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気まぐれ暗殺者と悪役令嬢の話  作者: 天宮カイネ
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気まぐれ暗殺者と悪役令嬢の話




 私の名前は『ノア・リリーホワイト』。性別は男性、年齢は18歳だ。黒い瞳を持ち、真っ白い長い髪を後ろで緩い三つ編みにしている。なお肌の色は白く、血の気が薄い。身長は182cmあるけれど痩身で、顔立ちは中性的な、自分で言うのもなんだけど美形だ。


「はい、終わり、と」


 今はお仕事中、ターゲットを始末したところだ。その場を速やかに立ち去り、その足で闇ギルドに向かう。そこで報酬を受け取ったあと、私は《転移》の魔法で拠点へと帰った。


 私の職業は暗殺者だ。成績はたぶん優秀な方だと思う。12歳の時に闇ギルドに所属して以降、お仕事を失敗したことはないから。なんか知らないけど裏の世界では『白き死神』とかって呼ばれているらしいし。


 ところで、私には前世の記憶というものがある。そこでは私は普通の女性だった。けれど転生した今、かつての人として正しい倫理観は無くなっている気がする。なんせ、お仕事のために人を殺しても何も感じないし。それはそれでやりやすくていいけれど。


「ただいま〜」


 私以外には誰もいない拠点で、意味のない言葉を響かせる。もはや癖のようなものだ。ひとり暮らししてると独り言が増えるよね。

 ちなみにこの拠点は、『アサナティカ大樹海』という広大な樹海の奥にある。他人の目がない場所なので、とても暮らしやすい。それに拠点を覆っている結界から一歩外に出れば美味い肉が狩れるのも良い。この世界では強い魔物ほど美味い、という法則があるので、アサナティカ大樹海の魔物達は大変美味な部類に入るのだ。


 今日も、その辺を闊歩していた大きな牛のような魔物を仕留めて、結界の中で解体する。私からすれば容易く狩れるこの魔物も、外の人間からしたら脅威度Aランクはあると知った時は、少し驚いたものだ。おかげで素材を売るに売れない。まとめて売り払いたいけど絶対目立つだろうし。目立つのは好きじゃない。

 魔物の素材の買取りをしているのは冒険者ギルドや商業ギルドだ。闇ギルド経由で売り払う、という手もあるけど、そうすると私がアサナティカ大樹海に頻繁に出入りしていることがバレる。それはそれで面倒事が待っていそうなので、できれば闇ギルド経由は最終手段にしたい。

 …んー、そうすると、商業ギルドで売るのが一番楽かな?冒険者ギルドと違って手数料とか取られるけど、その分こちらの情報は秘匿してくれるし。

 まあ、今すぐには売らないけどね。お金に困ったら売ろう。


 …ん?


「魔物以外の気配……え、人?」


 常に掛けている《気配探知》に、魔物以外の生体反応が引っかかった。大きさ的に、たぶん人だ。しかも一つだけ。

 …ちょっと見に行ってみようかな。




「あれかな…んんー?」


 そこにいたのは、大輪の薔薇を彷彿とさせる豪奢なドレスを着た15、6歳ほどの少女だった。意識はないみたいだけど…突然現れたことを考えると、何処かから魔法で《転送》されてきたのかな?

 とりあえずこのまま放置すると魔物の餌になってしまうので、私は少女を抱え上げて拠点へと戻った。


「《パーフェクト・ヒール》」


 "全てを癒す"イメージを持たせた魔法を少女に掛けておく。せっかく拾ったのに死なれても困るし。拠点のリビングのソファーに少女を寝かせてから、ふと考えた。

 このドレスじゃ動き辛そうだし、着替えとか用意した方が良いかな?と。さすがに勝手にサイズを測る訳にはいかないので、目測で被るだけで着れる簡素なワンピースを作ることにした。


「《魔力錬成》、と」


 これは、魔力を材料として物を作り出す魔法だ。無論、私のオリジナル魔法である。少し大きめに作って、《付与》魔法で"サイズ自動調整"、"防汚"、"不壊"を付与しておく。

