表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
1/1

プロローグ

吹奏楽部で過ごした私の3年間は、とても大切な思い出だ。

毎日皆で遅くまで練習して、くだらないことで笑いあって、休みの日はほぼ全員で出かけたりして。

思い出すだけで心が温かくなる思い出ばかりだ。


勿論あんな部活だ。決して楽しい思い出ばかりじゃない。

血の匂いが充満する戦場。

大怪我をして辞めたり、寝たきりになっていった部員達。

初めて人を傷付けた感触。

それらは決して良い思い出とは言えない。


けど、けど。

辛くて辞めたくなる時もあったけど。

それでも私はこうして3年間続けてきた。

それは良いことだったと、俺は胸をはって言える。

吹奏楽部に入って、本当に良かったと。


あの日、4月20日に、吹奏楽部に入ったことを私は少しも後悔していない。

評価をするにはログインしてください。
この作品をシェア
Twitter LINEで送る
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

この作品はリンクフリーです。ご自由にリンク(紹介)してください。
この作品はスマートフォン対応です。スマートフォンかパソコンかを自動で判別し、適切なページを表示します。

↑ページトップへ