エピソード1時点での登場人物紹介
■泉 浩太 いずみ こうた
主人公。高校1年生。
15歳の春休み、中学を卒業してぶらぶら暇にしている時分に3つ年下の寧子と知り合い、寧子との間であれやこれやが始まる、というのがこの物語の全体の流れ。
※「こうたさん」
寧子が愛した未来の浩太。扱いとしては寧子が選択しなかったため決して訪れることがない未来における、もう一人の「浩太」。
寧子はこの「こうたさん」を心から愛しており、現実の浩太と見比べては、「なんかちげー」と謂れのない非難を浩太にぶつけてくる。
■田中 寧子 たなか ねいこ
ヒロイン。100%の精度で当たる予知が使える。と本人は自称。浩太には証明方法がないため、だいたい毎回、寧子の予知は浩太に話半分に流される。
13歳の中学2年生。だが充分に成長しているように見え、とても13歳には見えない。
本人曰くここからさらに成長し、数年後には浩太より身長が高くなってしまうらしい。
わりとポンコツ。
作者はこの女の子をだたひたすら可愛く書きたいのだ。
■森 かなみ もり かなみ
浩太がひそかに(と本人は思っている)恋心を寄せる、子供のころからの幼馴染。浩太の想いは周囲からみるとバレバレ。
黒髪ポニーテールで低身長の可愛らしい女の子。
浩太は彼女と未来において付き合い、こっぴどく振られ、二度と女は愛せなくなってから寧子に出会う、というのが本来の正史らしい。
寧子はその未来をさんざん弄ぶ検証をしまくった結果、本番環境である現在は浩太とかなみが15歳になるタイミングで浩太の前に現れ、かなみと浩太を正しくくっつけるために奔走しようとする。
……が空回りする、というのが本作品の趣旨。