 あと、靴も作っておこうか。細いヒールの靴では歩き辛かろう。これも《魔力錬成》で履き心地の良い布靴を作る。こちらにも色々と付与しておいた。


 あとは、食事でも作ろうかな。お腹空いてきたし。美味しい牛を狩ったから、今夜はビーフシチューにしよう。

 当然、料理にも魔法を使う。圧力鍋的な魔法やら、時短の魔法やらを掛けて、ものの数分で料理を作り上げる。いやー、魔法って便利だよね。


「…ここ、は…?」


 ん?ああ、起きたみたいだね。


「おはよう。もう夜だけど」

「!?…お、おはようございます。あの、私…確かアサナティカ大樹海に追放されたような…?」

「そうみたいだねぇ。ここ、一応大樹海の中にある私の拠点だから」

「拠点…?」


 不思議そうに小首を傾げる少女は、緩く巻かれた長い黒髪とキリッとした金色の瞳が印象的な美少女だ。でもそんな彼女が口にした『追放』というワードが気になった。

 だけど、それを聞く前に。


「まずはそのドレスから着替えない?コルセットとか、苦しいでしょ?あ、着替えはこれで良いかな?」

「あ、ええっと…その、着替えたいのですけれど、このドレス、一人では脱げないので…」

「あー、後ろとかそうだよね。じゃあ手伝ってあげる。…あ、大丈夫だよ、前は見ないようにするから」

「ええ…はい、ありがとうございます」


 私の有無を言わさない雰囲気に呑まれたのか、少女は大人しくこちらに背中を向けた。まずは首元のネックレスを外してから、ドレスの留め具を手早く外してゆく。で、コルセットの紐を緩めてから、先ほど作ったワンピースを少女に被せた。


「はい、あとは足から抜くだけで脱げるはずだよ」

「あ、はい。ありがとうございました」


 ドレスを脱ぐと、少女はほうっとため息をついた。やっぱりコルセットとかが苦しかったのだろう。


 色々話も聞きたいけれど、まずはご飯だ。


「ねぇ君、ご飯食べれそう?私今から夕飯なんだけどさ」

「ご相伴に預かってもよろしいのですか?」

「良いから言ってるんだよ」

「では…お願いいたします」

「うん、じゃあちょっと待っててね」


 ニコッと笑んで見せると、少女は頬を朱に染めて視線を横に逸らした。うん、私の顔面偏差値は高いからね、仕方ないね。


 まあともかく、先ほど作ったビーフシチューを深皿に盛って、作り置き(と言っても出来たてを《収納》していたやつ)のバゲットを切り分けて皿に盛る。それらをカトラリーと共にテーブルに並べれば、少女の瞳が輝いた。


「美味しそう…」

「ふふ、そう?おかわりもあるし、好きなだけ食べてよ」


 そんな言葉を交わしてから、私達は食事を始めた。


「!…美味しいです。とても」


 ひと口食べたあと、少女は噛み締めるようにそう言って、涙をひと筋零した。…この子、もしかしなくとも結構酷い目にあったのかな?まあ追放とかされてるしね。

 とりあえずハンカチを差し出すと、彼女は「ありがとうございます」とそれを受け取って、涙を拭った。それから、食事を再開する。


 食事のあと、ハーブティーをいれたティーカップを少女に手渡すと、私は自分の分のティーカップを持って少女の隣に座った。


「さて…君、なんであんな所にいたの?聞かせてくれる?」

「はい。話すと長くなるのですがーーー…」



 少女ーーーローゼマリー・プリムローズの話は、要約するとこうだった。


 曰く、通っていた学院の卒業パーティーの際に、婚約者に婚約破棄をされた挙句に身に覚えのない罪によって断罪され、アサナティカ大樹海に追放された。

 そしてローゼマリーにはこの世界とは別の世界で生きていた前世の記憶があり、この世界は『エタニティ〜紡ぐ絆と白き祈り〜』という乙女ゲームの世界に酷似している。そのゲームの中で自分は『悪役令嬢』であり、主人公ヒロインを虐めて国外追放されるのだ、と。


 実は私には《虚言看破》という"嘘を見破る"スキルがあるのだけど、少女…ローゼマリーの言葉に嘘は無かった。でも、彼女に『攻略対象者』について聞いた時に、私は驚いた。なんと、私…『ノア・リリーホワイト』も攻略対象者だと言うのだ。隠しキャラで、職業は暗殺者だと。

 ただ、ゲームの中の『ノア』と今の私は容姿に差異があるらしく、ローゼマリーは私がノアだと気づいていないようだった。


「話してくれてありがとう。色々と驚いたけど、君があの場所にいた理由は分かったよ。…ところで、私はまだ自己紹介していなかったよね。私の名前はノア・リリーホワイト。君が言っていた攻略対象の暗殺者だよ」

「…ええっ!?あ、あの、失礼ですが、ゲームのノア様とずいぶん違うようなのですが…?」

「ノア様?」

「あっ、すみません、私の最推しだったもので、つい…っ」

「ふぅん?まあ違うのは当然だよ。私も前世の記憶持ちだから。そもそもその乙女ゲーム知らないしね」

「えっ、そうなのですか!?」

「そうなのですよ。…ねぇ、ゲームの『私』って、どんなキャラだったの?」

「は、はい。ゲームでのノア様は、暗殺者としての過酷な修行の日々の中で感情を失った、冷徹な暗殺者として出てくるのです。基本的に無表情なキャラで、そのビジュアルの良さと主人公ヒロインの前でだけ感情を露わにする、という一途なキャラクター性から、隠しキャラながらダントツの人気を誇っていました。

