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11. 星空の下で

何気なく魔法を使うわね彼。


そうなのよ。初めから使えるみたいなのよね……あんな便利な子を手放すなんて……あの国はなに考えるのやら……


………気になることが出来たわ。彼のことは見といてね。


………どっか行っちゃった。

「ごちそうさまでした」


あー……コカトリス美味かった。


「まさか異世界の食べ物がここまで美味いなんて」


俺こと九条樹生はまだ大量に残っているコカトリスの肉を眺めながら、余韻に浸っていた。


「タツキ、とても美味しかったわ。あの………ツクネ?というのはあの時食べていたものと同じかしら?」


あの時?……


「ああ!ハンバーグのことですか。まぁ似てはいますけど……作り方が違うというか、発祥が違うというか」


難しいな……


「それなら、夜はハンバーグがいいわ♪」


フウナさんからリクエストを貰うとは……


「わかりました。腕によりをかけて作りますよ。」


「クゥ~ン……」


「あらあら……お昼寝の時間かしら」


クウはよたよたと俺のバッグの中に入り……


「Zzz……」


「ペースを落としてゆっくり行きましょうか」


「そうね」


あのジェットコースターもどきはかなりキツかった……






「空が赤くなってきたわね」


フウナさんの言うとおり、空は赤く染まっていた。


「今のペースだとイルドランまでどのくらいですか?」


「そうね……。明日のお昼頃にはつくかしら」


なら今日はこの辺で夜営か……

残りのお金は約三万円と金貨三枚


「フウナさん……この辺で夜営にしますか?」


「……そうね。クウにもあまり負荷はかけたくないし」


俺はフウナさんの背から降りると夜営の準備を始めた。


「ホワイトマーケット」


呟くと、目の前に商品ボードが出てきた。


「必要なのは……」


焚き火セット、着火材、毛布、ランタン、後は細々したものを買って……


「……あったけぇ」


火を付け、キャンプを始める。

さっきまで明るかった空は満天の星空

日本の都会ではまず見れない光景に樹生は感動していた。


「早く、ハンバーグが食べたいわ…」


ぺしぺしと尻尾で叩かれる……


「風情もなにもあったもんじゃないなぁ……それでも伝説何ですか?」


「ふん!人間達が勝手にそう呼び始めただけよ。私は美味しいものには目がないの。」


あらら、口ではそう言うけど拗ねちゃったなこりゃ…


「あはは、わかりました。すぐ作りますよ」


俺はそう言うと、ウルフのハンバーグを作り始める。


満天の星空の下、一人はハンバーグを焼き、二匹がひたすらにそれを食べる。

どうやら樹生は二匹の胃袋を完全に掌握したようだ。



夕飯が終わった後は三人寄り添い、ぐっすりと眠った。




王様にもらった金貨も少なくなってきました。どこかで金策をする必要がありそうですが……

まあ、心配の必要はなさそうですね。

今回も最後まで読んでいただきありがとうございました!

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