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蝉の鳴く夜に、、、。  作者: 相馬翠
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救いの花

あまりの不心さに、つい口に出てしまった。そのままバスを待ち、バス停に乗り駅に入り、電車を使い、学校に到着した。自分の家から学校となるとある程度の時間がかかるものである。ため息でもつくように、ドアを開けた。

「ガラガラガラー。」

その後ドアを閉め

「おはよう。」

と返事をした。そのまま席へ着いた。軽く支度をすまし、席に深く座った。その時であった。

「なんかいつも朝から辛そうだよね。何かあった。」

と声をかけられたのは、クラスの初期の人確か名前は。

「私は、杉乃蓮華すぎの れんげよろしくね。」

思っていたことが分かったように、すぐ名前を出した。すぐさま、

自分は、翠屋光青。こちらこそ。」

と、名刺交換のように名を言い合った。そんな一時が不思議でうれしかった。自分は人とかかわるのは苦手な感じがあるが、知らない人とかかわるのが苦手なだけで、コミュニケーションはとてもというほど過ぎである。

「少し疲れたというか、当行の距離が遠いんだよね。」

とワンテンポ遅れた返事を返した。

「そっか、でも授業で寝ちゃだめだよ。」

と、言われた。

「もちろん授業中寝るわけないじゃん。」

笑いながら返した。そんな返事にはもう、親近感が湧いていた。そんな親近感からは、安心とうれしさが心を癒す。そうやって今日もどこかのネジが閉まった。きっと自分が自分でゆるめたネジは自分で締めるのは苦手でいつも人が締めてくれている。不器用だって、わかっていて、自分でも努力してみるんだ。だってこんなにも成長したのだから。それでも周りはもっと大人で、自分だけが子供見たいで、そんなこと考えてネジを緩めるてしまう。どこにあるかわかってても、ネジが湿れない現実が目の前にあった。

「キーンコーンカーンコーン。」

そうしてまた授業が終わった授業が終わった。

「さよなら。」

とみんなであいさつを交わし、

「じゃあね、ありがとう。」

と、蓮華さんに言った。

「んーと、いえいえ。」

と首をかしげながらも、返事をした。部活があるので、文芸部の部屋へ、足を運ばせた。今日も、詩の作成と発表である。正直五十分で詩を一から書くことはア、かなりつらいことであり、自分にとって難しいのだ。思いながらも詩の作成に必要なメモを軽く書いた。「隣の女子」「communication」「さりげないあいさつ」「部活」それも今日できたことをテーマに残した。メモを使い、詩を作り終わって二・三分で発表が始まった。そして、自分の番を回り発表を行った。

「新鮮な風が吹き教室に蓮華の花がぽつんと咲いていた。その花は、自分にささやく、おはよう、無理しないでねと、そう僕を見て笑った。僕はそんな蓮華に吸い込まれそうになりつつも、さよなら、ありがとうと言って、蓮華の香りに包まれ、廊下をかけた。」

これを発表した後、講義を行った。三十分ほどのクオリティにすればいいと感じた。そうすると女子の同級生が手を上げ、意見を発した。

「んーと、よくわからないところもあるけど、始まりの部分から終わりのつなぎがロマンチックだなぁって思ったりしたよ。」

よくわからないは正直な謎だが、始まりの意見はよかあった。その後一つ上の女子の先輩が挙手をして発言を行った。

「わ、私も、出だしとか、蓮華が笑うとことか蓮華の余韻が残るように、香りで残すところが綺麗な詩だと思った。」

と、講義が終わり、そのあとの発表が終了したとき部活の収量が開始した。下校をして、そのままバスに乗り昇仙峡で降りた。また入り口の川にを眺めて、近くのベンチに腰を掛けてっ下敷きと紙、そして分厚い教科書を手に取り鉛筆を取り出した。

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