 …髪型はショートヘアーで、服装は黒ずくめだったのですが…」

「今の私は髪は長いし、服装も黒は黒でもモノトーンでまとめてるから、印象はだいぶ違うか。…ローゼマリーは、ゲームとは違う私は嫌?」

「いいえむしろ新しいノア様を拝めて幸せです」


 即答したローゼマリーは、憧れにしては強い熱のこもった視線で私を見つめてきた。…面白い子だなぁ。


 確かに暗殺者としての修行は過酷だったけど、私の生来の楽天家気質が幸いしたのか、感情を失うなんてことはなかった。それに基本的に私、表情豊かだし。倫理観は歪んでるけど。


 それよりも、今後の話をしようか。


「ねぇ、ローゼマリーはこの先どうしたい?何処かの街で暮らす?それとも、私と一緒に暮らす?」

「えっ、ノア様と一緒に暮らすなんて選択肢もあるのですか?」

「そりゃあね、君を拾ったのは私だし。…それに君、ひとりで暮らして行ける当てはあるの?」

「うっ…それを言われると…その、無いです」


 だろうな、と思う。なんせ、今世のローゼマリーは良いとこのお嬢様だったのだ。使用人に傅かれて当たり前の地位にいては、商売やらに手を出す自由は無かっただろう。だからそんな、申し訳なさそうにする必要はないのにね。


「ごめんごめん、意地悪だったね。じゃあ今日からよろしく、ローゼマリー」

「よ、よろしくお願いします!」


 こうして、私に同居人が出来たのだった。




 *




 あのあと、《清浄》の魔法で身綺麗にしてから、私達は眠りについた。なおベッドは一つしかないので同衾した。真っ赤な顔で遠慮するローゼマリーを引っ張り込んで抱き枕にして寝たのだけど、なかなか良い抱き心地だった。明日以降も抱き枕にしよう。


 そして、翌朝。いつも通り夜明けと共に目を覚ました私は、腕の中で眠るローゼマリーを起こさないようにベッドから抜け出すと、身支度をしてから朝食の用意をした。メニューは焼き鮭定食だ。この世界、米や味噌、醤油があるんだよね。


 テーブルに並べたあと、"時間停止"の結界をテーブルの上に掛けて、寝室に戻る。するとローゼマリーがベッドに起き上がった状態でボーッとしていたので、ベッドに近づきつつ声をかけた。


「おはよう、ローゼマリー」

「…ノア様?夢じゃない…?」

「夢じゃないよ。ふふ、寝ぼけてるの?」


 言いながら、ヘアブラシでローゼマリーの髪を梳く。サラツヤになるまで梳いて、《収納》にヘアブラシを仕舞ったところで、ローゼマリーが覚醒した。


「す、すみませんおはようございます!あわわ、ノア様に髪を梳いてもらうなんてそんな恐れ多い…っ」

「嫌だった?」

「滅相もございませんとても嬉しかったです!」

「なら良かった。ほら、朝ご飯できてるから、行こう」

「ひえぇ…至れり尽くせり…!」


 やっぱりこの子、面白いなぁ。良い拾い物をした。追放されたローゼマリーには悪いけど、私は彼女に出会えて良かったと思う。…此処なら誰にも邪魔されないし、ね。


「ねぇ、マリーって呼んでも良いかな?あと敬称と敬語、止めてくれると嬉しいんだけど」

「ぜひお好きにお呼びください…敬称と敬語は、その、頑張ります…あっ、頑張るね」

「うん、頑張ってね、マリー」

「ほわぁ…愛称呼びとか…此処が天国か…」

「ふふ」


 私が何かする度にマリーは真っ赤な顔で身悶えている。…うーん、目に毒だなぁ。私も一応、今世では健全な男子だからね。今までは必要な時しかそういうことはしてこなかったけど、うん、私の中にも欲はあったんだね。

 まあ、焦らずに行こう。


 朝食のあと、私はマリーに《魔力錬成》の魔法を教えた。なんとマリーは魔法を創れることを知らなかったらしく、教えた時は大層驚いていた。ちなみに何故教えたかというと、服はともかく、下着類は自分で作ってもらわないと困るからだ。私は困らないけど、マリーがね。


 私はマリーの新しい服として、ひとりで脱ぎ着できるワンピースドレスを何着か作った。あとは履き心地の良い革靴も何足か。外出用のドレスはとりあえず1着だけ作ってみたけど、装飾品は買ってこないとなぁ。


