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さよならはクリスマスの0時で  作者: さとりの足
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~第五話 死~

2本投稿えらくね?

「ぐぅぅぅぅぅ」

そんな音が俺と美夏の二人だけの空間に鳴り響いた。音が鳴った方向を向くとトマトみたいなレベルで赤面している美夏がいた。俺は苦笑いしつつ

「お腹空いたね。ちょっとカフェとかにでも行こうか。」

と言った。美夏は無言で頭をこくりとふった。そして俺たちは少し歩いたところにあるカフェにむかった。


「俺はブラックとパンケーキでお願い」

「私は…ホットのカフェオレとサンドイッチと…イチゴパフェで」

狭いカフェで俺たちはそう注文した。

「はいはい…いつものね…」

カフェのオーナーの日暮(ひぐらし)さんがそう呟いた。日暮さんは俺が9才のときからの仲だ。なぜ来たのかはもう覚えていないがいつのまにかこの店の常連となっていた。そしていつも俺たちはここにくるたびにこのメニューを頼んでいるのだ。

「…美夏さん…どうしたんだい?顔赤いけど」

日暮さんは相変わらず美夏違いにすぐに気づいた。

「な…なんでもないです!」

美夏はもっと赤面しておもいっきり否定した。

俺はそんな美夏に助け船をだすために話を変えることにした。

「そういえば日暮さん、真樹(まき)の調子はどうですか?」

真樹というのは日暮さんの娘で俺と同年代の子だ。

「真樹はね…この前…死んじゃったんだよね」

「「…え?」」

驚いた。まさか真樹が死んでしまっていたとは。俺も美夏も最近色々あったせいで知るよしもなかった。

「ほんと…四日前から死ぬまではめちゃくちゃ元気になってたのに突然…」

「ほんと…ですか…」

そう話していると突然ドアが勢いよく開いた。そして

「黒石溯!死ね!」

おなかすいた

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