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プロローグ

プロローグ


「真実はいつもひとつ!」と、どっかのアニメで言っていた気がする。

なら、今俺が体験していることも、真実なのだろうか。

いきなり何言ってんだお前。とか思うかもしれないが、まずは話を聞いてほしい。

__________________________________________

俺―月沼来人つきぬま くると十七歳―は、某日、学校に行くために、眠い目をこすりながらおきた。普段と何も変わらない朝だった。

普通に朝食を済ませ、学校に向かうため玄関の扉を開いた。

その日は雨だった。

俺は雨が嫌いだ。だから、できるだけ濡れないように大きめの傘を持ち、家を出た。

雷も鳴っている。

俺は雷も嫌いだ。一度、雷がすぐ近くの家に落ちたことがあり、その家が全焼して家族5人が焼け死んだと聞いたからだ。

おそらく、今日は俺の大嫌いな一日になるだろう。一年に何回思ったか分からないほどの、決まり文句を心に、俺は学校へ向かった。


十分ほど歩いただろうか。もうすぐ、学校に着く頃だ。

これで雨がしのげる……。そう思ったときだった。

黒い雲が光るのと同時に、俺の全身に激痛が走った。

そして俺は、意識を失った。



何時間経っただろうか。

俺は、見知らぬ空間で目覚めた。

何も無い。ただ虚空が広がっているだけのような、そんな空間だった。

ここがどこなのか確かめるために、俺は今いる空間を見渡した。

そして、空間の隅っこに、遠くて視認しづらいが、確実に扉だと分かるものを発見した。

ここは部屋なのか?

部屋とは到底思えないが、とりあえず扉があるから部屋ということにしておこう。

とにかく、俺はこの部屋から出るために扉の近くへ向かった。


そして、俺は扉を間近でみたときに絶句した。




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