ホームステイ
その間にホームステイ先の韓国料理(ハンバーグにジャムみたいなソースをかけていた)のようなものが私たちの口に合わず、食事だけ別にしてほしいと提案した。
ホームステイ先のママの怒りを買い嫌がらせが始まった。
私たちの食べ物はゴミ箱の隣に置かれたりした。
それとは別に私たちと一緒にホームステイしていた高校生男子が、夜寝静まったころに姉の体を触りに来ているから気持ち悪いと相談を受けた。
私も一回,兄がグレた時の友達(小さき頃から知っているプール友達)が家にたむろしていた時に体を触られた嫌な気持ちがあったため姉に協力を願い出た。
いつも早く寝ていた私はこの時だけは頑張って起きていた。姉とひそひそ話をして時間をつぶしていると、ドアのあく音が小さくした。
私と姉は合図をして寝たふりをした。
姉はあおむけに寝て私は姉のお腹に腕を回して抱きついて寝ていた。
そこへ奴が私とは反対側に寝そべりだした。
昔から私は寝相が悪く、寝言も多かったのでそれを装いながら日本語で‘姉に近寄るな‘‘体に触れるな‘など言ってみた。以外に多国人は簡単な日本語を知っていることが多い(変態、ばか、あほ、など)ので、わからないような言葉を選んだ。
奴はクスクス笑いながら何か寝言を言ってるんだと理解していた。
それでも奴は部屋から出ていかない。それどころか姉の服の下から手を入れて胸を触ろうとしていた。
10年以上も水泳をしていたこともあって筋肉は意外にあった私は、思いっきり姉に抱きつき、奴の手が胸のほうに来ないようにした。
クネクネ、グリグリと上へ来ようとする手に、大きな寝言を言いつつ力を込めて絶対に通してなるものかと必死に抱きつき続けた。
何かを察したのかどうかわからないが、奴はしばらくして諦めて部屋を出て行った。
姉と私は大いに喜んだ。
ただこの後からホームステイ先のママの態度が明らかに冷たくなった。韓国語で何かを私達に言ってたり、視線が冷たかったり、初めにあった時とはまるで違かった。
多分奴があることないことを韓国語で告げ口したのだろう。
それらが酷くなっていったので、私たちは家を出て行った。




