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愛と才能  作者: 桜八重
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愛と才能 プロローグ

~扇言~


花が、散った。あんなに綺麗に咲き誇っていたのに。私を、守ってくれていた花が、桜が、散ってしまった。来年も、同じように咲いてくれるかは、わからない。守っていてくれているような気がしていた。そうか。私は、誰かに頼りたかったんだ。守って欲しかったんだ。そう気づいたとき、生暖かい雫が、頬を伝って落ちた。


愛されなかった。両親は、私に対してネグレクトで、妹ばかりを愛していた。愛されたかった。私はロボット。頭は良くても、感情なんてとうの昔に、捨てたから、何も感じなくなった。IQの、高さなんていらなかった。運動神経なんて、いらなかった。見た目だって、どうでもよかった。ただ、愛されたかっただけなのに。


親が、2ヶ月前に事故で亡くなって、双子の妹と二人暮らしすることになった。高校受験も終わって、あとは、入学するだけだった。今、私と妹は、別の高校で、私はモデルとして、働いている。

記念すべき初回は、扇言目線でお送りしました。

次回は、扇咲目線でお送りします。


暖かくご愛読ください笑笑

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