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一花のバリ鉄達  作者: 天笠
1/2

プロローグ「約束」

また新小説、ではなく。


リメイクです、前回よりも、鉄道職員の仕事をリア

ルにしました。


なので内容は多少変わります。


初めての方も、是非読んでください!


まだ文章力はありませんが、これから精進していく所存です!


宜しくお願い致します。

一花のバリ鉄達


プロローグ「約束」


4月、入社式。


とある女性は、約束を果たした。

それは一昔に、少年と少女が交わした約束。



10年前の8月5日、夕方、

それは、静かだった彼女の平穏な日常を、無惨に切り刻んだ。



突然、信号無視の普通車にはね飛ばされ、青信号を走っていたトレーラーに轢かれた、少年。

目の前で見ていた幼馴染みの少女は、少年の元に駆け寄った。

少女は、血だらけの少年の手を握った。

少年が弱々しい声言った、


「俺の分まで・・・長生き・・・して・・・」


しかし少女は、涙ながらに

「まだ死ぬわけじゃないでしょ!?」


少年は言った、

「お願い・・・最期・・・の・・・我が儘くらい・・・聞いてくれよ・・・」


少女は泣きながら

「嫌だ・・・私がまた見えるでしょ!?」


少年は小さく首をふり、

「目開けるの・・・辛いよ・・・」

と言って一頻り涙を流した。


少女は手を強く握りしめ、

「嘘でしょ・・・いなくなっちゃうの・・・?」


すると少年が口を開いて小さく囁いた。



「夢を…叶えて…」



だが、「死なないで…」少女はそう言って、

少年を優しく抱き締めた。


やがて、トレーラーの運転手がよんだ救急車がきた。

最初に少年をはねた普通車は、そのまま逃げていた。


警察車両が何台も来て、野次馬が集まる現場、

救急車に運ばれる少年。


少女も救急車に乗りたいと志願したが、目撃者証言を訊くため、警官に止められた。


離れていく、少年と少女。


徐々に小さくなる夕日に照らされた救急車のシルエット。



少年は救急車で搬送途中に、息を引き取った

プロローグいかがでしたか?


これからも頑張って参りますので、

愛読の程、宜しくお願い致します。

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