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前世の記憶

小学校からの友達と明け方頃まで電話した。そして、案の定寝坊してしまった。今日は強面の体育教師が校門にいる日だ。ささっと準備して毎日乗る愛用の自転車にまたがり、爆速で走る。そのとき大型トラックが突っ込んできた。でも自転車は止まらない。自転車とトラックはそのまま正面衝突してしまった。薄れていく景色の中、電話で話したゲームの内容だけがこだました。……それが私の前世の記憶だ。前世の記憶?ここはどこ?頭痛と共に目覚める。どうやら椅子に躓いて頭を強打したようだ。近くの鏡が目に入る。自分の姿が大きく変化していた。とても艶やかな黒髪。大きくて綺麗な青紫色の瞳。白くて美しい肌。8歳くらいだろうか。自分の姿にうっとりした。なんだろう。この顔知ってる気がする。黒髪で青紫の瞳…友達に聞いた。乙女ゲームのヒロインの特徴じゃん!やったぁ!だからどこを取っても完璧なのね!なるほど。でも中身が13歳だと気づかれないようにしないと…そのためにまずは情報収集ね!頑張るぞ~!

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