砂漠捜索2
「山本さん!山本さん!このまま死なせたら私達の命もないわ。」
山本佐江は沢恵梨香と船崎穂乃華の前で倒れていた。熱中症だ。
「とにかく水を飲ませないと。熱中症だよ。」
「無理矢理飲ませるのは駄目!窒息死する可能性があるの。とにかく日陰で体に水をかけないとだわ。体を冷やしておかないと。穂乃華さん、運ぶの手伝って。」
恵梨香はバスケ部で酷い指導をしてるが、ピンチの時には教え子を助けたことがある。
佐江を日陰に移動させた。
「山本さん、聞こえてますか?」
二人がかりで彼女をあおぐ。少し手が動いた。
「まだ意識がある。水は飲める?飲めるなら手をあげて。」
「ゲームマスター読んだほうが良いんじゃない?」
「極悪非道なゲームマスターが助けると思う?」
「山本さん、吐き気をもよおしてる。」
「セラフを使うしかないわ。」
「また?残高がなくなったら爆発して、私達死ぬかもしれないんだよ。」
「ゲームマスター、山本さんが熱中症で倒れてる。5万セラフで彼女を助けて!」
「沢恵梨香、要求を受理した。」
看護ロボットが佐江の元に来た。すぐに手当をした。
「これで大丈夫。半日で良くなる。何かあれば45番で私を呼んでくれ。」
看護ロボットはいなくなった。
「ちょっと待って!」
「もう遅いよ。とにかく今は山本さんの状態が悪くならないようにすべきね。」
入江美奈子は砂漠を歩いていたらオアシスを見つけた。どんどん進むと有吉加世の姿が見えた。
「誰かと思ったら、美奈子か。」
美奈子はとっさに水を飲んだ。全員がオアシスにたどり着いた。美奈子と加世は同じオアシスにいて、また別の所で雪田マリと佐伯舞華が同じオアシスにいた。また違う所では木村知世が一人。また違う所では穂乃華、佐江と恵梨香が一緒だ。5つ目のオアシスには千華江がいた。
「このメール送ったのあんた?」
美奈子は携帯を見せながら加世に悪口が書いてるメールを送ったか確認した。
「違う!その宛先6番よ。私は7番よ。」
加世は携帯を見せた。
「それなら誰がこんなこと。」
「待って!私だって悪口書かれたのよ。」
「それ私じゃないから!2番は違う人よ。私は3番。」
美奈子も証拠として携帯を見せた。
「そうならあんたは白ね。」
「あと無断でセラフを使った人がいるの。」
「それじゃあセラフを誰に持ってもらうか決めた意味ないじゃん。」
「こんなことなら私一人で管理すれば良かったわ。でも皆がそんなの絶対反対するわ。そんなことしたらセラフを使って雪田マリみたいに権力振りかざすんじゃないか警戒するはずよ。」
「雪田さんに持たせなくてもこういう結果が目に見えてたわけか。それで誰がセラフ持ってるの?」
「早速忘れたの?舞華、恵梨香と木村さんよ!」
「その中に犯人がいるわけか。」
セラフは慎重に使わないと命の危険がある。
その頃、知世は全員に安否の確認のメールを送った。返ってきた内容を彼女は確認した。
「なるほど、全員オアシスにいるようね。私のように一人なのは時任さんのみ。第一関門はクリアしたようね。ここから全員、膠着状態になればいつまで経ってもプレイヤーが動けないわ。」
知世は移動してくれるプレイヤーを確認した。
「1番からメールよ。せっかくここまで来たのに移動するわけないでしょ。無駄な労力なんて使いたくないわ。」
「それならどう言い訳する?」
舞華とマリは言い訳を考えていた。
「何かメール来てるけど、無視で良い?私ついたばかりだし、行くならメールの送り主だけ行けば良くない?」
「というかメールしてる人が私の悪口書いた犯人だと思うし。」
美奈子と加世も適当に言い訳を考えた。
「私動きたくない。ここは美味しい食べ物だらけだし。」
