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第5話 そうだ京都に行こう・・・な金曜日

今回はいつもより長くなっていますが最後まで読んでくれるとうれしいです。

では本編をどうぞ

 はあ、あれから長かったよ。


 あのすごろくゲームを終えるのに何回やり直したことか。


 あれはもういじめだよ。


 だって毎回最初に戻るがでるんだよ。


 しかもそのマスによっては、最初に戻るんだyoついでに人生もやり直してきなとかアナタはかなり時間を無駄にしています。


 だから最初に戻ってください。


 とかウザイ口調のマスがかなりあったんだけどこれはいじめか。


 新手のいじめなのか。


 やめるにやめれないし、まあゴールした瞬間にこのゲームは粉砕させてもらったけどね。


 粉砕しようとした瞬間に呪ってやるとか聴こえたのは気のせいだと思いたい。


 そんなワケで朝からハイテンションにムリヤリにでもならざる負えなかったボクは顔でも洗いに洗面所に行こうとしたんだけどその途中に嫌なもの見た気がするのはボクの気のせいだろうかいいや気のせいのワケがない。


 とまあワケの分からないこと考えつつリビングを見たら、手紙みたいなものがあった。


 手紙みたいなものといったけど実際これを手紙と言えるのかは謎だ。


 何故なら手紙と言ってもこんなに大きい手紙は手紙とは言えないと思う。


 だってリビングいっぱいに一週間ほど出掛けてくる。


 あとよろしく


 偲木より


 これだけの文だけなのに部屋いっぱいの大きさってどういうことだよ。


 いじめかよ。


 片付けるのはボクだよ。


 まあ一週間いなくなるのはうれしいけど


 罰ゲームも延びるし


 偲木さんの罰ゲームは洒落にならない。


 この前の罰ゲームは確か国会議事堂に不法侵入だよ。


 不法侵入した証拠に総理のサインをもらってこいって言うんだよ。


 無理だって


 でもやらないと***になってしまうからね。


 総理に会ってみると普通にサインがもらえてびっくりしたよ。


 しかも君も大変だねと総理に哀れみの目で見られたけど・・・


 総理と知り合いって偲木さんは一体何者なんだろ。


 この前仕事は何してるのって聞いたら自由業って答えてくれたけど・・・


 これ以上聞いたらなんかヤバイ気がするのはボクだけだろうか。


 ってそんなことを考えていると学校に遅刻してしまう。


 とりあえず朝食でも食べよう。


 えっと朝食はごはんと味噌汁と焼き魚でいいか。


「拙者もそれで頼みたい。」


 あれボク、声にだしてたっけ。


「っていつの間に帰ってきたの。地暁兄さん。」


「つい先ほどだ。それともうみんなはとっくに学校へ行ってしまったが土流はこんなにゆっくりしていいのか。」


 紹介しよう。


 この人はボクの兄で星流地暁ほしながれちあきあることを除けばかなりまともな人だ。


 あと父さんと母さんを除いたらこの家でかなり最強で偲木さんの天敵


 なるほどだから偲木さんは急にどっかに行ったのか。


「土流、考えごとをするのもいいが時計をちゃんと見て行動するようにしろ。」


「だって家には時計がないじゃん。しかもボクの携帯ではまだ7時30分だから学校には余裕だよ。」


 ってさっき見たときも同じ時間だったような気がする。


「はあ、何を言っているんだ。ついに時計も読めなくなったのか。今は10時だぞ。拙者の懐中時計ではな。」


 えっと何か嫌な予感するんだけど・・・


 っていうかもうすでに嫌な予感ではなくて確定だと思うけど・・・


 もう一度携帯を見る。


 時刻は7時30分さっきと変わらない。


 携帯の液晶を触ってみる。


 あっ何かはってある。


 それをはがす。


 時刻は・・・10時


 あのやろう地味な嫌がらせしやがってボクがなにをしたっていうんだよ。


 海、恨むよ。


 ちなみにこの時間だけが止まったように見えるシールは天華姉が作ったものだと思う。


 なんであんなに頭はいいのにバカなんだろ


 そのころ


「っくしょん、誰かが僕の噂してるのかな。まあきっとルル兄さんだろう。僕はあのことだけは絶対に許さないからね。次はどんな嫌がらせをしようかな。金華姉さん何か意見ない。」


