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愛と狂気  作者: 新山七瀬
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夢か現か

夕時。私はローファーを履いて学校を出た。駅に向かう途中、居酒屋からいい匂いがした。美味しそうなものの混ざった匂い。思わず口元も緩む。居酒屋の向こうにはタトゥースタジオがある。黒く怪しげな雰囲気に興味をそそられつつも、高校生である自分には全くの別世界であった。ちらと横目でドアを見るると、看板には「closed」とある。通学路にあるが故に、子供の出歩く時間は開いていないらしい。タトゥースタジオの向こうは薬局。壁にはおそらく二階のスナックであろう、古めかしいデザインでどこか懐かしさを感じさせる店名が書かれている。

どの建物にも興味をそそられる。平日の朝夕、ただ側を通るだけだが。だからこそ気になる。見えている側面と、知らない中身。

ま、高校生である私にはその世界に飛び込む用事も勇気もないのだが。










これはきっと小娘の妄想。

……いや、現実なのかも知れない。


誰が事実を知ろうか。

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