千華江は食べ物につられてメールの内容には乗り気じゃなかった。
「どうする?このままじゃゲーム終わらないけど。」
恵梨香は穂乃華に聞いた。
「山本さんの状態が良くなるまで絶対ここを離れちゃ駄目!」
3人も移動出来ないことをメールで伝えた。
知世は全ての返信を確認した。
「それっぽい言い訳を書いてるんだろうけど、皆行きたがらないわね。本当に自己中な人達ばかりね。」
知世はため息をついてオアシスを出た。ケイジにゲーム前に隔離などさせられたりしてプレイヤー同士の協調性は弱まってしまった。あらかじめ大量の水を用意した。知世の所から近いオアシスは舞華とマリのいるオアシスだ。しかし逆方向に向かった。たまたまセラフを確認するオブジェを見つけて残高を確認する。
「もう10万セラフ以下。私が使ったのは5万セラフだけよ。他に同じことを考えていた人がいるようね。」
彼女は緊急時にしかセラフを使わないと決心した。残高を知らないのは恵梨香と舞華だけだ。
その日はすぐに暗くなったので、テントをはって寝た。
次の日の朝、水をたくさん飲んで再び歩いた。
「この太陽作り物だけど、紫外線まで再現されてるのかしら。この年齢だからこれ以上シミなんて出来て欲しくないわ。」
知世は外見を気にする素振りはいつも出さないが、ふとした時に美容のことを考える。
「何よこれ。」
道中、謎のボックスを見つける。開けようとすると、ケイジの声が聞こえた。
「問題だ。アップルパイの作り方を簡潔に説明せよ。」
知世が最後に作ったのは子供達が小さい時だ。作り方は何とか思い出したが、簡潔に説明するのはどの程度なのか考えた。
「答えるわ。まずオーブントースターを予熱する。そしたら冷凍保存したアップルパイを10分ほど焼いて待つだけ。」
「それが答えか?」
「そうよ。」
「正解だ。調理をちゃんとしてるのと、簡潔な答えだから正解だ。正解したお前にはここのボックスを使わせてやる。」
入ると電話の機械があった。
「そういうことね。」
彼女は5分1000セラフという条件で、5番に電話した。さらに一回しか使えない縛りもあった。
マリは携帯がなるとすぐに答えた。
「私は一番の木村知世よ。」
「何で電話かけれるのよ!」
「たまたま電話ボックスを見つけたのよ。携帯から発信は出来ないけど、受信だけは出来るようね。さっき言ったように私は1番よ。あんたは番号いくつ?誰といるの?」
「私は5番よ。あと佐伯さんがいて、彼女は4番よ。そもそも電話ボックス見つけたってことはオアシスから移動したのはあんただってことね。」
「あんた達どこにいるか分かる?」
「さあね。でも私達はココナッツをオアシス周辺に投げたからそこに私達はいるわ。」
「有益な情報ありがとう。また今度。」
知世は電話を切った。
その頃、あるオアシスでは佐江が目を覚ました。
「ここはどこ?」
「あなた、倒れいたのよ。」
「まだゲーム終わってなかったのね。」
恵梨香と穂乃華は佐江が目を覚まして安心した。
「良かった。とにかくこれ以上動くと危険ね。」
「待って今どういう状況なの?どれくらいゲームが進んでるの?説明して。」
二人は佐江にゲームの進行状況を伝えた。
「ちなみにこの7番の番号は私よ。」
「6番が私。」
6番は穂乃華で、7番は恵梨香の番号だ。
「それなら私も見せるわ。2番は私よ。」
「問題は他のプレイヤーに番号をメールで開示出来ないことね。」
「安否確認したプレイヤーとかって誰だと思う?」
「1番のことね。手がかりが少ないから誰だか分からないわ。」
「分かったわ。」
佐江は番号がどう決めているか分かった。