「そうだな。私は」


「どうせおもしろくないから却下」


「海、お前人前では猫被りすぎだろ。」


「はあそりゃ当たり前でしょう。いい人ぶっといたほうが楽でしょう。金華姉さんみたいに表裏がない人とは僕はちがう。ルル兄さんのせいでね。」


「ルル恨むぞ、お前のせいで私が苦労することに・・・」


・・・


・・



「っくしょん、誰か噂してるのかな。どうせあのコンビだろうけど。」


「どうでもいいが学校は行かなくてもいいのか。土流」


「はあ、もう今日はいいよ。今から行ってもやる気でないし」


 どうせ寝るつもりだったしね。


 そんなこといったあとにボクは後悔した。


 地暁兄さんがその言葉を待ってましたと言う顔をしたからだ。


 まあ実際にそんな顔はないと思うけどそん顔をしてたんだから仕方がない。


 覆水盆にかえらずだ。


「ってことは今日は暇だな。拙者の用事に付き合ってもらおう。その前に朝食だ。早く朝食を作ってくれないか。土流」


「っていうか地暁兄さん朝食は天唯に作ってもらったじゃないですか。しかもこの時間ならブランチというのでは・・・」


「ああ、確かに天唯の作ってくれた朝食は食べた。しかし土流の作った朝食もまたいい。というワケでつくってくれ。」


 まあいいか。


 ブランチってことは軽めに作って昼食は美味しいものを地暁兄さんにおごってもらおう。


「そういえば地暁兄さん、なんで家に帰ってきたんですか。たしか当分戻ってこないとか言ってたような気がするだけど」


 と料理を並べながらきいてみると


「ああそういえばそんなことをいったような気がするな。たが拙者は何の意味もなく帰ってきたワケではない。というか話は後だ。とりあえず朝食だ。いただきます。」


「いただきます。」


・・・


・・



 ふぅ、美味しかった。


 味は天唯には負けるけど心では負けていない。


 さあ感想を地暁兄さんどうぞ


「可もなく不可もなくだな。」


 おせじなしかよ。


 ジャッジのハードル高いな。


 まあどうでもいいけど・・・


「そういえば用事って何。地暁兄さん」


「ああ、そうそうちょっと京都に用事があってな。土流の助けが必要になって、この家に戻ってきたというワケだ。ということで京都に行こう。早く準備してくれ。」


「はあ、パスしたいけど無理だよね。何で行くの。バイク、それとも車で行くの。」


「もう準備はいいのか。それじゃ行くか。いざ京都へ参らん。」


「質問に答えてよ。地暁兄さん」


「今回はあれで行こうと思う。」


 といって地暁兄さんが指差したのは・・・


「ヘリコプターかよ。」


・・・


・・



 ようやく京都についたワケだけどあの運転はないと思う。


 京都に行く途中、仮にもプロならもっとうまく運転してほしいよねって地暁兄さんに同意を求めようとしたらあれ無免許だから許してやってくれって笑顔で答えてくれたときはヘリから降りようかと思ったよ。


「これからどうするの。地暁兄さん」


「そうだな。拙者は早めに用事を済ませたいんだがこれは土流に関係することだしな。悪いのを先にするか後にするのか選ばしてやる。」


 当然ボクは悪いことを後にして昼食を食べにいった。


 ちなみに昼食はもちろん地暁兄さんのおごりで懐石料理を食べた。


 まあなんとも言えない味だったね。


 こども舌のボクは寿司とかのほうが良かったんだけどな。


 まあそんなことを考えていると目的地についたらしい。


 そこは一言で言えば大きくて広い。


 二言でいえば大きい。広い。


 とてつもない家だった。


「こんな場所に何の用事があるのさ。」


 とボクが聞くと地暁兄さんは


「あれ、土流は来たこと無かったっけ。ここはお祖父様の家なんだけど」


「えっ、じいちゃんっていつも貧乏くさい格好で家にくるあのじいちゃんのことを言ってるんだよね。」


「そうだ。あの姿は仮の姿あるときみすぼらしいそこらへんにいるただのくそ爺またあるときは公園のホームレスその真の姿は・・・ってあれここでお祖父様が出てくるはずなんだが」


