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こういった状況って熱くならないか?

「はあ、はあ、はあ」

「はあ、はあ、はあ」

私は体力切れでぶったおれて羅刹はどうやら腕の感覚がなくなっていたようだ。

「どうするこれ?私動けないんだが」

「まあ急ぎの用事もないことですしこのまま休憩してましょうか」

「それもそうだな。休憩中に魔物でもきたりしないといいが」

その瞬間に羅刹がこっちを睨んできたぞ。

「冗談みたいなもんだよ。そんな都合よくきたりしないでしょ」

そしてさらにフラグを立ててみると本当に来てしまったようだ。

私たちは即座に反応したがいかんせん体力切れだ。

羅刹は立ち上がれたが私はあえて立たなかった。

「まったく、まあこれはこれでなかなかない状況なので面白いですがね」

どうやら案外乗り気のようだ。

ブチギレてなくてよかったぜ。

相手の数は十体程だ。

今の私たちにはちょうどいいだろう。

羅刹はどこまで気づいているのか知らないが私にシールドを張らずに一番近い相手を魔法で瞬時に殺した。

そしてその瞬間に次の魔法を展開しようとしたが相手からの遠距離攻撃によって妨害されてしまった。

「貴方も寝てないで戦ってください。敵地に蹴っ飛ばしますよ?」

いくら私といえどもそれは流石にまずいな。

まあ相棒からのご要望とあらばいくとしようぜ!

「わかった。…近接は俺に任せろ。羅刹は暇なら遠距離のやつでも殺しといてくれ」

俺は微量の魔力を弾丸のようにして三箇所から同時に発砲した。

そして発砲先に魔力で少々細工をした極小のシールドを配備して反射させて続けざまにもう三体。

残りの2枚は羅刹が仕留めて終了だ。

「動けるなら最初からやってくださいよ。そのカラクリについて説明してもらってもいいですか?」

どうやら半分ぐらいは見抜かれていたらしい。

「ああ、この裏のような存在の俺が出てくる時に身体能力に差が出てくるのはわかるだろう?それと同時に体力量も変わってくるんだよ。でも流石に大幅な回復は見込めないんだけどな。要はその交代した際に発生した体力で今のは動いたというわけだ。そしてこれを最初からやらなかった理由はシンプルにちょっとの間あっちに戻れないからだ。今戻ったりでもしたら身体が過労で死んじまうからな」

「いやそれぐらいは見ればわかるんですよ。そっちじゃなくて魔力の弾丸みたいなやつと反射の方ですよ」

おや俺としたことが間違えてしまったらしい。

「これはすまなかったな。いや俺は魔力そのものを使用した攻撃は前々からやっている気分だったんだがまあいい。前に雪梛が使っていただろ?魔力を展開して周囲の状況を把握し続けるやつ。要はあれの基本形だ。魔力に波長を乗せずに視認不可の状態で放出するものだよ。硬度に関しては魔力の密度によって自由に弄れるからな。だから俺の撃った魔力は魔物を貫通できるほどの威力を発揮できたというわけだ。でもまあこれも欠点はある。属性が乗らないから対エネルギーによる相殺ができないところだな。だから相手に使われたら同等以上の返しをしないといけない。あとはシンプルに制御が難しいところだな。でもこれを極めれば更なる高みに行けると思わないか?あとはシールドに細工をした魔力を張って反射をしたって感じだな」

「なるほど、属性を乗せずに発射は今までしたことがなかったですね。今度私も練習してみるとしますか」

なんか羅刹だったらすぐに習得できそうな気がするんだがな。

そんなこんなで本日は帰って終了だ。

俺と羅刹は亜空間をくぐって帰宅したぜ。

どうも、毎度の雪梛だよ。

今回もいつも通り描写しようかと思っていたらなぜか防がれたからここで私の相棒の紹介でも挟ませてもらうね。

美雪とかいう偽名で登場してきたてんちょうを一緒に殺した香澄のことだね。

香澄は雪梛の世界出身の少女でもともとは銃使いだったんだけどハイレベルな戦い過ぎて刀をメインにしているよ。

強さは本気を出した時の雪梛と同等でその雪梛はどのレベルなのかというと全世界で互角レベルがごくわずかしかいなレベルらしいね。

まあそれはいったんおいておこうか。

とはいってもあまり多くは語れないんだよね。

語ろうとするといろいろなモードの詳細まで書かないといけないからね。

まあ今度またこっちの世界に来た時に詳細な描写はしようかな。

というわけで紹介はここまでだよ。

翌日へどうぞ。

こんにちは雪梛です。

だいぶ更新が開いてしまいましたがまた少し空きます。

学校が始まらないとなかなか書けないという謎状況なものでして…

それと今回短くてすみませんでした。

きりがよかったのでここで切れねばとおもってしまったのです。

でもきっと次回はこれよりは多くなるかと思います。

ではまた次回お会いしましょう。

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