「一番最初にプレイヤー紹介した順番が関係してるわ。」
「そんなのどう思い出せって言うの?数ヶ月も前の話じゃないの。」
「それなら私が覚えてるわ。木村知世、私、入江美奈子、佐伯舞華、雪田マリ、時任千華江、有吉加世、船崎穂乃華、沢恵梨香の順番でゲームマスターはプレイヤー紹介した。私の2番、沢の7番、船崎さんの6番が偶然だと思う?」
「本当だ。」
実は佐江の記憶力はかなり良い。皆がどうでも良いと思うことをちゃんと覚えてることが多かった。
「あんた足手まといな何も出来ないおばさんかと思ったけど、意外とやるじゃん。」
「は?あんたより数年も生きてるのに何でこんな偉そうな態度取るのよ!」
「そんな怒んないで。また熱中症になるよ。」
「その冗談は笑えない。」
佐江の推測は当たっていた。
一方美奈子はオアシス周辺を巡回していた。するとあるものを拾う。
「これって。」
すぐにオアシスに戻って加世に伝えた。
「ついに見つけたわ!地図と羅針盤!」
「分かったから、早くメールで伝えて。」
地図と羅針盤を見つけたことをメールした。
「私はこの地図の北西の所にいるようね。」
「まさか移動する気?」
「嫌よ。」
「誰か来るよ。」
目の前に知世が現れた。
「木村さん。」
「水を飲ませて。」
知世は水を飲んでご飯を食べた。
「1番は私よ。」
知世は番号を彼女達に見せた。
「安否確認したのはあんたってことね。悪口書いたのもあんたってわけじゃないのね。あとセラフ無断で使ってないわよね。」
「使ったわ。だから何?」
「勝手なことしないで。」
「ゲームマスターから私宛にメールが来たのよ。5万セラフ払えば、ゲーム終了後に2億をプレゼントするってね。」
「何お金につられてるのよ!」
「金持ちの専業主婦とは違うの。あんたがブランド物を自慢してる間、私は肉体労働でうざい客の相手をしてるのよ。全ては家族のため。それなら2億円手に入れて仕事辞めた方が良いわ。」
「そんなんだったら私も使えば良かった!この裏切り者!」
セラフを皆のために使おうとした美奈子は知世の行動に腹を立てた。
「でもさ、その低賃金の労働しなきゃいけないのも、その程度の旦那選んだあんたの責任じゃん。」
知世は美奈子の言葉が刺さった。
「ちょっと待って。旦那に貢いでもらうとかまだ考えてるわけ?私なんて副業してやっと子供達を養っていけるレベルなんだから。それにあんたのさっきの発言、旦那の給料を自分の実力のように話してるようにしか聞こえないわ。」
加世は正論を言った。
「それにあんた、旦那は絶対浮気してるわ。本当は気づいてるでしょ?それでも別れられないのは薄っぺらいセレブな生活を手放したくないからでしょ?」
3人とも静かになった。
「とにかくこんなことしてる場合じゃないわ。木村さんはどこから来たの。」
美奈子は知世に羅針盤を渡した。
「私は南西から来たわ。それと途中で公衆電話を見つけたの。そこで他のプレイヤーの番号を聞き出したわ。すごい遠かったわ。とにかく南西のオアシスは誰もいないし無駄足になるだけよ。」
「それなら次の作戦を考えないと。」
「それだけど雪田マリと佐伯舞華が同じオアシスにいる。二人を説得させること。」
「どこにいるか分からないのに、私達は動かないわけ?木村さんがいた所にもう一度行くかもしれないわ。」
「二人なら私の番号を覚えてるし、私も二人の番号を覚えてる。説得したらメールで指示を出すのよ。」
「あんたがそう言うならあんたのやり方を指示する。」
「何だかよく分からないけど私もそのやり方賛成。」
「問題は真ん中のオアシスにいる場合よ。」
真ん中のオアシスには時任千華江がいる。早速メールすると少し待って欲しいと返った。