「じいちゃんならあそこでかなり落ち込んでるけど・・・」


「どうせワシなんてワシなんてみすぼらしいそこらへんにいるただの爺ですよ。」


 とか言いながら指でのの字をかいてる。


 うわぁ、かなり痛い人だよ。


 そんなことをしているといつまでも話が進まないと思ったのか地暁兄さんはさっさととてつもない家に入っていった。


 ボクもそれに続こうとするとじいちゃんが


「放置プレイか。最近の若者はこれだからいかん。」


 とかいいながらじいちゃんもさっさと家に入っていった。


 そういえばじいちゃんの紹介がまだだったね。


 じいちゃんの名前はたしか星流流星ほしながれりゅうせいなぜかボクだけに厳しい。


 正月に来たときのじいちゃんのお年玉はみんなは確か10万位貰ってたと思うけどボクだけ何故かまんじゅう


 理由を聞いてみるとひっくり返したら10万じゃろ土流と言われたんで何もいわなかったけど・・・


 じいちゃんがボクに何のようがあるんだろうか。


 そんなことを考えていると


「土流、いつまでそこにおる気じゃ。さっさと家に入れ。」


 とじいちゃんが呼びに来たのでとりあえず家にあがらせてもらうことにした。


ボクは家に入った途端藪から棒に


「じいちゃん、ボクに何か用でもあるの。」


 聞くとじいちゃんは


「ああ、ちょっと込み入った話になっての。実は」


「ボクに婚約者がいるとかいう冗談は言わないよね。」


「おお、よく分かったな。その通りじゃ。」


ありえないだろ。


だいたいボクまだ14歳だよ。


 まあ確かに昔の人はこれぐらいの年齢で結婚するのはおかしくないとは思うけど急な話すぎるだろ。


 だいたい事前に話ぐらいしとけよ。


 まあ話されても多分信じなかったとは思うけど・・・


 とまあ自分の世界に入りこんでいるといつの間にか地暁兄さんがいなくなってたのでそのことじいちゃんに聞くと


「あいつなら帰ったわい。拙者はここには用がないのでさらばとかなんとかいっての」


「そういえば聞きそびれてた。じいちゃんって何者なの。」


「土流、本当に気づいていないのかのう。だからお前だけお年玉はまんじゅうだったっていうのになあ。」


 ってことはボク以外はみんな気づいてるってこと


「ワシはシューティングスター社の会長じゃ。」


 シューティングスター社とはかなり大手の会社で日本いや世界を支えているといっても過言ではないくらいの大きい会社だ。


「だいたいワシはテレビにもよく出てるし気づかないほうがどうにかしておると思うがのう。」


 だから会うたびにワシが誰だかわかるかのうとか聞いてきたのか


 いつも何いってだろうこの人って思っていたけどどうにかしていたのはボクのほうだったのか。


 まあそれはいいとして


「婚約者ってどういうことじいちゃん」


「なんか先方がお前のことを気にいったみたいでな。ぜひ会って話だけでもということじゃ。」


「でその先方っていうのは誰なの。」


「総理じゃ。言っとくが総理のお孫さんだからな。じゃがしかしお前総理と会ったことがあるのかのう。」


 偲木さんの罰ゲームのせいかよ。


 これからあの人の思い出は回想しないようにしよう。


「そろそろじゃと思うんだが」


 するとごめんくださいという声が聞こえてきた。


「来たみたいじゃな 。うまくやれよ。土流」


 と言ってじいちゃんはお客様を迎えにいった。


 だいたいなにをうまくやるんだか分からないっうの。


 はあなんでこんなことになったんだろ。


 原因がありすぎて分からない。


 あのときああすれば良かったがいっぱいでてくるのはどうしてだろ。


 あれなんだか心の汗が溢れでてくる。


 まあなんとかなるか。


 そんなことを考えていると居間にお客様が入ってきた。


「あのときは君も大変だったね。おっと自己紹介がまだだったね。私の名前は阿部慎之介あべしんのすけまあ知っていると思うが内閣総理大臣をしている。以後よろしく。」


 とまあ気さくな感じで話してくれたのはいいんだけどボディガードの人たちがすごい睨みつけてくるので蛇ににらまれた蛙のごとく返事も出来なかった。


「まあ、私は忙しいのでこれでお暇させてもらうけど孫のことはよろしく頼むよ。」


 と言ってじいちゃんに挨拶をして帰っていった。


