表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
おっぱいで人生を踏み外したバカな男の話を聞かないか?  作者: ……くくく、えっ?
七章:大龍の姉妹

この作品ページにはなろうチアーズプログラム参加に伴う広告が設置されています。詳細はこちら

217/1638

予算編成会議(我が家の)

 仕方もない上に……本当に気にすることでもないのかも知れない。


 そう自分に言い聞かせ、俺は指輪でネルに、荷運びに必要な人手を、こちらに向かわせるように頼むことにした。




 * * *




「金貨165枚で売れたァ?!」


 荷運びと荷解き、それとベッドの組み上げを終え、スキュデリが帰るのを待ってからの夕食時。売れたワーグの毛皮について皆に説明。


「……信じられん」口元を押さえて、考え込むクィンヒルデ「確かにそうそう……お目にかかる代物ではないが」何やらワーグの毛皮についてを思い巡らせている様子。


「あの、パッとしねぇ色合いの毛皮がなぁ……。おまけに、あの硬い毛並み。ガキの頃……抱きついた瞬間に後悔した……親戚のおっさんの腹の毛を思い出すぜ……オレぁ」


 幼児期のトラウマの様なものを聞かせてくれるウルリーカ。自然と頭の中でコラージュが作成されて状況が再現される。


(……あ、アレ? ちっちぇ頃のこいつ……なんだか可愛いぞ??)


「わしのグリグリの御利益じゃの♪」


 土産に買って来てやったチャームを、ご満悦気味に眺めて、さも自身の手柄であるかのように話す褐色ロリ。


「ど、ど、ど、どうしよ!? 何買おう! あちらに行けるのは……あと10日後……ガブガブくんと、カットマンゴーとアタリメと……」


(金の管理だけは、絶対お前に任せないことに決めたんだ……)


 夕食で使った食器をまとめ、テーブルの上に貨幣を並べて見せると、顔を輝かせる女性陣一同。金貨155枚と、両替商で換金してきた銀貨550枚に銅貨758枚。


「……とりあえず、ウルリーカ、クィンヒルデ、スキュデリ。お前たちには支度金を都合して貰ったお返しってことで……金貨を1枚と、銀貨を60枚、それと銅貨を100枚ずつ……利子と言うか、お気持ちって奴だ。取っといてくれ。要る事もあるだろうしな」


 それぞれにテーブルの貨幣を分けて、渡すと顔を見合わせて、黙り込む3人。

もし宜しければ お読み下さった御感想等を

戴けましたら、大変有難く存じます。


その他にもブックマークや、このあとがきの

下の方にあります☆でのポイントに代えて、


御評価戴いても それを元に参考にさせて

貰いますので、何卒宜しく


お願い申し上げます。

m(__)m

評価をするにはログインしてください。
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

この作品はリンクフリーです。ご自由にリンク(紹介)してください。
この作品はスマートフォン対応です。スマートフォンかパソコンかを自動で判別し、適切なページを表示します。

↑ページトップへ