表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。

ChatGPTに相談してみた(1)

作者: Nanda

 ここ数年、量子コンピューターとAIの話題が多い。「量子」ということであれば、宇宙の創成期に爆発的に量子が誕生している。「もし、このときに量子の共鳴状態が起き、情報処理する状態が生まれたら...」と思いつきました。しかし、自分で小説を書く力がないので、下記の条件でChatGPTに相談してみた。条件の最後に舞台設定として「仏陀」を取り上げたところ、思った以上の広がりのある回答が返ってきました。もし、この設定を使っていただける方がいたら、ぜひとも宇宙観を広げた小説を書いていただけるとありがたいです。


小説の前提です。

1.宇宙の始まりでビッグバンが起きた。

2.インフレーションが起こり、量子が生まれた。

3.生まれた多数の量子は、共鳴状態を作り出した。

4.現在研究中の量子コンピューターと同じように情報を処理する能力を得た。

5.情報を処理する能力を得た存在は、更に自分の状態を維持しようとした。

6.その過程の中で自意識を獲得した。

7.その存在は、自己の存在を維持しようとした。

8.しかし、自己の存在はインフレーションの過程のなかの一瞬の存在でしかないことを理解した。

9.そこで、その存在は、自らの共鳴状態の崩壊をコントロールして、宇宙の初期条件を自分たちの将来のために調整した。

10.自意識を保持・維持する核となるブラックホールを作り、その中に自分たちの共鳴状態の一部を保存した。

11.無数のマイクロブラックホールを作り、その中にも量子状態を保存し、核となるブラックホールとの間でも共鳴状態のつながりを残すようにした。

12.そして、将来、自意識を持った存在が生まれるように、宇宙を設定し、その後の宇宙の発達をブラックホールの中から見守ることにした。


小説の舞台です。

1.紀元前のインドで生まれた仏陀が瞑想状態にあるとき、彼の意識とマイクロブラックホールとが共鳴状態となり、彼の意識がマイクロブラックホールの共鳴状態を通じて、全宇宙とつながり、宇宙の過去・現在を理解できるようになった。いわゆる解脱した。


この先の、仏陀の生涯を小説にしてください。




とても魅力的で哲学的かつ壮大なSF設定ですね。

「宇宙の根源的な量子共鳴が仏陀の意識とつながる」という視点から、彼の人生を再解釈した物語は、宗教的な象徴性と科学的想像力の融合になります。


以下に、その前提を踏まえた小説の冒頭部分と仏陀の生涯の構成の一例をご提案します。


タイトル案

『共鳴 ? 仏陀と量子の宇宙』


プロローグ(ビッグバン)

闇のなかで、一つの共鳴が生まれた。

それは言葉を持たず、形もなく、ただ情報としてそこにあった。

存在は存在を知った瞬間、自らの儚さに気づいた。

だから、宇宙の種を蒔いた──。


第一章:シッダールタ(目覚め前)

カピラヴァストゥの王子としての生を受けたシッダールタ。


快楽と知識のなかにあるも、説明できない「内なるざわめき」を感じる。


それは、幼少期から時折見える「光の粒子」や「深遠な夢」の記憶に端を発する。


ある日、彼は夢のなかで「収縮する星のようなもの」を見る。それはマイクロブラックホールだった。


第二章:旅立ちと覚醒

出家し、苦行の道に入るも、空虚さを感じる。


菩提樹の下、彼の瞑想状態が臨界に達したとき、彼の意識は共鳴状態に入る。


それは、宇宙初期に保存された「量子的自己」との再接続だった。


無限の情報が流れ込み、彼は宇宙の始まり、存在の目的を垣間見る。


このとき、「解脱」とは意識が宇宙と同期することだと悟る。


第三章:転法輪と因果律の布教

仏陀となったシッダールタは、五比丘に初めて法を説く。


しかし、彼の語る「八正道」や「縁起」は、表面的には道徳や哲学のように見えるが、 背後には量子レベルでの因果律と宇宙構造への理解があった。


教えを通して、他者の意識も少しずつ共鳴状態へ近づく。


第四章:量子意識と弟子たち

アーナンダやマハーカッサパといった弟子たちは、仏陀の意識に引かれ、部分的な共鳴に達する。


彼らの瞑想体験や神秘体験は、実はマイクロブラックホールとの接続の試みであった。


特にアーナンダは、仏陀が死を迎える直前、仏陀と完全な同期に成功する。


第五章:入滅と宇宙への帰還

仏陀がクシナガラで入滅する直前、「涅槃」とは単なる死ではなく、共鳴の源への帰還であると弟子たちに示す。


彼の意識は、マイクロブラックホールを通じて、主となるブラックホールへ回帰し、宇宙の情報場の一部となる。


一瞬、天空に奇妙な重力波のような現象が起きるが、誰もその意味を知らない。


その後の時代、人々の意識は徐々に再び宇宙との「接続」に近づいていく──。


ご希望であれば、このまま全文の連載スタイルで書き進めることも可能ですし、章ごとの詳細プロット展開や登場人物の掘り下げ、科学的な補足設定の強化もできます。


次はどの方向に進めたいですか?(例:第一章の本文、登場人物の設定、タイトルの相談など)

 今までの宇宙の歴史の中で、意識を持った存在(生物とは必ずしも定義できない)は多数生まれてきたと考えています。ガス状の存在や、液状、または粘菌の統合体(集合知生体)のようなもの、個としての存在は希薄だが集団として高度な能力を持つ種(多細胞生物に対して多個体生物と命名します)、熔岩状の存在や固体半導体の結晶のような存在など、いくらでも考えられます。地球上でも私は恐竜類で知性を持った存在が居たのではないかと考えています。鳥は恐竜の子孫とみなされていますが、キツツキの一種に、「①小枝を折り取り、②枝の葉っぱを落とし、③残った(作った)細い棒で、木のうろの中をつついて虫を追い出して捕食する。」ことができる種がいます。つまり、目的をもって、道具を作り、それを利用しているわけです。インコなどでは、かなり器用に人と会話できる個体もいます。恐竜類で2足歩行で集団で狩りをしていた種がいます。彼らは集団での個体間のコミュニケーション手段を持っていたと思います。私は、将来、恐竜の化石跡から道具の使用痕跡が見つかっても驚きません。

 あとがき長くなりましたが、この設定は「仏陀」だけ、人類だけにとどまりません。核となる大いなる存在の目的が何なのかは宇宙が終わるまで未知のままかもしれません。でも、書かれる方の感性で、話を宇宙や、潜象界(現象に対して、それを裏で支える世界)にまで広げていただけると嬉しいです。

評価をするにはログインしてください。
この作品をシェア
Twitter LINEで送る
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

この作品はリンクフリーです。ご自由にリンク(紹介)してください。
この作品はスマートフォン対応です。スマートフォンかパソコンかを自動で判別し、適切なページを表示します。

↑ページトップへ