表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
おっぱいで人生を踏み外したバカな男の話を聞かないか?  作者: ……くくく、えっ?
三章:うろくづの森

この作品ページにはなろうチアーズプログラム参加に伴う広告が設置されています。詳細はこちら

63/1638

猟奇なチーズ

「……う~ん。じゃあチーズ! チーズを作ろう。お前、作り方とか知らないか?」


 妙案とばかりに挙げてみれば、──ネルは腕を組んで、渋い顔。


「……チーズ。チーズ……ねぇ? 作り方は……まぁ、知ってるけど……」


 なにやら、あまり乗り気では無さそう。


「なにか問題があるのか?」

「チーズも食べると、美味しいのだけれど……。アレ……イチから全部作ると……ちょっとグロいのよ」


「グ、グロい?」ネルの口から出て来た、予想外の単語に驚いて、思わず聞き返してしまう。


「チーズを作る工程で……レンネットって、酵素が必要になるんだけれど──それを造り出すというか取り出す方法がね。……生後間もない、仔牛なんかの4番目の胃袋を塩漬けにして、滲み出た水分を用いるの……よね?」


「ほうほう?」さすがは生まれ変わる以前の俺と、つがいになっただけはある。農村での暮らしに関する知識は、しっかりと持ち合わせているらしい。素直に感心。


「……想像して想像して? 可愛い我が子に、精一杯、愛情を注ごうと思っていた矢先に、牧場で信頼していた飼い主に我が子を殺されて……。その子の胃袋を猟奇にも塩漬けして造られるレンネットで『もう……お前に子供は居ないから、その乳は無駄だよなぁ? だ~ぁかぁらぁ~せぇめて……グぇっへへへっ♬ おまえの子供の胃から取ったコイツでチーズにして、俺様たちが美味しく戴いてやんよぉ♪』って、我が子を殺した敵に、成す術もなく、おっぱいを搾られ続ける、お母さんの痛ましい姿を」

「……おぉ……おう。再現Vの悪意満点さが、ヘビーにもほどがある。俺もう、ピザとか食えないかも知れん」

 とは言っても、それを言い始めたら、肉も魚も食べられなくなる訳だが……。

評価をするにはログインしてください。
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

この作品はリンクフリーです。ご自由にリンク(紹介)してください。
この作品はスマートフォン対応です。スマートフォンかパソコンかを自動で判別し、適切なページを表示します。

↑ページトップへ