「あの、こんなに作ってもらって、魔力は大丈夫なの?」

「大丈夫だよ。私、魔力量は桁外れに多いから。それよりも、どう?気に入った?」

「うん、ありがとう。義妹のお下がりじゃない服なんて久しぶりで…すごく嬉しい」

「お下がりしか着れなかったの?」

「うん…私の母と父は政略結婚で、母が病で亡くなって半年もしない内に継母と、私と同い年の義妹がやって来て。それ以来、私に与えられるものは義妹のお下がりになったの」

「もしかして、その義妹ってゲームの主人公ヒロイン?」

「そう。あの子は私に虐げられたと泣いて、私の婚約者や周囲の男性達を味方に付けていたの。今頃、私がいなくなって大喜びしてるでしょうね」


 そう言って、マリーは自嘲した。…うーん、そいつら頭沸いてるんじゃないかなぁ。まあでも、いらないなら私が貰っても良いよね?


「よし。幸せになろう、マリー」

「えっ?」

「そんな奴らのことなんて忘れるくらい幸せになろうよ。私も手伝うからさ。とりあえず結婚式は1年後くらいで良いかな?」

「ふぁっ!?結婚!?」

「私と結婚するのは嫌?」

「い、嫌じゃないけど!え、ノアはそれで良いの!?」

「私はマリーなら良いよ?今日から私達は婚約者だよ、マリー。目いっぱい甘やかすから、覚悟してね」

「ええ…っ!?」


 ほぼ一方的に決めて、マリーの頭を撫でて微笑む。するとアワアワしていたマリーがぽうっと私に見惚れて、大人しくなった。…可愛いなぁ。


「そういえば、マリーの祖国って何処なの?」

「サンセベリア王国だよ」

「ああ、あの国かあ。私はマレイン王国で主に活動してるし、サンセベリアには近付かないようにしようね。きっとあの国は近々荒れるから」

「そうなの?」

「他国じゃあ王族が愚者だって有名なんだよ、あの国。そろそろ民が決起するかもしれないって言われてる。だからマリーはいま追放されて良かったかもね」

「そうなんだ…」


 何かを想像したのかぶるっと震えたマリーの肩を抱き寄せて、髪を指で梳く。そして、彼女の耳元で囁くように言った。


「大丈夫だよ。マリーのことは私が守るからね」

「はわわ…あ、ありがとう、ノア…」

「どういたしまして」

「ぴぇ…っ」


 頬にキスを落とすと、マリーが真っ赤になって固まった。ここまで反応を貰えると嬉しいよね。




 その日から、私のローゼマリーに対する甘やかし作戦は始動した。おはようからおやすみまで構い倒し、食事時にはあーんして食べさせ、風呂上がりにはマッサージと肌や髪、爪のケアをして。時々はお仕事に行くこともあるけど、その間に退屈しないように本や刺繍道具などを用意して。外に出たついでにマリーに似合いそうな宝飾品や、揃いの婚約指輪を購入して。


 最初は困惑したり赤面したりしていたマリーも、徐々に慣れていって…最近では私が甘やかすと、無邪気な笑みを見せてくれるようになった。…うん、良い感じに堕ちてきてるね。


 そして、1年後。私達はマレイン王国の王都にある大聖堂で結婚式を挙げた。参列者はいないこじんまりとした式だったけど、マリーは心底幸せそうに笑ってくれた。


 ちょうどその頃、マリーの祖国、サンセベリア王国では政変が起こっていた。愚かな王族や傲慢な貴族達の所業に耐えかねた民衆が決起し、革命が起こったのだ。

 だけど、王侯貴族を排した民衆は烏合の衆で、優れた指導者がいなかったこともあり、国は荒れた。そして見兼ねた隣国のエルーカ王国によって平定され、サンセベリア王国はエルーカ王国に吸収され、一応の決着がついた。


 革命の際に、ローゼマリーの義妹や継母、父親、元婚約者などは全て処刑されている。それを伝えた時、マリーは少しばかり寂しそうに「そうなんだ」と呟いたけれど、それ以上に落ち込んだりはしなかった。彼らはすでに、マリーの中で過去の人間になっていたのだろう。そう仕向けたのは私なのだけど。


 可愛いマリー。私の最愛。彼女を私に依存させるはずが、私まで彼女に依存してしまった。もう、マリーがいない世界なんて考えられないほどに、私はマリーを欲している。


「ノアが私の世界だよ。ノアがいない世界なんて、いらないもの」


 そう言って微笑んだマリーは、とても美しかった。



End.

本編はこれで終了です。あとは番外編を少し投稿予定。

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