表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
1/31

0.プロローグ

「いやぁ……まいったねぇ」


「それはこっちのセリフだ!どうしてくれる!」


「落ち着けよ。みんなで相談して決めたことだろ?」


「俺はそもそもとしてランドクラフトの強奪自体、無茶だっていっただろ」


志澄ゆきずみだってあの子が可哀そうだからこの作戦にのっかったんでしょ?」


「俺は彼女について相談していただけだ!誰が武装組織に殴り込みに行くなんて言った!」


「志澄!静かに!」


「大体、お前だってアリステラの目論見がわかってて俺を連れまわしたんだろ!シア」


「僕はあの女の子が連れ去られてたかもしれないって志澄が言うからいてもたってもいられなくてみんなと同行したんだ」


「二人ともケンカしない!いつまでもこんなところにこもっててもどうしようもないでしょ」


「とはいっても、周りは戦闘員だらけだよ……第四次の停戦からもう15年以上も経つのに何でこんなところに陸上戦闘機が……」


「……待て、二人とも。……はぁ……仕方ない。ここまで来たら、なるようになすしかない」


「何か作戦でもあるの?」


「この陸戦機を操って、ここから離脱する」


「なぁんだ。最初の作戦とほとんど一緒じゃん」


「うるさい!アリステラ」


「彼女はどうするんだい?」


「まずは俺たちの安全が最優先だ。あとから警察か軍が出動するよう手配するさ」


「あとでお父様にしかられない?」


「……そのにやついた顔を引きはがしてやる!」


「あばれないでくれ。ただでさえ君の上に乗っかっているのに暴れられたら気分が悪い」


「複座機に三人もいることが間違いなんだ」


「……システムは問題ない。大陸の言葉でよくわからないけど……機体もなんとか動かせそう」


「アリステラ、これにはロケット弾と30ミリが搭載されている。……火器はこっちでコントロールする。君はこいつの制御を」


「了解!じゃあひと暴れしますか!」

評価をするにはログインしてください。
この作品をシェア
Twitter LINEで送る
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

この作品はリンクフリーです。ご自由にリンク(紹介)してください。
この作品はスマートフォン対応です。スマートフォンかパソコンかを自動で判別し、適切なページを表示します。

↑ページトップへ