大を漏らしてしまう中学生のお話
僕は田屋まつるだ。中学1年生の普通の男子だ。友達も少なからずいて、みんなからは「たつや」と呼ばれている。
今日は体育の授業で体育館にいる。体育館の中には同級生の男子が全員いる。全員いるとは言っても僕の学校は生徒の人数が少ないので、20名ほどしかいない。
僕は友達と一緒に体育の授業を受けていた。たが僕は気付いてしまった腹が痛いことに。
僕は我慢することにした。我慢できそうだし、先生に言うのが恥ずかしかったからだ。
だがどんどん我慢できなくなってきた。
(そろそろまずいな…漏らしそうだ…)
と思った瞬間僕の下半身に違和感が…
そう。漏らしてしまったのだ。
下半身に違和感がしてすぐ、強烈な臭いが体育館に広がる。となりに居た友達は僕が漏らしたことに気づきどんどん離れていく。
(恥ずかしすぎる…なんでトイレに行かなかったのだろう)
と思っていた。そんな事を考えている間に僕の周りには誰一人いなく、みんなが僕を見つめていた。
体育館中がザワザワしている「たつやが漏らしたぞ…」や「臭い」など聞こえてくる。
(あ…終わった…僕の中学生活はもうここで終わったんだ…)
それから少しして先生が来て、処理をして僕を保健室に連れて行ってくれた。
僕はそれから早退した。
あれから1日が経った。
僕は勇気を振り絞って学校へ行った。
(何を言われるのだろう。お願いだ。誰も昨日の事に触れないでくれ…)
そう思いながら教室に入った。
「おはようたつや!」
と、友達が声を掛けてくれた。
それからみんなは昨日何事もなかったかのように接してくれた。
僕の中学生活は終わらなかったんだ!
友達、先生、ありがとう!