第1話 憂鬱な月曜日
突然だけど、自己紹介をしよう。
ボクの名前は星流土流年齢は、14歳、悩める中学生
趣味は特にないと思うけど、この前1番上の兄にボクの趣味って何だと思うって聞いたら何って答えたと思う。
「ルルの趣味か、そんなの決まっている家族いじめだろ。」
って言うもんだから取りあえず殴ってボコボコにしたけど、ボクって家族をいじめたりしてないよね。
ちなみにルルって言うのはボクのあだ名で星流の流と土流の流を取ってできたものなんだ。
某芸人に薬かって突っ込まれそうだけどそこは気にしないことにしてるんだ。
そうそうまた突然話しは変わるけど月曜日って何であるんだろうね。
ボクは月曜日が嫌いなんだ、だって朝早く起きないといけないんだもん。
それなら月曜日以外の日はどうなんだって月曜日以外もそりゃあ嫌だよ。
でも、全国の学生さんはわかるよね。
月曜日の朝がどれだけ憂鬱かを・・・
何かそんなことを考えながら憂鬱な学校に向かってゆっくり歩いていると妹の天唯が凄い速さで歩いてきた。
どれだけ凄い速さなのかというと近くの人が飛ばされそう・・・あっ飛ばされた。
あの人はどうなるだろう。
ボクは何も見てない、見てない、見てない、よしボクは何も見てない。
「兄、忘れ物」
と言って弁当箱を渡してきた。
飛ばされた人はスルーかよ。
「あれ、今日ってお弁当いるっけ。」
とボクもさっきのことは突っ込まず、もちろんスルー
「・・・」
と無言のプレッシャーをかけてくる・・・って違う。
天唯はめったにしゃべることがなく時々しゃべったとしても大抵が単語単位で今のような会話は珍しい。
それなら普段はどうするのかというと、天唯は、普段紙に字を書いてそれを人に見せて会話している。
それを会話と呼ぶのは疑問だけど・・・
ちなみに完全な余談だけど天唯の声はとても綺麗で澄んでいる。
ボクは天唯より綺麗な声を聞いたことがない。
いつものように妹と会話(会話と言ってもボクが一方的に話すだけど)をしていると学校に着いた。
ちなみにボクと天唯の会話はこんな感じだ。
「この前、テストの問題の答え分かった?」
「・・・」
「へぇ、そうなんだ。教えてくれてありがとう。」
そうそう今日は聞いて欲しいことがあるんだ。
妹で分かるように、僕の家族は少しいやかなり変わっている。
ボクは妹の将来が本気で心配だ。
妹はまだマシなほうだけど他の家族は本気でやばい。
家族じゃなければ関わりたくないくらいに・・・
家族の紹介は追々するとして、まずボクが一番言いたいことは家族が多すぎる。
だってボクを含めて10人家族だよ。
お小遣いなんか・・・人には言えない値段だよ。いつまで経っても欲しいものが買えないよ。
二番目にっていうかこれが一番いいたいことなんだけど、変人が多すぎる。
いつであろうとどんちゃん騒ぎだよ。
本気で勘弁して欲しい。
今日なんて朝だよ、朝。
ボクなんて今日はほとんど寝た気がしないよ。
何てことを考えてたら授業が終わって昼休みになってた。
ボクはこれからどうなるだろう。
はあ〜 憂鬱だ。
「・・・」
「・・・」
「・・・」
ふと後ろを振り向くと天唯が怒った顔で紙になんで無視?と書いていたのでボクは
「無視してないよ。」
と答えた。
そういえば今気付いたのだけど、紙に書いてるときは普通の文なのに会話になると何故単語なんだろう。
そんなことを考えていると天唯はさっきのことはあまり気にしていないのか
兄、早く食べないとお昼おわるよ。と忠告をしてくれた。もちろん会話じゃなく紙だけど・・・
ってまたそんなことを考えてたら昼休みまで終わってしまう。
今日のお昼ご飯は・・・やった、ボクの大好きな卵焼きだ。
作ってくれた天唯に感謝の気持ちを伝えると何故か赤くなって下向いてたけどなんでだろう。
ちなみに何故天唯がお弁当を作ってくれたのかというとボクの家族は天唯とある人をのぞいて、料理がへたくそだ。
「ふぅ〜おいしかった。」
お弁当が終わって、時計を見るとチャイムが鳴る時間だったので次の時間の授業の準備をしていると・・・あれチャイムがならない。
すると急に放送がはいった。
放送の声からは何だか聞き慣れた声がする。
「金華姉さん、マズいよ、こんなことしたら」
「うるせー、ここまできたら一蓮托生だ。海。」
はあ〜頭が痛くなってきた。
今放送室で話しているのは姉の金華と弟の海だ。姉はいつもムチャクチャなことをいうので弟の海は断りきれなかったのだろう。
と以前のボクならそう思うだろうけど実は違う。
姉はのせられやすい性格をしている。
だから弟の海は得意の嘘で姉をのせたのだろう。
この前、偶然その現場を見たときはかなりびっくりした。
だってあんな悪い笑顔する人初めて見たんだもん。
あれを見たときはその日の夢に出たくらいだったからね
ちなみに姉は中学3年生で弟は中学1年生だ。ボクと天唯は双子だ。
海は一体誰に似たんだろう。 昔はメチャクチャ素直だったのに
金華姉が実は男だったとか天唯は目からビームが出せるとか言ったからかな。
まさかそんなことはないよね。
ボクがいろいろ嘘ばっかり教えたからあんなひねくれ者になったなんて絶対ないはず。
そうだと思いたい。
そうやって、本日何度目になるか分からない現実逃避をしようとしたとき姉の声が聞こえてきた。
「えー授業が嫌なので放送室を乗っ取って、授業妨害をすることにしました。」
「ちなみに校長はおもしろそうなのでといって許可してくれました。」
おい校長、こんなことを許可していいのか。
どうなるんだ、この学校は・・・
次に海の声が聞こえてきて
「嘘です、校長先生ではなく理事長です。」
理事長が許可したのかよ。
海は嘘つきなのでどっちが正しいのか分からないけど早く止めないと面倒くさいことになりそうだ 。
なんでボクがこんな損な役回りなんだよ。
天唯はすでに嫌な予感かがしていたのかこの場に居なかった。
はあ〜結局ボクがとめるのか。
ため息は幸せが逃げるってよく聞くけど、ボクには一体どの位の幸せが残ってるんだろう。家には帰りたくないけど今はこの状況より家のほうがましだとホームシックにかかったボクだった。
はあ〜憂鬱だ。




