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言葉の由来

「明後日」言葉の由来

作者: 家紋 武範

 明後日(みょうごにち)

 明後日(あさって)


 と言う言葉がある。

 明日(あした)の後の日であるから、「明後日」と書く。と思うかもしれないがそうではない。それならば「明日後」と書くべきだ。


 言葉にはちゃんと由来がある。物語がある。それには、このような話しがあったのだ。


 時は、豊臣秀吉の御世。

 大坂城は大騒ぎであった。並み居る大名が集められていた。

 そこで秀吉が


日本(ひのもと)は狭い。世界に領土を求めねばならん! (みん)に出兵する!」

 と言う大号令だ。明とは現在の中国であり、上陸地点は朝鮮半島。

 いわゆる朝鮮出兵である。


 大名たちは国元から兵を集めて大坂城に集まった。

 中でも伊達者と言われる伊達政宗の行列は凄かった。

 赤で統一された部隊。黒の鎧に統一された部隊。

 金の太刀を腰に差した騎馬隊。

 それを見た秀吉、すっかり(みん)をとった気分になってこう言った。


「これは(みん)(のち)日本(ひのもと)のものになる。」


 これを縮めて「もうすぐ」の意味合いで「明後日(みょうごにち)」と言うようになったという、ホントのようなウソの話しでした。


 本気にしちゃダメだよ。

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― 新着の感想 ―
[良い点] あれ? 本気にしちゃいけないの?? ブーさまのいけず~笑 オチが最高でした!!
[良い点] 本気にしました。 説得力あるわ~。
[一言] はじめまして……でしたかね? 「伊達政宗」で検索したところ、思わぬ掌編が出てきて、思わず拝読してしまいました。 たしかに「明後日」って、すぐですね。でもこの説が本当だとすると、日々「明後日…
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