プール
私は保育園のころから水泳を習っていた。
姉や兄が先の習っていて羨ましくて習いだしたそうだ。
はじめは泳ぎを教わる。コースが分かれていてキック(ビート版を使用して)コースやクロールコースなどに分かれていて、コースが上がる度に新しい泳ぎを教わっていた。
私は4人兄弟の三番目で‘田中兄弟‘として水泳のコーチたちに知られていた。
泳ぎを覚えていくと自然に競泳コースに進級していった。
体格や年齢で泳ぎの速さに差が出る。なので自然に姉たちは私より早かった。ただ、私は水泳が得意だったようで上のクラスに入れられて、合宿をしたのをおぼろげに覚えている。
周りはお兄さんお姉さんばかり、家族のいない場所に初めてのお泊り、コーチだけは前から知っている優しく面白いコーチだったが、甘えん坊の寂しがり屋の泣き虫だった私はコースの飛込み台にしがみつき大泣きをしていた。
そこは夜の外プールで合宿最中でそのプールの近くの(私から見ると正面上)建物の窓から笑いながら手を振っているのを恨めし気に覚えている。小学校低学年かそれより下だったため、悲しい思い出として覚えている場面だ。
進級コースは泳ぎが遅い順から始まり、泳ぎが早いと遅い時間からのスタートだ。
だからか兄弟がいる私と同じコースの子達は兄弟と一緒に帰るまでの時間を、私と一緒に遊んでいた。もちろんこの時みんな小学生低学年くらいなので親達も一緒に帰ることになり、家族ぐるみで仲が良かった。
だから私はいつも一緒にいる友達のことを心から信用していた。嫌なことや家での出来事を話していた。
私‘誰にも言わないでね。ママたちまたけんかしてたの。。かなしい‘
友達‘誰にも言わないよ。どんなけんかだったの?どんなことがあった‘
誰にも言わないという友達の言葉を信用して話していた私はこれが嘘であったことを後で知る。
友達がその親に話す。友達の親はプール待ち時間で親同士よく話していたため、私の母が知る。私拳骨を食らい怒られる。
この時、いくら仲が良くても人を信用してはいけないことを知る。




