4さ ちょっとづつ侵入
ジュッ!
鉄製の教会の扉で、鉄を溶かせる事を確認。もはや女騎士の鎧など紙切れに等しい。
がっはっはっ。
いかにして溶かしてやろうか?先ずは鎧の下半分。下乳を堪能させて貰おうか?
夢に胸を膨らませながら草原に降り立つ。
いた!!
いつぞやの女騎士だ!
げっへっへっ、積年の恨みだ、悪く思うなよ。
スライム、出陣!
スライムが現れた。
スライムは超高速でプルプル震えている。
この動きどうさ?
もはや残像で三体ぐらいに見えてるはずさ。
女騎士の顔が真っ青さ。
きっと蹂躙されてる未来を想像してるさ。
ここで口説き文句さ。
「プルプルプルプルプルプルプルプル、オイラ悪いスライムじゃ無いよう。エロいスライムだよぉ」
「くっ、来るなぁぁぁ!」
女騎士が逃げようとしているさ。
ビュッ!
遅いさ。
そんな動きでは後ろに回られるさ。
いっただっきまーす。
女騎士を後ろから押し倒す様に上に被さるさ。
「や、止めろ!」
前にも言ったが、止めろと言われて止める男はいないさ。
溶解液! 250%! さ!
おぉっ!鉄の鎧が溶けていくさ。
白い柔肌が徐々に見えてくるさ。ちょっとづつ鎧の隙間から侵入してくさ。
この触り心地…カ・イ・カ・ンさ。
しかしおかしいさ?
ちっとも下乳が見えてこないさ?
この女騎士はペチャパイさ。詐欺さ。
「止めろーー!」
あれっ? ペチャパイどころか胸が無いさ?
………コイツ……オ・ト・コさ。
「見ぃたぁなぁーーーー!」
あ、あれっ?
騎士の後ろに怒りの炎が見えるさ。
「蓮獄火炎悶絶斬!」
あっ。
ゴオォォォォォオ!
何処だ? また教会?
「お前、勇者相手に中々やるな。どうだ、私の配下にならないか?」
いつもの神父じゃない。際どいハイレグアーマーを纏った美女が俺の頭を撫でる。
誰だコイツ?
とりあえず美女だから配下になっておこう。
俺が頷くと、
「私は魔王4柱の1人だ。これからよろしくな」
俺はスライム。
レベルは26。こうして魔王の配下となった。
当面の目標はこの魔王のハイレグアーマーとなった。
次回予告!
魔王を下し新たな魔王と君臨した俺は、溶解ランドのハーレムを…………作りたいなぁ。に続いて欲しい。