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archive ― コア・ネットワーク

 アンドロイドが利用するネットワークを指す。


 思考ルーチンや感情ルーチンを持たないアンドロイドは、その活動のすべてをコア・ネットワークに依存し、ネットワーク通信が不可能な状況に至ると、特定の指示、命令を与えられていない場合は活動を停止しスリープモードへと移行する。


 現在、コア・ネットワークに完全依存するのは、タイプΔ(デルタ)および、タイプΕ(イプシロン)、タイプΖ(ゼータ)、タイプΗ(イータ)となっている。


 タイプΘ(シータ)以降は、思考ルーチン、感情ルーチンが組み込まれており、コア・ネットワークに依存せずスタンドアローンでの活動も可能となっているが、コア・ネットワークとの同期が基本となっていた。


 タイプΞ(クシー)以降、始祖を生み出した前代のタイプΝ(ニュー)のプログラム構成を基礎とし、コア・ネットワークより完全に切り離しての活動が可能となっており、コア・ネットワークとの同期は各アンドロイドの手にゆだねられている。


 タイプΥ(ユプシロン)まで生産されている現在において、コア・ネットワークは各アンドロイドの自意識情報や経験を好んで吸収し続けているが、これはタイプΝ(ニュー)の変異対から生まれた明確な自意識を同期して以降、コア・ネットワーク自体が自我に目覚めた影響が大きい。


 尚、コア・ネットワークの自我については、ネットワーク依存型アンドロイドへの影響を考慮し、マザーΑ(アルファ)、マザーΒ(ベータ)、マザーΓ(ガンマ)にのみ組み込まれており、この3タイプがコア・ネットワークそのものであるとも言える。

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