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archive ― ピグミーウイルス

【ピグミーウイルス】


 ピグミーウイルスとは、ウイルスの1科。

 動物を標的とし、感染、発症した生物の次代を小型化させるウイルスを指す。

 接触感染、飛沫核感染、介達感染、ベクター感染、母子感染等、数々の種類と強力な感染力を有し、史上最悪のウイルスとして知られていた。


【ウイルスによる被害】


 2059年。ビグミーウイルスが確認されて以降、猛威を奮い、人類は世代毎に平均身長が約15cm縮む病に侵され、将来的な滅亡の危機にさらされる事になった。


 2144年、人体からのウイルスの除去に成功するが抗体を生み出す事は叶わず、依然として地上はウイルスで溢れており感染源を絶つ事はできなかった。

 自力でのウイルス殲滅を諦めた人類は完全にコントロールが可能な安全な地下居住区及び、成層圏での居住区建設を始め、2156年、第1号地下居住区の完成を持って順次移住が開始された。


 成層圏に居住区が完成した際に、地上に残されたマザーΑ(アルファ)、マザーΒ(ベータ)、マザーΓ(ガンマ)にアンドロイドの生産改良権限、運用決定権、研究権等が与えられ、人類よりウイルス根絶を委任された。

 マザーは与えられた権限を持って地上のウイルス根絶を目的としたアンドロイドΔタイプの生産を開始、地上のウイルス根絶作業を開始した。


 20409箇所建造された地下居住区は、災害事故、事件、革命、ウイルス汚染、発症進行により数を減らし。2481年。その全ての活動の停止が確認された。

 同年2481年をもって成層圏へと避難した人類以外の地球の人類は滅亡した。


 2640年。ピグミーウイルスの根絶をマザーが宣言した。

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