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おっぱいで人生を踏み外したバカな男の話を聞かないか?  作者: ……くくく、えっ?
二十四章:ヒンデンブルグ・オーメン

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悪魔の最新モードは……軍服

 勿体付けて情けない事をと、嘆く声も、どこかからか聞こえてきそうな感じではあるが、現世での時計の針を進めるべく、日々バイトに明け暮れ、それ以外は屋敷か――先日、「あれば」事も楽に進んだろうと思われる、乗り物の操縦技術を身につけるためザイツェ・アルカンへ入り浸ることに決めた。


 兎角、時間潰しには、なにかをしているに限る訳だ。そうでないと時間は遅々として進んでくれない。


 それに「2足歩行の人型兵器の操縦ができる」という。ああ、うん……そうなんだ~。


 ……と、言った感じの――大海を割るモーゼの如き威力で、人の群れを蹴散らす力を秘めた、そんな言葉よりも「飛行機? 操縦できるけど?」


 こちらの方が、よほどスマートで、自慢できそうな気がしてはこないだろうか。




 * * *




「ぱぱぁ? 大丈夫? 飛行機もだけど……お船とバイクの練習と、スキューバと、スカイ・ダイビングの訓練も……ある予定なんだよ?」


「ま……任せろ。余裕だって……ゲ、ゲロ袋は、もう切れちゃいそうだけどな」


「大丈夫かなぁ……」



 流石は魔界と言った所か。それとも担当した教官の悪魔に因るせいか。それら各種訓練は折り紙付きのブラックさで、スパルタ式。しかも何故か、大戦期を思わせるミリタリー色の色濃く伺える内容。


 小休止の終わりを告げる教官の怒声が飛んでくる。


 よろめきながらも、駆け足で向かう。


 『人の皮』を被って人間に化けた女悪魔が、氷の様な眼差しに嗜虐心を湛えて、手にした乗馬用の鞭で空を切る。


「遅いぞ! 百千万憶(つもいひがた) 春夏秋冬(ひととせ)! 罰として、今からラ・ムチェバク3本!」


「イエス・マぁム!!」


(俺は、とうとう悪魔を、かーちゃん呼ばわりする所まで落ちたかよ……) 

もし宜しければ お読み下さった御感想等を

戴けましたら、大変有難く存じます。


その他にもブックマークや、このあとがきの

下の方にあります☆でのポイントに代えて、


御評価戴いても それを元に参考にさせて

貰いますので、何卒宜しく


お願い申し上げます。

m(__)m

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