表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
65/92

大進行18.5

「まさか、俺達が手を組む日がやってくるなんてな」


薄暗い洞窟の奥、発光石がチラホラと露出しており、その光が洞窟内を薄暗く照らす。

そこに、真っ黒のローブを見に纏い身を隠した男が言わに腰掛けている。


「そうですね、貴方などと手を組むことなど、万一にもないと思ってましたが」

「はっ、いちいちムカつくやつだ」

「それほどでもありません」


そう返すのは少し濁った白のローブを纏った男。だが、そのローブは所々破けており、年季が入っている。


「で、大丈夫なんだろうな? 」

「もちろん、追放されたと言えど元は同士。 それくらいは容易いですよ」

「そうか、ではこれを渡す。しっかりとやってくれよ」


そう言って、黒ローブの男はバスケットボール程の大きさはあるだろうその石を手渡す。


「手に入れるのに苦労したんだ。丁重に扱え」

「はぁ! 凄い物ですね……これ程のものは初めて見ました! 」


その薄紫に輝く石を眺める白ローブの男。

その石からは、目指できるほど濃密な黒い魔力が漂っている。


「それ、触れられるんだな」

「えぇ、私は追放の身なので。その縛りはとうの昔に消えました」

「俺もお前も追われのみか……」

「えぇ、ですから心配しないでください。しっかりとやり遂げますよ」


そう言って、白ローブの男は分厚い布で出来た袋に石を入れると、それをアイテムボックスにしまい洞窟から瞬きをする間に消え去った。


「さて、そろそろ始まった頃かな」


男はそう呟くと、コトコトと足音を鳴らしながら、洞窟のさらに奥へ深く進んでいくのであった。

評価をするにはログインしてください。
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

この作品はリンクフリーです。ご自由にリンク(紹介)してください。
この作品はスマートフォン対応です。スマートフォンかパソコンかを自動で判別し、適切なページを表示します。

↑ページトップへ