「ココナッツをまいたからそこには近づくのだって。確かにメールで言ってたわね。あのオアシスの付近の目印ね。」
マリたちが移動したのを確認した。
一方、恵梨香達の中で穂乃華はオアシス周辺にアイテムが落ちてないか確認した。
「これは空き缶のゴミね。何も役に立たないじゃないの。」
アイテムを探したり、オアシスに戻ったりを何回も繰り返した。
千華江は誰も来なくて手持ちぶたさだった。
「こんな時に銅鑼なんてあれば居場所をすぐ伝えられるのに。」
千華江は楽器で解決出来ればと考えていた。
「そうだ。大きな音を出せば良いのよ。」
とっさにヤシの木の近くにあるゴーグルをして、チェンソーを持った。
「やるしかないわ。」
チェンソーで切っては千華江はビビっていた。
「あと少しよ。」
彼女は木を自分の体重で押して、自分とは反対方向に倒した。予想以上に音がなり、かなり砂埃がまった。
「ねえ、今の音あそこからする!何かあったのかしら?」
マリ達は気がついた。
「砂煙すごいし近づいたらやばくない?」
千華江はメールをした。
「やっぱりあの5番のプレイヤーの合図ね。今すぐ向かうよ。」
「そうね。」
数分後マリ達は千華江のいるオアシスについた。
「騒音の正体は時任さんだったのね。」
「何か久しぶりね。」
「早速だけど良いこと教えてあげる。」
「何なのよ。」
「私の番号は4番で、雪田さんが5番よ。」
千華江も携帯を見せた。
「それなら私も見せるわ。6番よ。」
「もう一つ有益な情報よ。木村知世が1番よ。」
これで各オアシスに3人ずつかたまった。
「噂をすれば彼女からメールね。また安否確認か。」
「これって木村さんだったんだ。」
知世達は状況を確認すると本格的に移動をはじめた。
「まず私達は何度も言うけど、今北西にいる。私のいた南西はもう行かなくて良い。問題は次どこに行くかよ。」
知世が皆に聞いた。
「それなら、真ん中が安全圏ね。仮にそこにプレイヤーがいなくても北東か南東のオアシスにいることになる。ようは無駄足にはならないわけよ。」
美奈子が答えた。
「誰かが動けばややこしいことになるから、私達意外動くなとメールして。」
知世達は全員に一斉送信した。
「1番のプレイヤー達がまた仕切ってるわ。でも山本さんが倒れた件もあるから、好都合ね。」
「確かにそうよ。一番って言うことは木村さんか。」
佐江は記憶を頼りに何番がどのプレイヤーか把握していた。恵梨香達には動かなくて良いのはすごい良い状況だ。
「今日はここまで。暗いし、テントをはって寝るわよ。」
次の日の朝起きると、片付けをして、すぐに向かった。
その頃、1羽の鳩が千華江達のもとに来た。
「鳩?何か持ってるわ。」
「伝書鳩よ。」
「知世の電話みたいに、メールじゃなければ個人名を出して良いのね。」
紙に書いてる内容を確認した。
「要するにあるオアシスに2番と8番と9番がいるわけね。2番は山本さん、8番は船崎さん、9番は沢さんね。」
返信として、自分たちの番号と名前を伝えた。鳩に手紙を渡した。
「見て、鳩があっちの方に移動するよ。追いかけようよ。」
「馬鹿!それは駄目でしょ。今木村知世達がこっちに向かってきてるのよ。」
しばらくすると知世達が来た。
「やっと来たわ。」
各自番号を確認し合った。
「私は6番よ。」
千華江は番号を言った。
「やっぱり悪口メールで送ったの、あんただったんだ。」
美奈子は千華江に指を指した。
「は?何のこと?」
「とぼけないでこれよ!」
美奈子は千華江に携帯を見せる。
「言いがかりはやめて。私を犯人扱いしないで。」
千華江は送信履歴を見せた。
