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おっぱいで人生を踏み外したバカな男の話を聞かないか?  作者: ……くくく、えっ?
十二章:馬上槍の七人

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王国名家の血筋が……ひとところに 【Picture】

 それまで、お下がりの甲冑を仕立て直した物を身に着けていたというキーラが、説明を耳にして、顔に浮かぶ、そばかすを綻ばせ――アヒルか鴨のくちばしを連想させる可愛らしい口で、驚きの中に喜びを忍ばせて声を漏らす。

挿絵(By みてみん)

「それもだけど……この馬上槍も……なに? この軽さ……」


 細身ではあるが試合で用いていた槍以上に長い槍を手にして、その重量に驚いた声を上げる――デズデモーナと同格の家柄の生まれと聞く彼女。


 先端から緩やかに(fuller)(フラー)が、馬上槍の肌の上を螺旋を描いて流れ、オリハルコンとモリブデンを添加して合金化したと言う穂先――槍の身の中段、手元付近と、互い違いに、金切り声をあげて回転を始める、いわゆるドリルの様な動作をする得物を手に、怯えた様な表情を浮かべる。


「な、なにコレ!」


 互い違いに異なる長さと速度で回転する理由は――ジャイロ効果とやらで、持ち手から槍の穂先に向けて、円錐状の軌跡を描かない様に安定させるための工夫だろうか? 詳しくは無いので良くは分からないが。あとは見た目、そのままに穿孔力(せんこうりょく)を向上させ貫通力を向上させる……と、いったところか?。


 唸る槍から仰け反るように身体を遠ざけようとする彼女は……ネリッサと言ったか?。


(ネルのお陰で……家の人間が増えるたびに名前を憶えなきゃならん。横文字の長い名前は呼ぶのも大変なんだってのによ……)


 彼女にしてみれば謂われもない文句に違いない。そんなことを密かに考えていると、皆の間を巡り、作品の具合を見て回っていたデシレアの声が聞こえてくる。

 

「怖いよねぇ~? でも人間を至る所、追い駆けて来る死というものは……恐ろしい唸り声を上げるものらしいよ?」

7,2mある馬上槍……描くのも大変ですけど……。

(収まりきらない)


みてみんの3MB制限に泣かされています

( ;∀;)


……画像だいぶ潰れてる。

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