表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
82/92

国士騎士2.5

アジュの森のふもと。

敵が比較的弱く、冒険者ギルドでは初心者コースとして新米の冒険者に紹介するほど優しい場所だ。


そんな場所に、あまりにも周りとは不相応な格好をした者達が集まっていた。

鉄の鎧を纏い剣を腰に携え、大きな荷物を背負った30人ほどからなる国士騎士だ。


その光景に、新米冒険者は何事かと慌ただしくしている。


「今から、我々はこの山頂に向かう。一人でも欠ければ不合格となる。絶対に皆で到達するぞ! 」


一人の男が声を挙げる。

その声に殆どのものが声を返した。


だが、彼らはここで大きなミスをひとつ犯した。

このミスがのちのち大きな溝となり、仲間内での大喧嘩の始まりとなることは、まだ誰も知らない。



♢♢♢



その頃、アルトは風呂を上がり自室で今後の準備を行っていた。


今回の合宿には、大まかに3つの目的がある。


まずは、個人の能力測定。

これを判断材料に、30人の騎士達を6人1組で5つの小隊に分ける。これを、合宿の前半で行う。


次に、統率方法の変換だ。

現在は、アルトの自作自演によって見せつけた''力''での統率を主に置いているが、これが続けば「隊長が強いからなんとかなる」という意識を持ってしまう危険性がある。

そのため、その意識にならないように信頼関係を作り上げる。


3つ目は、能力の向上だ。

今でもそこらの騎士よりかは格段に強い。王都の騎士隊の小隊長程度の力は個々が持っているだろう。


だが、それではダメだ。陛下直々に承ったこの任務、各個人が騎士団長程度の実力は無いと陛下の期待を裏切る事になる。


この3つの目的を同時に達成させるため、今回の合宿を実行した。


評価をするにはログインしてください。
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

この作品はリンクフリーです。ご自由にリンク(紹介)してください。
この作品はスマートフォン対応です。スマートフォンかパソコンかを自動で判別し、適切なページを表示します。

↑ページトップへ