 残ったのはかなりかわいい子とボクだけだった。


 じいちゃんはあとは若い2人でとかなんとかいってどっかに消えるしいったいボクにどうしろと


 かなりかわいい子は緊張しているのか分からないけどさっきからだんまりだし


 まあ名前が分からないといろいれ困るのでとりあえず自己紹介をすることにした。


「ボクの名前は星流土流、よろしくね。」


 と挨拶をすると


「ワタクシの名前は阿部月那あべつきなふつつかものですがよろしくお願いいたします。土流さま」


「なんでボクの名前を様づけするのさ。ボクの名前なんて呼び捨てでいいよ。ボクも君のこと月那って呼ぶから」


 ちなみに月那はボクと同じ年齢で月曜日から違う学校に転入するらしい。


「ワタクシが好きでよぶのだからいいじゃないですか。」


 まあいいか。


 なんだかかたそうな子だな。 多分これっきりだろうと思うけど優しくしといて損はないか。


「月那ってどこに住んでるの。」


「今日から新しい家ですわ。どんな家かいまから楽しみなんです。」


「へえ、引っ越すんだ。」


 この言葉に月那は何を言っているですかという顔してこう答えた。


「えぇ、土流さまのお家に」


 このときボクは聞き間違えたのかと思いもう一度聞いてみた。


 だけど何回聞いても同じ答えだった。


「ウソだよね。」


とボクが聞くと


「何でワタクシがウソをつかないといけないのですか。」


 とちょっと怒った口調で返答された。


 これでは埒があかないと思ったのでじいちゃんにきいてみると


「もう全てが遅いのぅ。手遅れじゃ。だいたいお前以外は全員知っておる。」


 ちなみにじいちゃんを探すのに2時間程かかった。


 月那はボクがじいちゃんを探しいる間、なにをしていたかというとボクの後ろをぴったりとついてきた。


 なんだか分からないけどかなり楽しそうだった。


 このときボクがじいちゃんの策略に気づいていればこんなことにはならなかったかもしれない。


 まあどっちにしても無理だったと思うけど・・・


 こうしてじいちゃんの家でゆっくりして飛行機で帰ってくると・・・


 家が改装されていた。


 しかもボクの部屋だけがかなり広くなっていた。


 ちょうど2人部屋ぐらいの大きさだった。


 ベッドはダブルベッドしかもやけに部屋がファンシーなものでいっぱいだ。


 なんだか嫌な予感がする。


「月那、ちょっと聞きたいことがあるんだけど・・・」


「なんですか、土流さま」


「ここってボクの部屋だよね。」


「えっとそうだったと思いますけど、これからはワタクシと土流さまの部屋ですけど」


「まあ今日は仕方ないとして明日にはここを元通りにしてもらうからね。月那」


 って泣いてる。しかもかなり大泣き


 泣きたいのはボクのほうなのに・・・


「ひっく、土流さまはそんなにワタクシがいやなんですか。ワタクシの嫌いなところは全てなおしますからだから嫌いにならないでください。」


・・・


・・



 結局この部屋がボクと月那の部屋になってしまった。


 しかもボクが別の部屋で寝ようとしたら月那が


「ワタクシが嫌いだから別の部屋で寝るのですね。」


 とかいうもんだから部屋をでるにでられない。


 もう一つ言わしてもらうならなんでボクは月那の抱き枕になっているんだ。


 月那は泣き疲れて眠ってしまいボクを離さない。


「土流さま大好き」


 とかいろいろと恥ずかしい寝言を言ってくる。


 こんなの家の家族に聞かれたらボクは死ぬよ。


 ちなみに中学生とは言え一応月那も女の子なので胸の膨らみが・・・


 理性と闘いつつ、円周率を最初から数えるボクだった。


 3.141592653589793


 ああ、眠れない

たくさんの登場人物がでてきたので登場人物の紹介をしていきたいと思います。

進行は星流土流がお送りします。

まずはこのひと

ってぼくだね。

NO.1

姓名:星流土流ほしながれつちる

年齢:14歳

兄弟:7人で三男

特技:なし

一言:つまらないけでここまで読んでくれてありがとう。

これからもハチャメチャ家族をよろしく。

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