあ、聖剣たちの意思でも許容範囲内かもしれないが、かなり長い間勇者の旅を見てきた聖剣が、前者の件を許すわけがないだろう」
【いやいやいやいや、聖剣には魂宿らないようにちゃんとプロテクトかけてて……うっわ何コイツ! 四番目に魂宿ってんじゃん?!】
間の抜けた声を上げて騒ぐ神の演算機の破片。神に反乱を起こした100と1番目の聖剣は、徐々に光の粒に変わって消えて行っている。起動に聖剣……というよりも、神の因子がいるらしく、神の背骨の欠片を含む聖剣が無ければ、エシスとて演算機を操作し続けることはかなわない。
エシスはしばらく困ったように唸り声をあげてから、短絡的な結論を口にする。
【うん、諦めるか。地球にも影響きそうだと思ってたから介入したけど、もうこうなったらそのうちプレシスが滅びるし】
「はぁっ?!」
あっけらかんとしたエシスの言葉に、高らかに悲鳴を上げたサクラ。当然、その台詞は納得できるものではない。臨戦態勢をとろうとしたサクラだったが、己の聖剣はエシスの凶行に反乱して崩壊してしまっている。ロアの武器も万全の状態とは程遠い。
そんな絶望的な状況のさなか、突然、星降る空間に衝撃が走る。
ぴしり、とヒビの入った透明なフロア。小さく悲鳴を上げるサクラをよそに、遥か遠くの星が一つ、こちらに近づいてくるのが見えた。……いや、違う。星ではない。
それは、強靭な鳥の翼と馬の脚と何本もの節足の腕と、宇宙のような複雑な光の入れ混じった瞳を持つ、美しき怪物。その怪物を見たエシスは、「うげっ」と小さく声を上げる。
突然の登場に、サクラは思わず彼の名を叫ぶように呼んでいた。
「原初の聖剣、ウィルド!」
名前を呼ばれたウィルドは、その声に反応することはなく、ただ、神語で言葉を紡ぐ。
【僕の滅ぼすべき世界の敵の気配を感じた】
__幕引きは、もう近い。
【神の演算機】
プレシスの創造神エシスが創り出した、世界の摂理を管理するための演算機。ぶっちゃけ、かなりガバガバな方法で管理されている。
というのも、演算機に触れるためには、ダンジョン【if】の攻略が必須であり、最後の門番は人間では勝てない領域の存在が産出されるためである。そこから、緊急時に演算機に触れることができるのは、人間よりも強い存在かつ、神の因子を所有しえる存在……妖精や精霊たちに限定していたのだ。
しかして、魔王の存在がこの状況にひずみを生んだ。というのも、魔王を討伐するという行為は、勇者を人間でありながら人の枠を超えるだけの奇跡を引き起こしたことに相当するためだ。つまり、魔王をぶっ殺せるだけの実力者は、その後の修業によってダンジョン【if】をクリアできてしまう可能性があったのだ。……そして、その可能性をつかんで、見事にプレシスの未来を奪い取ったのが、勇者ウィル・ブレイバーである。アイツ、理想のハッピーエンド追い求めて、神語の読み書きまで身に着けたんだぜ……
余談ではあるが、勇者ウィルが神語魔法をほぼ使わない理由は、単純に肉体が神代とはかかわりがないため、通常魔法の方がコスパが良いからである。神代から遠く離れた時代の現代プレシスでも、神語を紡げば奇跡を起こせるが、神代と現代では神に対する距離が異なりすぎるため、効率がそんなに良くないのだ。
閑話休題。ともかく、そんな大雑把な仕組みで保護されている神の演算機は、神の因子を注ぐことで操作することができるようになるのだ。
エシス「ぶっちゃけ吾自身、吾の因子持った存在が面白おかしく世界を操作してくれると面白いと思って作ったけど、まさか人間ごときが真っ先に使えるようになるとは思わないじゃん? それも面白いっちゃ面白いけど」
???「だからお前の世界、管理が雑なんだよ」