「私のこと疑うなら1から履歴調べれば?」
「というか携帯堂々と見せてる時点で時任さんは、悪口なんて書いてないでしょ。入江さん怒り過ぎなのよ。」
マリが指摘した。
「そう言えば、舞華、あんた無断でセラフ使ったでしょ。」
「しょうがなかったのよ。大金が手に入るなら誰だってセラフ使うでしょ。」
「だからと言って何も話してくれないのは酷い。私だってそんなことになるくらいなら最初からあんた達を信頼しなければ良かった。」
舞華と美奈子が戦った。しかしそれはすぐに諦めた。
「もう良いわ。それより時任さん、あんた送信履歴を消したんじゃないの?」
「は?入江さん、被害妄想も良い加減にして!私は本当に何もしてないの。」
千華江は何かと色んなプレイヤーに疑われやすい。
「そうやった証拠でもあるの。」
「二人がそんな喧嘩するなら、ゲームマスターを呼ぶわ。ゲームマスター!」
「何だ?佐伯舞華、入江美奈子、時任千華江の3人をラップで勝負させて。」
マリが提案した。
「ちょっと何勝手なことしてるの!」
「こうでも3人の決着がつかないでしょ。」
「ゲーム内容を受理した。一番再開のプレイヤーには泥水を浴びてもらう。」
地味に嫌な罰だ。
プレイヤーは一人ずつ歌った。あっという間に終わる。
「誰が勝つのかね。時任さんが一番上手かったと思う。」
「そうなると罰ゲームは入江さんか佐伯さんのどちらかね。」
「結果を発表する。1位は時任千華江だ。」
皆、千華江に拍手をした。
「2位と3位を発表する。2位は佐伯舞華、3位は入江美奈子だ。」
「最悪!」
美奈子は約束通り泥水を浴びることになった。
「分かった?これ以上人を疑っても何も良いことなんてないの。」
「いやこれはあんたが提案したゲームのせいでしょ!時任さんが潔白だなんて証拠ないのよ。」
「分かってないね。時任さんがわざわざあんなメール送ると思う?あれはゲームマスターが全て操作したことよ。」
マリは美奈子に言った。その通り。プレイヤーを分裂させてゲームを長引かせるための作戦だった。ゲームが長引いたくらいでケイジの成績に響くことはない。この仕事は成果が出なければ意味がないから。
「それより、このゲーム終わりが見えたわ。伝書鳩がちょうどあの方向に向かったわ。」
知世は羅針盤と地図で場所を確認した。
「北東よ。有吉さん、残りの3人のプレイヤーにメールして。」
恵梨香達のいるオアシスに全員で移動した。
「全員こっち向かうわ。穂乃華さん、今からここを離れないで。」
「恵梨香分かったよ。」
数時間後、プレイヤー同士は合流した。するとケイジが話した。
「プレイヤー9人合流した為、このゲームを終了とする。ビデオ視聴は3日後だ。豪華な二本立てだ。」
ゲームが終わるとプレイヤー達はいつもの会場に戻された。
「入江さん何で泥まみれなの?」
恵梨香達は他のプレイヤー聞いた。
「ラップバトルで負けて罰を受けたのよ。」
加世はちょうど佐江をとがめようとしたが、ゲームマスターが操作したことだと思いやめた。
「ケイジとクリスティーナいい勝負ね。10期にこんなズバ抜けた新人二人も入ってくると思ってなかったわ。」
ケイジの上司ベンは8期の同期達と話した。10期のことで話題になった。
「俺達、ヘマしたから情報部に流されたよ。」
情報部に流されたらまだ良い。スキルがかなり身につくし、もう一度ゲーム推進部に戻る可能性もある。それに情報部で上の役職につけば給料だって良い。
「トムなんて監獄で更生不可のプレイヤーの監視だぞ。こんなんじゃ、ここ入社した意味ないな。社長も鬼だな。」
誰に何を言われようとこのやり方は変えない。これがうちの会社のやり方だ。




