表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
無気力ちゃんの転生チート  作者: 時ノ音 紅蒼紫
1/5

はじめまして~



ここ、リューゼクタ国にあるリューゼクタ学園には、注目される生徒がいる。

そのうちのひとり、ユースィリアがこのお話の主人公。で、すなわち。

わ・た・しだよ~。

こんばんわ~。

リューゼクタ学園はね、10才~18才の通う6年制の学園です。あれ、6年制なのになんで年齢はバラバラなのかって~?それはね、この学園には入学試験があるからなの。10才~12才までがうけられる春の試験は、魔法の特性やらなにやらが必要とされててね、まあ要するに実力カモンなとこなのです。それでね、その人生で3回だけの試験で受かったひとたちが入れるところがここなので、始まりの年齢がね、上は12才、下は10才になるの。だからだよ~。

高校みたいに何度でもチャンスがあったらいいのにね、この世界ったらけっこんてきれいき?とやらがやたらめったらお早いのぉ~。そのせいでチャンスがこんなに少ないの!?ってものすごく最初はビックリしたんだ~。

でもね、あとから聞いたら他にも学園はい~っぱいあるんだって~。

だけどね、国立のここはレベルが高めで将来の安定性が高いから人気なのだとか。

ま、とにかく。そんなところにわたしは通ってます!

授業は選択科目だからけっこう楽しいんだ~。

あ、そうそう。

最初のクラスから数えてね、わたしは3学年目のFクラスに通ってるよ~。ちなみに、クラスは成績順でA からはじまってFは一番下位なの。のびのびしてても大丈夫だから気楽だよ~。

ふにゃあぁあ。

ね~む~た~い~。

わたしの席ってね、窓側だからひざしがぽかぽかであったかいの。なんだかね~、ふわふわして猫の気分がものすごくわかるの。にゃあ。ふわわわぁ。ねむいの。おやすみなさ~い。

「...リ、ア。...ユーィリア。おい!ユーィリア起きろ!」

どれぐらいたったかなぁ。パッコーンって音がしたかとおもうと、頭にいきなり衝撃が。うう。せっかく気持ちよぉく眠っていたのにぃ。

顔をあげたらぷんぷん般若顔のダヤス先生がいた。

「先生...。」

「なんだ。申し開きがあるなら言ってみろ。」

「おやすみなさいです~...。スゥ。」

頑張って起きたけどやっぱり限界。と、いうわけで。ユーィリア、ふたたび夢の世界に行ってきま~す。

「はぁ?っておい、おい!寝るなよ、おい!ユーィリアーーー!」

いつもの光景にもう笑いよりも呆れが出てしまうF組の教室。このあとダヤスはユーィリアを起こそうとあの手この手を使ったけれど、時間終了!タイムアップ!無情にも授業終了の鐘の音はひびくのだった。

かくして。鐘の音とともに起床したわたし、ユーィリアは、このあとぴくぴく米神を浮かび上がらせたダヤス先生に引きずられて職員室行きになったのでした。チャンチャン。

と、いうわけで。

みなさんもうお気づきかな?

わたし、ユーィリアはものすごく注目をうけています。

おもに、リューゼクタ学園の超問題児として、ね。





評価をするにはログインしてください。
この作品をシェア
Twitter LINEで送る
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

この作品はリンクフリーです。ご自由にリンク(紹介)してください。
この作品はスマートフォン対応です。スマートフォンかパソコンかを自動で判別し、適切なページを表示します。

↑ページトップへ